8/1 こんなはずじゃなかった。
こんばんわ海を売る男のぎんです。
さて、8/1。大事件です。
M-1グランプリ一回戦見事に落ちてしまった。
何がいけなかったのか、何が正しかったのか、己で考えてもよくわからんのです。
とりあえず振り返ってみる。
僕はM1を迎えるにあたって前日から、いや、本当はもっと前々から気持ちを高めていました。それはもうメラメラのゴウゴウです。
炎のように燃え上がる僕の心は誰にも止められません。やっておしまいよ!ぎん。
意外にも心配症な相方を心配するくらいの余裕はあった。僕の方はのほほんといつも通りのネタをするのみさね。。
意気込んで迎えた当日。
僕はガッチガチに緊張していた。
それはもう心臓の音が会場の外にまで響き渡っているんじゃないかってくらい。
僕を震源地として大地が揺れるくらいに手足は震え、鏡の前には顔面蒼白の自分が立っていた。そして何より眉毛と眉毛の間に大きなニキビがあったのだ。日々の不摂生とストレスが具現化した僕のニキビがこれから起こる事件の警告を告げているように赤くなっていた。
迎えた本番。僕たちはネタをやり切った。
少し噛んでしまったりしたけどお客さんには伝わっているような空気感。意外にも会場はあったかかった気がする。。
うん、きっと大丈夫。少し不安はあったけどなんとなく。でも、すぐ結果見たくないな。映画でも観よう。
そう思ってジブリを観に行った。今話題だし、時間もちょうどいい。気分が良かったら新宿でやってる事務所ライブにでも顔出そう。それくらいの自信はあった。。あったのだ。
ジブリは思ったより長かった。ポップコーンは最初の30分でなくなった。隣の人が1人できてる人だったから気を遣いながらゆっくり食べたつもりだったけどすぐなくなった。
映画が終わって時刻は20時前。
まぁそろそろ結果も出てるかな。Twitterとかラインの通知はオフにしていたし、映画を見てたのでケータイの電源を付け直した。
Twitterを開いたがまだちょっと知りたくない。とりあえず流し見してみよう。
そう思ってワンスクロールした時、神戸(相方)のツイートが目に入った。
だめだこりゃ
一瞬で脳が停止した。考えるのを放棄した
どうゆうことなんだろう。
だめだこりゃ。こりゃってなんだろう。
僕の停止した脳みそは動かないままだったけど、脊髄反射が僕の指先を動かし、勝手にこりゃの意味を検索した。
ーこりゃ。
①目下の者に呼びかける時に発する語。おい。これ。②不意の出来事に驚いたときに発する語。
うーんどっちの意味だろうか。
あーあーあーあー
頭ではわかってる。②のほうだな。
だめだったんだろうな。でももしかしたら。
間違いであって欲しい。やっぱりそうか。今日は雲が多いな。風も強い。やばい泣きそう。帰らないと。
いろんな考えが脳内を巡った。
気づいたら相方に電話していた。
誰かと話さないと。
神戸はすぐに出てくれた。おんなじ気持ちだったと言う。。
あれがあーなってればとか。あの時こうだったとか、そんなん言っても意味ないしいつも通りのテンションで話した。
とりあえず2000円(エントリー費)無駄になったなぁとか。早いなぁとか。
おとぎばなしさん受かってるなぁとか。
そんな話を少しして電話を終えた。
きっとなにかが違ったんだろうな。
まだ出るには早いんかな。
修正しなきゃ。
M-1には再エントリーというシステムがある。すがれるもんはすがろうと思う。
再エントリーの連絡を事務所のマネージャーさんにすると同時に僕は深い眠りについた。
そんな一日