アメリカの【半導体製造装置】輸入状況
2024年（11月まで）の米国の半導体製造装置（HSコード：8486）の輸入額は、12,117百万ドルで、日本からの輸入が3,500百万ドル（29％）と他国を圧倒している。次にシンガポールからの1,903百万ドル（16％）、オランダからの1,166百万ドル（10％）と続いている。
過去10年の日本からの輸入推移では、2022年が最大で4,679百万ドルで、2024年は11月末時点で、3,500百万ドルと既に2023年を上回っている。
ちなみに半導体製造装置の2023年における日本からの輸出額は、40,460億円で、米国向けは、中国、台湾、韓国に次いで4位となっている。
（データ出典：USITC、財務省貿易統計）
【注記】
データの引用元は、ITC (U.S. International Trade Commission)。
輸出額は、ITC データベースの輸出合計 (Exports: Total)。
輸入額は、後日、関税率などを算定すること等もあり、一般輸入額 (Imports: General)ではなく、消費用輸入額 (Imports: Consumption)の関税評価額(Customs Value)を引用している。