眼内コンタクトレンズ(ICL)受けてみたよ!メガネの人生さようなら!やってみたいけど迷っているあなたへ送る体験記
はじめに
レーシックとICLどっちがいいんだろう。視力が悪く、メガネやコンタクトをしている人は一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
私は先日、2021年1月30日にICLを受けてきました。「この体験を記事に残しておけば、もしかしたら誰かの役に立つかもしれない」そう考え、今回体験記としてnoteに書かせていただきました。
- ICL受けるまでにどんなことするの?
- いつかしてみたいけど実際どんなんなんだろう?
- 費用は?高いんじゃないの?
- レーシックと迷っていてどっちにしよう
こういったことで悩んでいる方、気になっている方々にとって参考になれば幸いです。
ちなみにレーシックとICLのどちらが良いのかということは書いていません。私は結果的にICLを選んだだけで、レーシックが悪いからというわけではないのでご了承ください。
なぜ目の矯正手術をしようと思ったのか
私は中学生の頃から視力が落ち始め、メガネとコンタクトの人生を10年以上送ってきました。なんだかんだ慣れてしまえば問題はないのですが、ジムに毎日行って運動したり、旅行が好きでいろんな場所に行ったりする中で、ここ数年次第に不便さを感じ始めました。
毎朝コンタクトつけるのが面倒ですし、つけたらそれはそれで毎晩コンタクトレンズ外して洗って保存液に浸けるのもだるいのです(2weekを利用していました)。また旅行の時に特に感じたのが「荷物にメガネ入れたかな、コンパクトな洗浄液入れたかな、コンタクトレンズの控えもちゃんと荷物に入れたかな.........あー!めんどくさい!!」ってことです。
「メガネでいいやん」って父は言ってきましたが、運動の時ズレて不便だし、顔の印象も変わっちゃうしで超不満でした。
ちなみに私の視力は両目とも0.01ほどでした。つまりコンタクト取ったり、メガネ外したら、もう何も見えません。全てがぼやける世界でした。
この不便さや不快さを人生から取り除きたい。その思いが積もり積もって手術を受けることを決断させました。
ちなみに自然災害が多い国に住んでいる(日本のことね)ので、何かあった時に真っ先に死ぬなとも思っていました。寝てる時に地震がきて、逃げようにもメガネが見当たらずウロウロ....そしてさようなら。もう考えるだけで怖いですよね。
この手術は私の命を救うことにもなるかもしれない!
そう考えたら手術費用なんて安く感じることができたのです。
そう、生きるためなのです!
(↑↑後付けですが超絶ポジティブに決断に繋がりました)
どうやってクリニックを選んだ?
1. ネット検索
ネットでまず調べました。都内住んでますので、まず「都内 レーシック」と検索をかけ、さまざまなクリニックが出てきました。まだこの段階ではどこが良いのかわかりませんでしたが、ひとまず候補として有名なところに問い合わせだけ先にしてしまいました。
2. 周りに聞く
その次にTwitterで呟いたりしました。
するとツイートを見ていてくれた知人が何人かメッセージをくれました。たまたまレーシックとICLをそれぞれ実際にした人がいたので、その人たちと連絡を取ってヒアリング開始です。「レーシック受けてみてどうだった?」「ICL受けてみてどうだった?」「いつ受けたの?」「きっかけは?」「どのくらい費用した?」etc....
やはり実体験者の生の声ほど参考になるものはありません。そして彼らが実際に受けたクリニックである「品川近視クリニック」と「新宿近視クリニック」がたまたま問い合わせたところでしたので、そのどちらかにしようとこの時点で決めました。これらのクリニックは紹介割みたいなものがあるので、安くなる可能性があることも選んだ利用の一つでした。
3. 問い合わせ
問い合わせをしたクリニックから確認連絡と事前検査についての案内がありました。知人の話からも「ひとまず適応検査だけ先に受けてみれば?」とのことでしたので、受けてみることに。新宿近視クリニックの適応検査の予定が先に合ったので行ってみることにしました。
4. 適応検査
詳細は次で述べますが、ここで一通りのICLやレーシックができるのかの検査を行いました。そして医師の診察を受け、見積もりをもらい、申し込みに関しての説明を受けました。
この検査が3時間くらい?かかって長かったので、もうこの時点で「もうここでいっか」とめんどくさくなってきてました。
5. 決定
適応検査を終えたものの、まだ決めきらない状況でした。しかし、たまたま会員向けに流れてきたキャンペーン価格の案内がほぼ決め手だったように思います。また新宿近視クリニックはSBCグループなのでポイントが貯まることも考えると「お得かな?」となり、それで新宿近視クリニックで受けることにしました。
適応検査とは?
レーシックやICLをするにあたり、事前に受ける検査のことです。特に当日までに何かしないといけないことはなく、ふらっと行った記憶があります。
検査項目はこんな感じでした↓↓
検査を受けた後に、医師の診察があります。そこで私の場合は「角膜の厚みの問題からレーシックはオススメしません」と診断をもらいました。どうやら角膜の厚みが綺麗に中央に盛り上がっている形をしていないことが原因だそうです。
この時点ではこの結果には半信半疑でした。まぁお医者さんがそう言っているんだから本当なのでしょうが、「別のクリニックで受けたら違う結果出るんちゃうかなぁ」と考えたりも。というのも知人も同じ診断をここでもらってICLをしたと言っていたので.....(←考えすぎかも)
ひとまず適応検査は無料ですので、気になってる人はやってみてもいいのではないでしょうか。
ちなみに検査のために瞳孔を開く薬(点眼)をするので、検査後外に出ると日光やライトがかなり眩しくなります。見えないわけではないですが、光がいつも以上に強く感じられるので帰宅道中は注意を。
ICL受けることにした決め手
さて、まだ先程の時点ではレーシックの可能性も捨てきれておらず、もう一つのクリニックでも適応検査を受けようかなと考えていました。しかし、結果的にICLを選んで理由としては、先程の適応検査結果に加えて2つほどあります。
1. 好奇心
これは単純に「レーシック受けました!」というより「ICL受けました!」という方が改めてネタとして面白いかなと考えた部分があります。「大事な目を手術するのに、面白いとか面白くないとか判断基準に入れるなよ!」と両親には怒られそうですが、まぁ人生一回きりなので経験としてどちらの方が楽しそうかなと考えました。レーシックは割と受けてる人多いですが、ICLの方は経験者少ないし、今後誰か受けたいと考えている人に体験談を語れるし、参考になるかなと考えた部分があります。
2. キャンペーン価格
ICLを受ける方向で考えていたものの「もうちょっと後でいいか」って思ってました。しかし以下のキャンペーンがメールで届いてビックリしました。
この割引率は紹介割以上で、「安くなったしもうやっちゃうか!」と勢いのまま申し込みをしました。(←まんまとマーケティングに引っかかった形になります)
結果的にこれらのことから、もう一方のクリニックで適応検査は受けずに、そのまま新宿近視クリニックでICLを受けることに決めました。
時系列で説明
申し込み
手術受けることを決めたら予約金を払います。ICLの場合は予約金が30万円でした。この支払いの際に手術日も決めます。12月末までのキャンペーンでしたので、ちょうど12月末に申し込みを行い、1月末の手術予約を入れました。
申し込み後~手術前
特にコンタクトやメガネが禁止ということもありません。普段通りの生活を送りました。特に手術前にしてはいけないことなどありません。食事や運動なども当日まで普段通りで大丈夫です。
手術4日前
この日から点眼を開始します。点眼薬は事前の適応検査の際にもらっていたものです。朝、昼、夕方、夜と1日4回点眼をします。「これしないと手術は受けれません」とカウンセラーの方に言われたので、もちろん真面目にやりました。
当日
この日はコンタクトをしてはいけないということで朝からメガネで過ごしました。15時半からの手術だったので、少し早めの15時にクリニックへ移動。
この日の流れとしてはこんな感じ↓↓
1. 事務手続きと残金支払い
2. 瞳孔を開くための目薬点眼
3. 麻酔点眼
4. ペンで眼球にマーキング
5. 手術
6. 休憩
7. 術後診察
全部終わってクリニックを出たのが、18時過ぎだったのでだいたい手術前後含め3時間ほどかったことになります。。
まず到着すると、待合室で瞳孔を開くための点眼を受けます。5分おきくらいで4回ほど看護師の方が対応してくださいました。また残りの手術費用J(98,000円)の支払いをしました。
その際に術後外に出るときにつけるメガネを受け取ります。カッコ悪いものを想像していたので、これを受け取った時は一安心。
意外とおしゃれ
瞳孔を開く点眼をすると、だんだんと近くのものが見えづらくなってきます。「老眼になるとこんな感じなのかなぁ」と不思議な感覚でした。
点眼が終わって待機していると、別の看護師に呼ばれ、手術室手前の待機スペースに移動となりました。スマホもロッカーに預けておいてくださいとのことで、この時点からスマホなども触れません。カーテンで仕切られており半個室状態の場所でした。
この待機スペースでも、2種類ほど4回ほどに分けて点眼を受けました。1つが抗菌、もう1つが麻酔でした。
ここでの点眼が終わると、医師の検査に入ります。ここで驚きだったのが、眼球表面にマジックで印を入れたことです。まさか目に直接マークを書くとは・・。麻酔してるから触られた感覚はあまりありませんが、ちょっとだけびっくりしたのを覚えています。
これが終わるといよいよ手術室へ移動です。看護師1名、お医者さん1名で手術を受けました。麻酔は目だけだったので、意識はバリバリあります。
穴が空いた手術シートを被せられ、手術室の天井を見ている状態ですね。流れとしては、片目ずつ「眼球の洗浄」→「点眼」→「手術」という形です。それぞれ15分ほどでした。
手術中は強い光を見続けるので、ぼやけてはいますが、メスの形などが見えたりしました。痛みは全然なかったのですが、目の洗浄時に眼球を触られるたり、レンズ挿入時に圧がかかっているなと感じたりはします。
手術が終わると違う小部屋に移動します。ここでは術後休憩と点眼をしました。ここで再度医師によるチェックが入ります。20分ほど休憩したら、一度待合室に移動し、再度医師による診察に呼ばれます。
特に問題なかったので、追加の目薬をもらって帰宅となりました。手術直後は、まだ近くのピントはうまく合わないですが、遠くは綺麗に見えてます!
帰り道はかなりぼやけていたことを覚えています。ハローグレアはあるし、ぼやけるし、でも帰宅することに問題はありませんでした。
もちろん先ほどもらったメガネを装着して帰宅です。
翌日
翌日検査のため再度クリニックへ。昨晩まであったハローグレアはかなり落ち着いたかなと思います。ただ外に出てみると太陽の光がかなり眩しく感じます。まだ瞳孔が開いてるのでしょうか。移動中日陰があれば好んで入ってました。ドラキュラになった気分。それにしても手術の次の日を休みの日にしておいて良かったです。
この日の検査は視力検査と診察だけです。30分ほどで終わりました。
視力検査では、両目とも1.5まで回復していました。こんなにすぐに見えるようになるもんなんですね。白目の部分に出血がありましたが、1週間ほどで消えるから大丈夫とのこと。確かに1週間後には無事になくなりました。
術後2日目
日中の眩しさもなくなり、かなり落ち着いてきました。めちゃくちゃ鮮明に見えます。夜にライトを見るとまだ少しハローグレアがあるかな?くらいです。
1週間後
1週間後検診のため午前中からクリニックへ。度数チェックから視力検査、そして医師による診察がありました。1時間もかからなかった気がします。この日も瞳孔を開く点眼をしたので、検査後外に出ると眩しくて仕方なかったです。まともに目を開けれないので、街中歩く際は注意を。この1週間後検診は夕方とかにすればよかったかもしれないです。
この日の視力検査では左目は翌日検診の時とあまり変わらず1.5、しかし右目が2.0くらいにまで回復してました!視力検査の一番下まで見えるってすごい。。。
今後
この後「1ヶ月後」「3ヶ月後」「6ヶ月後」「1年後」と、あと4回定期検診があります。なかなか多くて面倒だなとも感じますが、ちゃんと定期的に検診をしてくれるのは安心です。またその都度経過はツイートします!
その他
不安だったこと
当日までは特になかったのですが、朝起きてやはり少し最悪のケースなどを考えてしまいました。
- 失敗して失明するのではないか
- 手術中に地震が起きて、器具が目に刺さったらどうしよう
でもまぁそうなったらその時はそれまでです。これらは自分ではどうしようもない外部要因ですので、考えても無駄だなと割り切りました。
レンズの種類
説明書類ではいくつかのレンズが掲載されていました。しかし、手術前にカウンセラーに聞いたところ、新宿近視クリニックでは今は下の一種類しかないと説明を受けました。
ICLの手術でつらかったこと
- 眩しい光を見続けないといけない
- 目の洗浄がちょっとピリッとする
- 瞼閉じないように固定する器具装着が超違和感
- レンズ挿入時に圧がかかる
角膜切る時など含め痛みに関しては全くなかったです。ただ、緊張して首周りの筋肉疲れたかも。
支払い方法
現金で支払いました。クレジット払いもできますが、SBCポイントの還元率は現金の方が高いのでそうしました。あと楽天会員だったら楽天ポイントももらえます。私は結果的に楽天ポイント約2000円分、SBCポイント約24000円分をGETしました。ラッキー。
術後にできること・できないこと
基本的に術後1週間以内に制約事項が多かったです。翌日から結構見えてはいますが、安全のため以下の項目は守りましょう。
もらった目薬
手術4日前から点眼するのが、先ほども紹介した左端のやつです!右側2つは手術当日にもらいました。左2つは1日4回、右端は1日2回の点眼です。
ちなみに、飲み薬に関しては抗生物質と痛み止めをもらいましたが、痛み止めは全く飲まずに終わりました。
保障について
以下の項目に関しては無料だそうです。レンズが合わなかったりしても気兼ねなく相談できそうです。
紹介割について
今回私は結果的にキャンペーンを利用したので、紹介割は併用できませんでした。しかし、キャンペーンがいつでもあるわけではないと思いますので、タイミング的には紹介割を利用するのがベストなこともあると思います。
私が検討していた2院で比較すると品川近視クリニックの方が割引や謝礼料が高いと思います(*新宿近視クリニックの謝礼一覧サイトは見つからなかったですが2万円引きくらいだった気が・・。)
新宿近視クリニックだと謝礼が少ない一方で、SBCポイントなど溜まるので、結局はどちらでもいいかなと思います。ちなみにこれだけ謝礼や割引を出せるってことは・・・お察しください。まぁこれもビジネスですからね。
まぁひとまず、紹介割は絶対にお得なので、手術を考えてる方は周りでぜひ紹介者を見つけてください!もし見つからないという方いらっしゃいましたら、私の方から紹介させて頂きます。
ちなみにTwitterでレーシックやICLのこと呟くと知らない人からDMがかなり来ます。紹介割で小遣い稼ぎしてる人もいるみたいですね。
さいごに
レーシックやICLを考えている人にお伝えしたい大切なことは「経験者の声を聞き、それ以外の声をあえて聞かない」ことだと思います。やったことがない人は勝手な妄想を膨らませ、いろんな不安要素を煽ってきます。私の両親も、友人だってそうでした。確かに目の手術と聞くと不安を感じるのはわかります。しかしやったことがない人が何を語れるのでしょうか。不安を和らげようと相談したはずが結局逆に不安を増してしまうというマイナスな方向に進んでしまいますので注意しましょう。相談するなら「経験者」に!
あと費用に関してですが、割引があったとしても決して安くない金額です。(今回の私の総支払額は398,000円!)
しかしこれからの人生において、コンタクトやメガネをつけたり外したりする手間、旅行の際に気にしなければいけない煩わしさから解放されると考えると、とても良い投資だと思います!
ちなみに医療費控除対象なので確定申告はお忘れなく!
もし他に気になることなどあれば、気軽にDMください!答えれる範囲で回答させていただきますよ〜。
ここまで長々とお読み頂きありがとうございました!良かったなと思ったらぜひいいねとシェアのほどよろしくお願い致します!一人でも多くの方に、ICLの体験記として参考になればなぁと思います。
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