11/15 やめ時じゃん。これ。
たまにパンケーキを食べます。
こんにちわ海を売る男のぎんです。
ある決意をした時の日記です。
もーやめたろね。もうね。
ほんと参っちゃうよ。毎回毎回。
アルバイトよ。アルバイト。僕はここ2年くらい同じ警備のアルバイトずーーっとしてんの。
夜勤やったり日勤やったり。何も変わらない日常ですよ。本当に。
僕はここ最近今やってるアルバイトを辞めようかずっと悩んでいるのです。毎日色んなところに行ったりするのも、立ちっぱで俺何やってんだろって考えてしまう時間もいい加減うんざりしてきています。アルバイトすること自体はしょうがないと割り切っているけど今やってる警備の仕事をする意味はないんじゃないかと思うのです。
しかしまぁそれでもですよ。お金を稼がにゃいかん世の中ですから。今日も今日とて僕は警備をしにとある東京の街に行かなければいけませんでした。しょうがなくですね。
全く、海を売る男ぎんに守られてる街はなんと贅沢なんだろうか。とか考えながら、棒を横に振ったり車止めたりしていると、歩道を通る小さな子供が僕の方を見て大きな声でバイバーイと手を振るじゃあありませんか。
たまにあるんです。こんな癒しの時間も。このバイトをしていて唯一と言ってもいいくらいのメリットだと思います。お子様に手を振られるってことはね。
僕は純粋な子供の気持ちを折りたくないので、バイバーイと言って手を振りました。
するとそれと同時くらいのタイミングで、反対側の歩道から小さい子のバイバーイという声が聞こえました。
どうやら最初のバイバイは僕に言っていたのではなく、反対側のお子様に言っていたようです。
ああ、もうやめる!絶対やめる!
赤面しながら唇を噛み締め、僕は今のバイトを辞める決意を固めました。