ウラジオストクに行く人はコレくらいは準備しておいた方が楽しいよって話。
2020年1月にウラジオストクに行ってきました。
ANAもJALも相次いで就航を決めるウラジオストク、めちゃくちゃ楽しかったのですが、冬のウラジオストクの場合、流石にちょっとは準備して行った方が楽しめるので、最低限度の準備をお伝えします。
ウラジオストクの平均気温
上のグラフはウラジオストクの平均気温ですが、今回は1月に注目してください。
最高気温はマイナス7度、最低気温はマイナス15度です。
ノープランで行っちゃった自分アピールをしたいなら別に構いませんが、普通に楽しみたいなら、ちょっとだけ準備した方が良い気温です。
ちなみに、ちょっと準備をしていけばマイナス15度程度は(ちょっと寒いけど)どうとでもなります。
北海道出身の知人に聞いたところ「マイナス20度越えるとヤバイけど15程度ならどうとでもなる」とのコトでした。
これだけ買っておけば間違いない(インナー編)
正直ですね、インナーが一番重要です。
で、インナーと言えばユニクロのヒートテックですが、これはアウトです。
理由は単純に「速乾性」です。
ヒートテックは速乾性がありません。むしろ、汗を吸収しやすい素材です。
それがウラジオストクのような寒冷地で観光ということを考えると、汗吸っているとすぐ冷えちゃうから厳しいんですよ。
じゃあ、どうするかっていうとモンベルですよ、モンベルのスーパーメリのウール。
実際にヒートテックとメリノウール、両方持ってって試してみましたけど、ヒートテックだと徒歩での散策とか屋内屋外を何度も出入りしてると、だんだん寒くなってくるって感じでした。
あと、ウエストウォーマー(要するに腹巻)もオススメです。
ただ、僕はウエストウォーマーは持っていきませんでした。
寒がりの人は一応持って行ったら安心だよ、という感じです。
これだけ買っておけば間違いない(シューズ編)
さて、インナーが一番重要と言いましたがシューズも気をつけてください。
と言っても大したことではないんですが、とりあえずスニーカーはNGです。
ちょっと想像して欲しいんですが、冬でも「ちょっとコンビニに」くらいならサンダルで行っちゃったりするじゃないですか。
スニーカーで行くってのは、そのサンダルと同じレベルだと思ってください。
じゃあ、どんなのが良いかというと、
こんな感じのです。
判断基準としては、グリップ性(道が凍結してたりします)、くるぶしより上、底がそこそこ厚いの3つ。
靴に限らずですが、素肌を極力出さないということと熱が逃げないことを意識すると良いと思います。
あ、それと紐結ばなくて良いやつが良いですよ。手袋してると思うので。
これだけ買っておけば間違いない(アウター編)
ダウンのロングコートでも買っておけば良いと思います。
僕はこんな感じのを着ていきました。
今回用に買ったものじゃないですが、古着屋で3,500円程度。
これだけ買っておけば間違いない(小物編)
この辺も持ってって良かった、と思ったシリーズです。
ネックウォーマー。
脱着簡単だし、意外と風を防げるんです。
ちなみに、ニット帽とかもあると良いと思いますが、僕はコートのフードを被ってました。
結構現地の人もフード派が多かった印象です。荷物増えるの嫌ですもんね。
手袋。普通に日本でも使えるやつです。これもモンベル。
つけたままでもスマホをいじれるってのが最重要です。
ただ、ポケットに手を突っ込んでいれば無しでも大丈夫っちゃ大丈夫。
※パシャパシャ写真撮りまくったり、地図を凝視しまくりたい人は必須。
こんなのもあると良いよってアイテム
ここからは、ウラジオストクに限らずのものもありますが、こんなのもあると良いよってアイテムを紹介します。
海外に行くといつも思うんですが、日本のポケットティッシュって最高ですよね。水に流せるタイプだとトイレでも使える(ところもある)ので便利です。
アメニティ、日本ほどしっかりしてないので歯ブラシくらいは持っていった方が良いです。
一応、スーパーとかで売ってますけど。
日本でもそうなんですけどカミソリは持参派です。
アメニティのカミソリってほら、クソじゃないですか。
これはインストールしていこうっていうアプリ
時代はスマホ。事前に入れた方が良いよってアプリを3つ紹介。
まずはご存知Googleマップです。
入れてない人の方が少ないですね。
ウラジオストク周りを事前にダウンロードしてオフラインでも見れるようにしておいても良いかもです。
町を歩いて散策するときはこれさえあれば大丈夫。
次はYandex.Taxi。
これはタクシー配車アプリです。
普通に町でタクシー捕まえると交渉が必要だったり、目的地の説明が面倒なので、絶対これ使った方が良いです。
ウラジオストク空港に到着後も実はタクシーカウンターで頼むよりも、これ使って呼んだ方が安いです。
最後にYandex.Maps
Googleマップあればいらなくね?と思うと思うんですが、バスとか公共交通機関使うときにはあった方が良いです。
というのも、Googleマップの乗り換え案内、実はあんまり当てにならなかったんです、ウラジオストクでは。
-10度くらいの中、来ないバスを30分待ちたくなかったら入れてください。
シベリア航空の便を使うなら気をつけること
JALとかANAのウラジオストク便が就航したら気にしなくても良いかもしれませんが、S7航空(シベリア航空)の場合は注意が1つ。
荷物預け入れは有料です。
僕は予約時にオプションの存在すら気付かず、成田空港でその事実に気付きました。
そして、手荷物持ち込みはエコノミーだと10kgが1つまで。
液体持ち込み出来ないし、お土産考えると足りない人もいると思うので気をつけてください。
ちなみに、10kgを1つまでということですが、普通に2つ持ち込めました。
さらにオンラインチェックインをすると重量のチェックすらありません。
これで良いのか…と思わなくもないですが、そんな感じです、シベリア航空。
その他
現金はどれくらい持っていく?
よくわからなかったので、一応成田空港で5,000円だけルーブル にして持って行ったんですが、結果的にコレは不要でした。
夜到着便だと両替所は閉じていたのですが、ATMはフル稼働していたのでキャッシングが使えます。
レートや手数料を考えても、キャッシングが無難な選択肢だと思います。
なお、VISAカードとマスターカードが使えました(僕は楽天カードです)
SIMはどうする?
空港でsimカード買うのが一番です。
アクティベーションも1分くらいで終わりました。
こんな感じで大きく「4G LTE」って書いてあるカウンターがあるので、そこで「sim please」って言えばだいたいOKです。
ウラジオストク空港の地下食堂って本当にいけるの?
こんな感じの記事を見つけて「お、行ってみよう」って思ったのですが、残念ながら今は行けなくなっているようです。
こんな感じで看板も撤去されていました(トイレの上の白いスペース)
バスの乗り方は?
路線バスは2020年1月現在で28ルーブル 均一です。
基本的に後ろのドアから乗って前のドアから降ります。
お金は降りるときに運転手に渡します(手渡しでは無く、運転席の横にお金を置く台があるので、そこに置きます。手渡ししようとしても、ここだよ、と教えてくれるので大丈夫)
お金なんですがバスでは紙幣を渡すと嫌がられるので小銭を持って行った方が良いです。
最後に
長々と書きましたが、ここに書いた準備にかかる時間なんて2時間もあれば十分です。
そこそこ準備しておけば寒さもそんなに怖くないので、ウラジオストクを楽しみたいなら、最低限の準備をしていくのがオススメです。
ウラジオストクは食べ物もお酒も美味しいし、景色も良いし、冬に行けば海の上を歩くこととかも出来て楽しいです。
今後、確実に人気が上がると思います。
是非、みなさん、素晴らしきウラジオストク旅行を!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?