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firstia

トナリアさん
first ONE-MAN LIVE
firstia
2024.7.15@高円寺HIGH
に関する雑感にすら達さない程度の雑感です。
一週間もの間一体何をしてたんだというレベルの浅いメモ書きです。
すみません。

と、その前にウザい自分語りから始めなければなりません。
私は病気があって現場と言われるところに足を運ぶのが今のところ困難でありアイドルというものを好きになったのもまだ一年程度の人間だとお考えください。

トナリアさんを知った切っ掛けはルノンさんで、ルノンさんを知った切っ掛けは多分Twitterのおすすめに出てきて「この可愛い人は誰だろう」と思って調べたのが始まりでツイートは面白いし可愛いしでずっと気になってルノンさんはその時から今もずっと面白いし可愛い。
知った時はまだ音源が出てなかったのもあってルノンさんが気になるって感じだったのですが曲が発表されてグループのその魅力に忽ち虜になりました。本当にみんな声も顔も良いし曲も良い。
アイドル好き歴の浅い私としては立ち上がりから目撃したグループは今のところトナリアさんしかいなく、それもあってそのグループが初めてワンマンをやるということにはやはりとても並々ならぬ思い入れも強く「良かったね」感がありました。
でも、私は前述した通り身体のこともあり観るのを諦めていたのですが、この度はなんと有難いことに配信があるということで観ることが可能になりました。本当に有難い。

この一週間も観られるだけ観ていたのですが、やっぱり言語化が難しく結局のところ「良かった」、「本当に良かった」くらいしか書けないのが現状。

あ、声を大にして絶対に言っておきたいのは

新衣装、かわいい!

です。

それぞれの個性がありながら民族衣装的なトータリティもあるしスカートが生き物のようにひらひらと舞ってて本当に綺麗でした。

私が緊張しながら観ていたというのが大きいのかも知れないけど最初は、んー、どう言えばいいのか、ぎこちないも違うし硬いというほどでもないような気もするけど、緊張してるのかなという印象があったんだけど、三曲目(モノクロームが反芻する)あたりでギアが上がるというか歯車がカチッと合う感じがした。

アイドルをそれほど知らないから他もそうなのかも知れないけどトナリアさんは表情も込みで物語性があるのがとても好き。テーマパーク的な要素と言えばいいのか表情にも物語が反映されている。感情が表情に出るという以上に歌詞に物語と深みを付与してると思う。
笑顔が可愛いとか楽しそうとか良い顔をするねとかそういうのも勿論あるんだけどそういうライブを楽しんでるというだけではないものが振付と共にあるのが観ててとても心強いし楽しい理由で楽しいだけじゃない理由だと思う。

あとは歌割りの細かさ、パートが詞に対しても本当にそのメンバーが歌う必要と意味があるというのがライブで見ると殊更に伝わってくる。
地獄マラソンで例えると、
カセンさんが最初に「さあ、どこまでも行こう」ということの頼もしさ
ミソラさんが「キラキラした“芽”は腐り果てる」ということの儚さ
ユキネさんの「自分で選んだその“続き”を信じて」の美しさ
ルノンさんの頑張れに対する「しゃらくせぇなーーー」の格好良さ
とか、本当に、あー、この4人じゃなきゃ駄目なんだという、この4人だからこその説得力が生まれてて、それが振付や表情を伴うことでより一層の立体感を持って迫ってきて、本当に素晴らしい。

ルノンさんの「忘れないさ」がライブだとファルセットじゃないのも力強くて頼もしく、それこそ忘れないさと思った。
音源のファルセットも好きなんだけど、ファルセットだと地獄から飛び立つ印象なのに対して、ライブだと這い上がり蹴散らして突き抜けてく感じが強い。

全体的に見るとカセンさんとミソラさんの安定感の上でルノンさが自由に跳ねユキネさんが華麗に舞ってる印象があって、一個の生命で考えると、ミソラさんが骨、カセンさんが血、ルノンさんが肉、ユキネさんが皮膚(及び被服)なのかな。
※(「わたし、肉なんかーい」と思われたらあれなので補足しておくと表情筋とか表情を作り出してるって意味合いが大きいです。)

過剰な箇条書きになって長い割にみたいな文章になってきたので、とにかく今後が益々楽しみでしかないし、アルバムにも期待しかないし、この4人が紡ぐこの4人でしか成り立たない物語を、そしてこの4人の為に当て書きされた素晴らしい楽曲をずっとずっと追いかけていたいです。
例えそれが地獄マラソンだとしても。

それは、

きっと素敵な未来さ
グッドラック!