働かざるモノ食うべからず
イヌはよく働き、よく食べます。
職種は多岐にわたり、補助(盲導・聴導・介助)犬は街中で、災害救助犬・警察犬の活躍はニュース番組やドラマに登場、海外なら牧羊犬・狩猟犬などが一般的です。心を穏やかにするセラピー犬や空港などで活躍する保安犬も“犬の就職先”としてはメジャー。どのイヌも脚力・嗅覚・従順さといった特殊能力でヒトの役に立ち、社会を支えています。そして家族として共同生活するイヌの仕事は、家庭を円満に保つ潤滑油的な役割。毎日同じ時間に「お外へ行こう!」と飼い主を誘い出し、適度な運動(散歩)をさせる優秀なトレーナーといったところでしょうか。
やっぱり!イヌはよく働くので、よく食べるのです。
とはいえイヌが働くことを苦役と感じさせないので、イメージはあまりないですよね。愛犬の“食べる”を生業にする私たちは、「働いてるんだから、いっぱいご褒美もらってね!」という気持ちで商品を出荷しています(笑)。
子どもの味方“スクールドッグ”という仕事
世の中にはイヌが好きな人とイヌが嫌いか苦手な人、関心がない人の3種類がいます。好きな人はイヌに助けられた経験があり、苦手な人は幼い頃に追いかけられたのかもしれません。日本はイヌとの共生社会として仕組みや認識が不十分で、まだまだ後進国。イヌにしかできない役割を理解してもらうために、もっともっと人間社会の抱える難題に取り組む姿を世に知らしめる必要があります。そんな中で注目されるスクールドッグは、孤独を感じる子どもたちの居場所づくりに有望な取り組みとして注目しているのです。
そこで応援したいヒトがいます。勤めていた私立中学の教員を退職し、スクールドッグの啓蒙・普及を生業とする決心をした青木潤一さん。ご自身の経験と実績を踏まえ、イヌによる情操教育を事業としてスタートしたばかりです。今後ドットわんnoteで青木さんとご家族の奮闘記をご紹介します。
日本に住む全ての人がイヌを好きである必要はありません。苦手でもいいじゃないですか。関心が低くても仕方ないでしょう。でも多くの人がイヌに救われていることは、疑いようのない事実です。
働くイヌの存在を、好き嫌いではなくもっと世の人々に知ってもらいたい。ドットわんがイヌのために食事品質を追求するのは、「働くイヌは、よく食べる!」を支えたいから(笑)。
彼らは愛嬌だけではなく、社会の潤滑油として立派に勤めているのです。
青木さん奮闘記「犬のチカラ!」
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