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【2025改訂版】知識ゼロでも1年で細胞診試験に合格する方法~試験の内容と具体的な対策~詳細ver

細胞診の勉強を始める社会人の方必見!
細胞診試験の情報を網羅した人気記事が新しくなりました٩( ᐛ )و

時間がなく、情報も少ない社会人の皆さんへ
4万文字以上のボリュームで必要な情報を お届けします!

さらに今回は今までごちゃついていたまとめの内容をPDFでダウンロードできるようにしました。

ダウンロードできるPDF特典一覧
❶疾患チェックリストPDF
❷細胞像出題症例一覧PDF
❸120例の基本所見一覧PDF

ぜひお使いください(^^)

今回の記事で分かることは約50の項目です!
特に配点から考える勉強の戦略は必見!

1.何から始めればよいか
 1.試験の形式、全体像
  1.筆記試験の特徴と考えられる対応策
   🔴筆記試験6科目の詳細な特徴
    (チェックリストがダウンロードできます)
   🔴筆記試験の過去問を解く
   🔴過去問の効果的な活用方法
   🔴過去問以外の効果的な勉強法
  2.筆記試験におすすめ参考書
  3.細胞像試験の特徴と考えられる対応策
   🔴細胞像試験に出た過去症例の一覧と120例の基本所見一覧
    (2つともPDFがダウンロードできます)
   🔴細胞像試験に有効な参考書
  4.一次試験の配点から考える戦略
   🔴一次試験の配点について
  5.スクリーニング試験の特徴と考えられる対応策
   🔴1.出る疾患が少ない
   🔴2.設問が多い
   🔴3.部分点がある
   🔴4.時間がある
   🔴5.1か所で決めなくて良い
   🔴6.同定より配点が高い
   🔴スクリーニング試験の対策方法
  6.同定試験の特徴と考えられる対応策
   🔴1.出る疾患が多い
   🔴2.見れる時間が少ない
   🔴3.ギムザもあり得る
   🔴4.基本的には0点か100点(部分点がない)
   🔴5.全体が見れない
   🔴同定試験の対策方法
  7.二次試験の配点から考える戦略
   🔴同定の配点について
   🔴スクリーニングの配点について
   🔴二次試験の合格ラインについて
   🔴ここまでの事実・予想から考える勉強法
2.学習計画の立て方とお勧めスケジュール
3.効率重視のおすすめ勉強法4つ
 🔴”まとめ”は極力つくらない
 🔴どうせ”満点”は取れない
 🔴模試は早めに解いてみる
 🔴本番を想定して慣れる
 🔴焦りと不安は味方
 🔴低い合格率への向き合い方
 🔴合格すると覚悟を決める
4.試験に落ちる人の特徴7つ
5.一次試験前に再確認!10の注意点
6.二次試験対策としての弱拡大の重要性
7.一次試験・二次試験の合格率
8.あなたの挑戦はすばらしいこと

ここから一緒に勉強を頑張りましょう!

はじめに

1.今から動けば絶対に間に合う!

初めまして。
臨床検査技師、細胞検査士の養成をしている どっとぜぶら🦓 です٩( ᐛ )و
細胞診試験に向けて勉強を始めるみなさん、
「どうやって勉強すればいいのかわからない…」
「忙しくて時間が取れない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
学生であれば学校や先生からのサポートがありますが、
社会人 になると一気に孤独になります。
何から始めればいいか、何が必要かすら分からない。
でも、安心してください。
1年あれば絶対に間に合います。

2.社会人がつまづきやすい先送り問題

「明日から勉強しよう」
「今日は疲れたから、また明日…」
気づけばあっという間に時間が過ぎ、直前に焦って後悔する。
これは 「まだ大丈夫…」 という心理が原因です。
今すぐ始めなくても誰も困らない。自分も困らない。
そう思うからこそ、つい後回しにしてしまう。
でも、試験は 待ってくれません
気が付けば試験日です。
そして勉強は積み重ねです。
今日の一歩が、合格への近道になるのです。

3.「勉強に動き出すきっかけ」をつくろう

何かを始める時、きっかけがあると一歩を踏み出しやすくなりますよね。
例えば、 運動を始める時にジムに入会する と、自然と続きやすくなるように。
自分へのちょっとした「約束」を作ることで、意識が変わります。
私自身も無料の情報だけで英語の勉強を続けようとしましたが、なかなか続きませんでした。
そこで、オンライン英会話に毎月6000円投資して学ぶ環境を整えたところ、1年以上継続できるようになりました。
「続ける仕組み」 を自分で作ることで、重い腰が自然と軽くなります。

4.今始めるかどうかが合否を分ける

一番大きな差がつくのは 「今、始めるかどうか」 です。
勉強は後になればなるほど焦りが出て、効率も悪くなります。
「もっと早く始めていれば…」
「あと1ヶ月あれば…」
試験直前にそう後悔する人は毎年必ずいます。
でも、今のあなたは違います。
この記事を読んでいる時点で、すでに「合格の一歩」を踏み出しているからです。
大丈夫。
今この瞬間に「やる!」と決めて行動すれば、1年後に後悔することはありません。
やるべきことはシンプルです。
動き出すこと だけです。

5.合格に必要な”自信”を手に入れよう

私は学生時代に細胞検査士試験に合格しました。
私たちは学生時代に講義や実習に約30万円もの費用を払い、数えきれないほどの時間と労力をつぎ込んできました。

その結果、 「これだけやってきたんだから大丈夫」 という自信が自然と生まれ、合格への強い後押しになったと思っています。
しかし、社会人や独学で学ぶ人はどうでしょうか?
時間も、労力も、情報も、全てが限られています。
「これで本当に大丈夫なのか…」と不安を抱える人も少なくありません。
だからこそ、私はこう考えています。
「みんなの調べる時間を僕が買う。」
「みんなの不安を解消し、自信に繋げる。」

この記事は、 合格するために必要な基礎情報を全てここに集約されています。
あなたは、今すぐ勉強に集中するだけでいいのです。
「本気で合格したいけど、何から手をつければいいのか分からない」
そんなあなたのために、 最短で合格に近づく方法 をまとめました。

6.勉強が出来ない人はいない!やり方次第であなたもできる!

これは私の活動理念です。
これまで多くの受験生を見てきましたが、 「勉強ができない人」 は一人もいませんでした。
苦手意識を持つ人の多くは、 正しいやり方 を知らないだけです。
勉強はただの「方法」です。
あなたに合ったやり方を見つけさえすれば、必ず合格に近づくことができます。
でも、その「やり方」を見つけるのが一番難しいんですよね。
「何から始めたらいいのか分からない」
「勉強しても、これでいいのか不安になる」
そんな迷いや焦りを感じるのは、あなただけではありません。
多くの人が、同じ場所でつまずいています。
だからこそ、 「最短ルートで合格するための方法」 をこの記事にまとめました。
・ 何をすればいいか、手順が分かる
・ やるべきことを絞り込むことで効率よく進める
・ 迷いを捨てて、自信を持って学習に取り組める
これを読んだあなたは、もう「やり方」で迷う必要はありません。
あとはこの方法を信じて、一歩ずつ進んでいくだけです。
試験まで一緒に頑張りましょう!!!!

何から始めればいいの?最初の一歩

「何から手を付ければいいのか分からない...」
社会人の方は特に、周りに相談できる環境がないことが多いでしょう。
まずはスタートラインに立つこと が大切!
最初にやるべきことは試験の形式を理解し、対策に必要な資料を入手することです。

1.試験の形式、全体像

細胞検査士試験は一次試験と二次試験があります。
二次試験は一次試験を突破した人のみが受けられます。

それぞれの試験概要は以下の通りです。

【一次試験の重要なルール】
全体の合格点(70点)をクリアしていても、 1科目でも50点未満(正解数10問未満)だと 不合格 になります。
つまり、 全科目で最低でも半分以上正解 する知識が必要です。


各項目のさらに詳細な内容や具体的な対策法を見てみましょう。

1.筆記試験の特徴と考えられる対応策

筆記試験の特徴は「膨大な知識が問われる」点です。

全体の問題数は120問ですが、実際は600問(120 問 × 5 選択肢)だという認識で挑みましょう。

この認識がかなり重要です。
120問で良いと思うと本番に問題に対応できない可能性が高くなると思います。

過去問は5年分を完璧にしていくように勉強するのがおすすめです。
つまり3000問(600問 × 5年分)の知識を詰め込んだ状態で本番を迎えるのが目標です。

筆記の知識は他の試験(細胞像、同定、スクリーニング)を突破する基礎知識にもなるため、ここは何としても盤石にしていきましょう。

実際に一次試験の点数が低いと二次試験の合格率が低いという結果もあります。

🔴筆記試験6科目の詳細な特徴

筆記試験の内容は以下の6科目で構成されています。

各項目で最低限必要な項目のチェックリストを作成したのでぜひダウンロードしてお使いください(^^)

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