愛犬の《正しく食べる》こと
私が提唱する3軸の食習慣《腸の健康・旬の栄養・食材30品目》は愛犬にとって理想であり、私たちヒトにとっても健全な食生活。とはいえ3軸にならって“正しく食べる!”こと、これがなかなか難しいのです。まず毎日の食事を3軸に沿って続けられるかどうか、大変な手間とコストが想像できます。また私たちヒトは好き嫌いや食習慣を優先し、よほどの自覚症状なりそれによって強く矯正されない限り食生活の改善を受け入れません(飢えていれば別ですが)。一方で犬猫を含めたそれ以外の動物は、食べるこそが“生きる”につながると本能で知っています。それに気が付いた私は、犬にこそ理想的な“正しく食べる!”は向いていると考えました。理想の3軸を簡単に続けられる愛犬の自然食…これが起業時に掲げた「ドットわん」のブランドミッションです。好き嫌いや食習慣といった自由な選択肢がある人間と比べて、飼い犬は与えられた食事だけで生活することが苦ではありません。多少わがままな子も、空腹には抵抗しないので飼い主は助かります(笑)。愛犬の《腸の健康・旬の栄養・食材30品目》を残さず平らげる姿を模範にすれば子どもたちは好き嫌いをしなくなり、大人は食べることの意味に気づく。イヌが“正しく食べる”ことで家族にいい食生活の連鎖が起きることも期待できるのです。
「愛犬の口に入るものを間違わない!」ために
毎日愛犬の食事を用意するのは大変なコト。そんな飼い主に代わって安心・手軽に正しい食事を届けることが私たちの仕事です。ただ安心のためとはいえ、全国の生産者から直接仕入れをするサプライチェーン(調達・生産・物流)の運用は容易くありません。そんな生産者との信頼と利害の関係を結ぶために、私たちは《食べモノへの敬意》と《食材すべてに価値づけ》という2つの誓いを立て実行しています。特に《食べモノへの敬意》を常日頃から習慣にする手段が、世界に共通する食(調理)文化を全社で理解する“バーベキュー/B.B.Q”による教育です。BBQが世界に広まったの大航海時代。南国の島々のおもてなし料理、バナナの葉で包んだ豚の丸焼きが起源と聞きます。その見事な焼き加減に感心した船人たちが自国に伝え広まったことで各国独自の進化を遂げたのです。今では世界各国の食文化として定着し、共通言語となっているのだとか。このエピソードを知った私は、B.B.Qこそが食べるプロ集団として極めるべき食文化だと閃いたのです。
そして“B.B.Qカンパニー”を宣言しました
ピュアボックスは「犬の“食べる”に日本一こだわる!」会社です。お客様は全国すべての犬。飼い主さんへの約束は《健康で長生きを食で実現する》こと。これらを担う私たちは食べるプロ集団だと自負しています。
そこで世界に通用する食文化である《B.B.Qカンパニー》を宣言し、食への執着を鮮明にしたのです。1年に数回は全社で行うB.B.Q。年末には伝統継承のために創業来続けている餅つきと共に。
そんな《B.B.Qカンパニー》には【趣意】と【宣言】があります。
【趣意】わが社の社会貢献はペットフード市場を主舞台とし、高品質な食材を大切な家族(ヒトとペット)に届ける持続可能な《食の連携体》を作ることです。電力や燃料を使う冷蔵・冷凍庫などの保存設備だけに頼らず、風力乾燥・燻製・フリーズドライという古来より確立された乾燥加工技術やレトルト・真空といった保存技術によって食品の常温備蓄・簡便性・分配能力を高める活動です。食プロ集団として全国の仕入れネットワーク・価値を再発掘する機能を高め、支援者・LC/ファンを増やしながら次代に食べものを残すビジネスモデルを継承します。
【宣言】私たちは天然食材を摂り入れた食生活、すなわち“正しく食べる”ことを推進します。そのために食材を深く知り、最もシンプルな世界共通の調理文化である“BBQ”に精通します。
食料はエネルギーと共に私たちが後世に引き継いでいかなければならない限りある地球の資源。私たちの取り組み①犬の食生活を健康にする・②生産者の経済を支える・③未利用食材を無くすはまだまだ小さな影響力ですが、見える形で確実に成果を出しています。ともに事業使命を追求するスタッフと賛同者による多角的協業、SDGsを動かす“社会の歯車”の一員でい続けることを誇りに。
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