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アメリカの【鉄鋼】輸入状況

2022年のアメリカの鉄鋼輸入数量は(HSコード:72)、36,857千トン、2023年は、34,079千トン、2024年(11月まで)は、32,970千トン。

2022年~2024年(11月末まで)、アメリカの鉄鋼輸入量(千トン)

2024年(11月末まで)の種類別内訳では、HSコード7201(銑鉄及びスピーゲル(なまこ形、ブロックその他の一次形状のものに限る)が34,367千トン(13%)で一番多く、次いで7204(鉄鋼のくず及び鉄鋼の再溶解用のインゴット)の4,364千トンとなっている。
*各HSコードの分類詳細は、税関ウェブサイト(https://www.customs.go.jp/yusyutu/2025_01_01/data/j_72.htm)参照のこと。

2024年(11月末まで)におけるアメリカの鉄鋼輸入量HSコード毎内訳(千トン)
2024年(11月末まで)におけるアメリカの鉄鋼輸入量HSコード毎内訳(千トン)

HSコード7201(銑鉄及びスピーゲル【なまこ形、ブロックその他の一次形状のものに限る】)はブラジルからが圧倒的に多い。

2024年(11月末まで)におけるHSコード7201(銑鉄及びスピーゲル【なまこ形、ブロックその他の一次形状のものに限る】)のアメリカ輸入量(千トン)

HSコード7204(鉄鋼のくず及び鉄鋼の再溶解用のインゴット)はカナダからが圧倒的に多い。

2024年(11月末まで)におけるHSコード7204(鉄鋼のくず及び鉄鋼の再溶解用のインゴット)のアメリカ輸入量(千トン)

【注記】
データの引用元は、ITC (U.S. International Trade Commission)。
輸出額は、ITC データベースの輸出合計 (Exports: Total)。
輸入額は、後日、関税率などを算定すること等もあり、一般輸入額 (Imports: General)ではなく、消費用輸入額 (Imports: Consumption)の関税評価額(Customs Value)を引用している。