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Doto Eden  ジュリジュリとジュルジュル

シマエナガ

 昨今人気のシマエナガ。元々道内で普通に見られる野鳥だけど、
モフモフまん丸真白Verは厳寒期に限られる。
めんこいシマエナガを見たければ、1~2月に道内でチャレンジする必要がある。

樹液氷柱は大好物

 ジュリジュリ鳴きながらカラ類と混群をなし、飛んできては樹液をジュルジュルと舐める。
樹液であるから、ベトベトだ。
嘴回りから樹木のいろんな物が付着する。

 だから真白な姿を見たければ、陽が昇ってからシマエナガが満腹になる前に
見てしまわなければならない。
 まっさらな自然よりは、整備された都市公園のほうが探しやすい。
ある程度開けた空間が、探すにあたって好都合なのだ。
 そして、樹液がドクドク垂れている木を見つけたら、待つがいい。
シマエナガに限らずカラ類も、美味い樹液には必ず戻ってくる。
少なくとも、私のフィールドではそうだった。

 5年程前から、フィールドでカメラを持っているとスマホを持った女性達に
「シマエナガ居るんですかぁ」
とよく声を掛けられた。
「2時間も待っていれば、5〜6回見られるかもね、運が良ければ」
と返答する。
樹液よりキツイ香水の匂いを漂わせて、野生がやって来るのか?
腹の中で舌打ちするのである。

 最短3メートル位で撮影出来たMF(マイフィールド)。
至近距離で撮れるのは良いが、レンズは単の500mmしかないので、ちいっともジッとしていないこいつを撮るのはそれなりに疲れる。
此奴の加速装置は009並みなのである。

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