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DOTA2プレイヤーから見たDeadlock

DeadlockというValveが開発中のゲームがあり、招待を受けたらプレイすることができます。
そんなゲームについて一人のDOTA2プレイヤーから見たDeadlockの感想とか思ったこととか書いてます。感想ですのであっているかは分かりません。

なぜDOTA2プレイヤー視点からの文章を書くのか?

DeadlockはDOTA2を運営しているvalveが開発中のゲームであり、メイン開発者の中にはDOTA2のメイン開発者のIceFrogかかかわっている可能性が高いと言われています。数年前からIceFrogがDOTA2ではなくNeon Primeというコードネームのゲームを開発しており、それがDeadlockとして公開されたというわけです。
そのせいか結構DOTAに似たことがあるように思います。Denyやアイテムなど。
もちろんlolとかにも似ている部分があると思います。DOTA2と同じMOBAですし、DOTA2の移植前のDotA(いろんな表記があると思いますがDotAと書きます)のIceFrogより昔の開発者には、guinsooがいるからエッセンスはあるはずです。
※私はlolをやったことないのでちょっと調べただけです。

DOTA2プレイヤーがプレイしてみた率直な感想

私がシューターが苦手なのもありますが、難しい。
序盤のLH、Denyにシューティングのスキルが必要。
マップコントロールなどは通用しますが、それを実行するにはシューティングのスキルが必要なイメージです。
初級者はレーン戦の有利を生かしてシューターがそのまま勝ちに行けて、
中級者はMOBAの知識が必要になり、
上級者はシューターを極めている人がやっぱり強いんじゃないでしょうか。

DOTA2プレイヤーが配信も見た感想

全体のメタ理解が進んでないことや私の理解が乏しいこともあり頓珍漢なことも書いていると思いますが、見た感想を書いていきます。

  • チームみんながCarryビルドになろうとしていることが多い。
    ある程度プレイしたDOTAプレイヤーなら全員がCarryになるのは悪手だと分かると思います。
    Deadlockが全員Carryが悪手かは定かではありませんが、サポートアイテムもあるので最初はCarryになろうと思っても途中からコケたらDPSじゃなくてCCやサポートアイテムを買ってもよいのではないでしょうか。
    特にRescue Beamは回復とリポジショニングがついているのに3000の中位アイテムとDOTAから見ると糞壊れアイテムに見えます。

  • 味方の構成、相手の構成、状況を見てアイテムを買っていないように見える。
    DOTAでは味方、アイテム、状況を見てアイテムを変えるのが普通です。
    サンプルビルドやそれをちょっといじったりして、それをそのまま実行してる人がとても多いように感じました。これについては全員Carryを目指すためレイトゲームのシチュエーショナルアイテム以外のユーティリティアイテムは買いたくないというのがあるかもしれません。
    Spirit, Bulletどちらのビルドも行けそうキャラは味方をみて違う方にした方が良いと思いました。カウンターする側が大変になるので。

  • 前のものにも通じますがカウンターアイテムを買っていない。
    CCアイテム、防御アイテムなどを買う割合が少ないと思います。またCCがつらい時にUnstoppable等を買っているでしょうか。それを買っていないのに悲鳴を上げているのは・・・

  • MidBossの取るタイミングについて
    適当なタイミングで取りに行ってバフをスナッチされることをよく見ました。
    DOTAでは、集団戦で4対5ではある程度のレベル以上では5人側がほぼ勝ちます。そのため、MidBossに相当する敵を狩るのは、敵をキルして人数差を作ってからいくか、超コッソリいくかになります。
    DeadlockではMidBossのアナウンスがあるためコッソリは難しく、集団戦でKillして人数差を作ってから行くのが自然かなと思いました。
    もしかしたらレベル帯によっては行っているのかもしれません。

  • Tierリスト神聖視について
    最強キャラを聞いたりTierリストを気にしているような人が多いと思いました。
    DOTA2では強いキャラというのはいますが、ハマればどのキャラも強く、アイテムでカウンターできることもあり実行不可能なキャラは基本的にいないと思います。
    去年の世界大会をちょっと調べましたが124HeroいてPICKもBANも対象になってなかったのは7Heroです。
    もしかしたら他のゲームでは実行不可能なキャラがいたりするんでしょうか?

  • DOTAに対する印象
    配信を見ているとDOTAはひとりで相手全員キルできるバランスのゲームと言っている人がいますが、これは嘘をついているか、言葉が足りないか、知らないか、DOTAのレートが低いからだと思います。
    正確には集団戦で5v5で戦っているときにはひとりで全員キル(とどめ)をとることができるだと思います。
    DOTAは各キャラ中立アイテムと言われるアイテムを含めて戦闘中に使えるアイテムを7アイテムまで積むことができます。またアクティブアイテムも多いため、普通は1v5で戦ってもCCで止められるか、アイテムで逃げられちゃいます。(ごくたまに世界大会で1v5で勝っちゃうプロがいるけどそれは大体DOTAの歴代見せ場シーンTOP50の中には入ってると思います。)
    このひとりで全員キル印象があるのかタイミングを逃してずっと一人でファームしてフルアイテムにして、UnstoppableかDebuff Removerだけ買ったけど頓死や集団戦のタイミングのがしてGGというのをよく見ます。(もともとのオブジェクトが柔らかい+オブジェクトによっては味方が多いと耐性が下がりさらに柔らかくなるのでPUSHが早くなる)

今後実装されたらいいなや不便と思うこと。

  • キャラにはスキルやスタッツ伸び方などが違っており、ふんわりとしたパワースパイクのタイミング、ロールの違いが設定されているように思います。これを記述しないのは少し不親切だなと感じました
    もしかしたらDOTA2では書いてもその通りに使ってくれないことが多々あるので書いないのかと疑心暗鬼。多分テスト中だからでしょうけど。
    ただ、この確実に決まっていないふんわりというのが重要で、DOTAでは選ぶ時点ではCarryかSupportかわかりにくくするFlex PickというがPICK BANの醍醐味でもあります。

    • 例えばCarryとして選ばたHeroのカウンターを敵はPICKしたけど、実はSupportとして使うからカウンターの影響力をほとんど受けなく相手は1枠損したなど。

  • キャラが増えたときのピック時のBAN
    Deadlockでもぼちぼち大会が行われており、そこでは両チームお互いBANされているようですが、pubでも適用されたらうれしいなぁ。


さいごに

ほかいくつか書きたいことあった気がしますが、思い出してやる気があれば追記
流行る流行らないはわかりませんが、
日本で流行らなかった場合、理由はあなたが日本でDOTA2をしていない理由と同じだと思います。




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