第2回:駆け引きの醍醐味、ラストヒットの話、ディナイの話、スキルキャンセルの話!(オマケ付き)
第2回はラストヒット/ディナイ/スキルキャンセルについて話したいと思います。
さらに「オマケ」として、私が愛用しているホットキーの設定をシェアしたいと思います。
(※「ホットキー」とは、ゲームをプレイする際に、どのキーを使うか等のボタン指定です)
まず「ラストヒット」について説明したいと思います。
「ラストヒット」とは、敵に最後の一撃を与える行為です。
なぜ、この「ラストヒット」が重要なのかというと、「ラストヒット」がゴールド(御金)稼ぎの主軸であり、フルに経験値を稼ぐ為にも「ラストヒット」が重要なのです。
「ラストヒット」に至るまで敵に与えたダメージだけだと何も恩恵は有りません。最後の一撃を加えたことによってゴールド+経験値の恩恵が有ります。
こちらの「ラストヒット」を学ぶ為の縦長画像を参考にしましょう。
次に「ディナイ」です。
「ディナイ」とは味方の息の根を味方が最後の一撃で倒すことです。
「ディナイ」の利点とは、相手のラストヒットによるゴールド獲得を阻害することと、獲得する経験値を半減させることにあります。
「ディナイ」に関する説明は以下の画像で簡易的に説明してるので、参考にしましょう。
「ディナイ」の場合、ディナイする為のホットキーを指定することができます。
「攻撃ムーブ/強制攻撃」のホットキーを使って遊ぶのが「無理だ~」って思う人には、通常攻撃でも「ディナイ」できる設定があります。
(※オススメはしませんが、操作をなるべく簡単にしたい!って思う方へ)
以上で「ラストヒット」と「ディナイ」の話は終わりです。
最後に「スキルキャンセル」です。
「スキルキャンセル」は「ラストヒット」+「ディナイ」ほど重要ではありません。
「ラストヒット」+「ディナイ」に慣れ始めて、「そろそろ新しいことしてみたいなぁ」みたいな気持ちになったら試しましょう。
「スキルキャンセル」とは、「継続的にしてる行為」を止めるコマンドです。
例を挙げると以下のスキルなどを止めることができます。
スナップファイアの「モーティマーキッス」(Mortimer Kisses)
ウィッチドクターの「デスワード」(Death Ward)
クリスタルメイデンの「フリージングフィールド」(Freezing Field)
エニグマの「ブラックホール」(Black Hole)
上に挙げた4つの例は「詠唱後に発動中」のスキルをキャンセルする行為です。
「スキルキャンセル」する理由としては、「発動する場所が悪かった」「相手の猛攻に耐えられず、逃げたいので、移動する為にキャンセルする」などの理由が挙げられます。
ちなみに上に挙げた例の他に「発動前の詠唱」をキャンセルする行為も有ります。
「発動前の詠唱」をキャンセルした場合、スキルはクールダウンに入らず、スキルを使わなかったように再度詠唱できるようになります。
例を挙げると以下のスキルの「発動前の詠唱」をキャンセルできます。
シャドウフィーンドの「レクイエムオブソウルズ」(Requiem of Souls)
サンドキングの「エピセンター」(Epicenter)
マグナスの「リバースポーラリティ」(Reverse Polarity)
(※マグナスはタイミングが少し難しい)
「発動前の詠唱」を「スキルキャンセル」したい理由は、「スキルの詠唱を始めたは良いものの、少しタイミングがズレたから止めたい」これが一番の理由になると思います。
ちなみに最初の継続発動系のスキルも、発動前の詠唱が必要なスキルも、「チャネリングスキル」(Channeling Skill)と呼ばれています。
チャネリングとは「継続的にエネルギーを注ぎ込む」みたいな意味合いなので、わかりやすいと思います。
「スキルキャンセル」する為には、ホットキーを1つ押すだけでOKです。
ビターレモンズは「スキルキャンセル」のホットキーを「S」にしています。
尚、上記の画像に書いてあるように、歯車の「設定」ボタンから「オプション」の画面を開き、「Channeled Abilities Requires Hold/Stop」の所にチェックを入れると「ホールド」又は「スキルキャンセル」を命令しないかぎり、詠唱し続けます。
移動するだけのキャンセル(移動キャンセル)に慣れたい方は、ここのチェックを入れないようにしましょう。
ちなみにココにチェックが入っていた場合、TP(テレポート)のキャンセルなども「ホールド/スキルキャンセル」が求められて、難しくなります。
検証的に確認してみましたが、「ホールド」も「スキルキャンセル」も同じような効果があります。
お好みのホットキーを使いましょう。
私は「ホールド/位置固定」(Hold)を「H」キーに指定していて、「スキルキャンセル」(Stop)を「S」キーに指定しています。
ちなみに「ホールド」や「スキルキャンセル」ですが、「ラストヒット」や「ディナイ」をするタイミングを計る為に活用することが可能です。
DOTA2をプレイしていて、妙な攻撃キャンセルをしているプレイヤーを見かけたことは有りませんか?
それらのプレイヤーは「ホールド」/「スキルキャンセル」を連打して、「ラストヒット」のタイミングを計っています。
以上で「ラストヒットの話」「ディナイの話」「スキルキャンセルの話」は終わりです。
最後にオマケです!
私が現在使用しているアイテムに割り振っているホットキーのオススメなんですが、マネしたい人は是非マネして下さい!
このようなキーを選択したのには理由があります。
まず、「T54321」で6つのメインアイテム欄のホットキーなのですが、全部ヒーロースキルの「QWER」に近い為、アクセスが簡単です。
「T」キーは一番使いたいアイテムを置く場所にしています。
「フェーズブーツ」(Phase Boots「靴」)や「ブリンクダガー」(Blink Dagger)を置いたりすることが多いです。
そこから5→4→3→2→1と使用重要度が低いアイテムほど、数字の小さい場所に置いてます。(「2」とか「1」には触れたくないアイテムや、パッシブ系の効果を持つアイテムを置いてます)
「6」キーは中立アイテムのホットキーです。
中立アイテム(Neutral Item)にも起動/発動させるアイテムなどがあるので、仕方なくキーを割り振ってます。
で最後の「K」キーですが、これは「TP(テレポート)」の為のホットキーです。
基本的にビターレモンズは「TP(テレポート)」をマウスでクリックしたいので、触れることがなさそうな「K」キーに置いてます。
様々な設定で遊んでいる人がいると思いますが、私の設定はかなりオススメです。
「役に立ったなぁ」と思ったら「スキ」をお待ちしております!
次回をお楽しみに!