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Doto Eden 梟のウロ25

エゾフクロウ

 このウロを訪れるのは5年ぶり。
道東時代にはフクロウルートの最後として年二、三回は訪れていた。
 フクが在宅の確率は3割ほどなのだが、
しかし、今回は居てくれた。


 この森とも林とも言えない雑木林の片隅に、唯一ウロを持つ大木がある。
かなり立派なウロだけど、それでもシマフクロウが入るにはギリギリだろう。

平成14年の台風もどきから、数度の巨大低気圧の来襲で、立派なウロを持つ大木は(老木とも言う)かなりの数が倒れてしまった。
シマフクロウ やエゾフクロはウロが無ければ営巣出来ない。
 私が通うフクロウルートでも、ウロの上部分が倒された樹がある。
すっかりオープンハウスである。

 個体数回復の兆しが見えてきたシマフクロウ は、かなりの数の人口巣にたよっている。


 ちょっと分かりずらいが、
知床世界遺産センターにあるシマフクロウ に必要なウロの模型だ。
もう、相当デカいのだ。
しかもシマは1つがい1河川が必要と、エゾフクロより生存環境は厳しい。


ここのウロの欠点は、次の年にフクが居たとして、結局同じ画になってしまう事だ。
 画角が非常に限られるのだ。

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