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【dot.食育屋】自分自身の成長にも繋がった食育のイベント企画!byなのかん

こんにちは!なのかんです🌷

趣味はゴルフと映画鑑賞、好きな食べ物はラーメン、大学では栄養学を学んでいます🍳noteに記録するのは今回が初めてです!



 私は今回、「dot.」「豊後大野市関係人口交流拠点施設 cocomio」とのコラボ企画に参加しました。

その内容は…

大分県豊後大野市で地域の子どもたち向けの食育イベントを企画する。

というものです!!

 「食育に興味がある」「自分に自信をつけたい」「リーダーシップ力を身に付けたい」というような様々な思いを持った学生達がこのプロジェクトに応募し、大学も学年も異なる6人のメンバーが集まり、"dot.食育屋"というチームを作りました。そして、このチームで大分県豊後大野市に訪れ、一泊二日のフィールドワークを行いました。

左から、なっち、ゆきちゃん、あやかん、なのかん、かずまろ、だいてぃ

私は、「自分の強みを見つけ、自信をつける」ことを目標にしてこのプロジェクトに参加しました。

このレポートでは、私自身が二日間の体験を通して感じたことや学んだことをお伝えします!dot.の活動の楽しさや、cocomioや豊後大野市の魅力を知っていただけたら嬉しいです😊


1日目

【NPO法人ここのね】山下理事長のお話

私たちは、最初に「NPO法人ここのね」に訪れ、山下理事長とお話しさせていただきました。

ここのねは明治創業の酒蔵をリノベーションして創られた学校だそうです。建物の随所からその面影が残っているのを感じました。

入口にある壁や階段には可愛らしい絵が描かれていて、建物に入る前からワクワクが止まりませんでした✨

2階が生徒が主に活動するスペースだそうです。部屋と部屋を仕切る壁がほとんどなく、開放感がある印象を受けました。

低学年と高学年で勉強する部屋は分かれていましたが、部屋の真ん中は図書スペースになっており、沢山の本が置かれていました。これは、子ども達同士が本から繋がってほしい本を好きにってほしいという思いから、どの部屋に行く時にも必ず本に触れることができる環境を作っているそうです。

ここのねでは、子どもたちの主体性を大切にしているということをお聞きしました。

その一例として、修学旅行の行先やプランは全て子どもたち自身が決めているということを知って驚きました、、!
また、調理実習は算数と掛け合わせて行っており、子どもたちが自分で食材の分量や費用を計算して、実際に買い物もしているそうです。

あらゆる活動の中で、子どもたちが自分で考え、自主的に行動する機会を提供していることを知りました。

私は、山下さんのお話の中で、「人は相手を変えることができない」という言葉がとても心に残っています。この言葉から、自分の行動を決めることができるのは自分だけで、それと同様に相手の行動を決めることができるのは相手自身だけであるということに気付かされました。そのため、相手に何かをしてほしいと思ったときは、自分の価値観を押し付けて相手を変えようとするのではなく、相手の心の根っこの部分にある価値観を大切にし、まずは自分の態度や言葉の伝え方を見直すことから始める必要があること学びました。

私は、この学びから、今回の食育イベントの対象者と考えている子どもたちや親御さんたちの価値観を大切にして企画を作っていきたいと感じました。

【ほりぐち農園】堀口 様のお話

堀口さんには、普段行っているピーマンの農業についてお話していただきました。

堀口さん自身の経験によると、自分が作ったピーマンを子どもたちがおいしい!と笑顔で食べてくれた時に大きな幸せを感じたということをお聞きしました。そこで、農業体験に対して正直どうお考えなのかをお聞きすると、作物の収穫などは子どもたちにとっては食に興味を持つ良い経験になるが、農家の方にとっては収穫量が減るなどのリスクが発生する場合もあるということを知りました。

企画を作る上では、対象者のニーズだけではなく、実施する側にもプラスがあるか実現性があるかなども考慮して内容を考える必要があることを学びました。

私はこの学びを踏まえて、対象者だけではなくイベントに関わる全ての人が幸せになれる企画を考えたいと感じました。

cocomioでたこ焼きパーティー🐙

ふわふわなたこ焼き!

夜はcocomioでたこ焼きパーティーをしました!
たこ焼き屋を営む、ちっちさんこと浦末知紗さんにおいしいたこ焼きの作り方を伝授していただきました🐙

生地を作るときに水は既定の量の2倍入れるとふわふわに仕上がるそうです。実際にそのたこ焼きを食べてみると、口の中でとろけるような柔らかい食感が新感覚でした!また、生地に出汁を加えているので何もかけずにそのまま食べても美味しかったです💕

そして、たこパ中に驚くべきことがありました。
それは、先ほどお話をさせていただいたピーマン農家の堀口さんが、廃棄予定のピーマンをかごいっぱいに入れて持ってきて下さったのです!!

そして、初めて生でピーマンを食べてみました。
全く苦みがなく、みずみずしくてまるでフルーツを食べているようでした。
この感動は今でも忘れられないです、、😲✨

美味しすぎる~!の表情

企画会議💭

交流会の後、「1H5W」に沿って本格的に企画を作り始めました!

まず、対象者をイメージしやすくするためにペルソナを作り、企画の具体的な内容を考える工程ではブレインストーミングを行いました。

アイデアの質よりも量を意識して、付箋に思いついたキーワードを書きだし意見交換をしました。自分が思いつかなかったアイデアがどんどん出てきて、良いアイデアがあれば「これいいじゃん!」とお互いに共感し合う時間がとても楽しかったです😊

そして、、
沢山出たキーワードの中から「本の要素を取り入れる」に全員が賛同したため、この案を中心に話を進めることにしました。

眠気に負けずに頑張りました🔥

しかし、これまでいい流れで話し合いを進めていましたがそれが止まってしまう場面がありました😱

それは、“why”の部分である企画の目的を考える時でした。

絵本の再現料理をするというテーマは決まったものの、なぜこのテーマを選んだのか、そして私たち食育屋はこの食育イベントを通して何を伝えたいのか、という根底の部分が曖昧になっていたのです。そこで、リーダーであるだいてぃさんからの提案により、自分たちが1番何を大切にしたいのかを話し合うことにしました。

そして、私たちは「体験から得られる楽しさを伝える」という一つのコンセプトにたどり着きました。このコンセプトをチーム全員の共通認識として常に心に留めながら企画作りを再開しました。

話し合いは日付を超えても続きましたが、6人で協力しながらついに企画を完成させることができました!✨

2日目

朝ごはん

2日目の朝は、1日目に道の駅で買った食材を使って自分達で朝ごはんを作りました!
正しく言うと、朝起きたらだいてぃとかずまろが作ってくれていました、、起きるのが遅くてすみません!(笑)本当にありがとう😖🤍

野菜の素材の味がしっかりと感じられて、とても美味しかったです。
こんな贅沢なごはんを朝から食べることができて幸せでした😍
午後のプレゼンも頑張れそうです!

白ご飯、さつま芋と玉ねぎのみそ汁
ピーマンを出汁に付け込んだもの、かぼす、お漬物

企画内容の発表会

いよいよ企画の発表の時がやってきました、、!😳
観光業界で働く方、農家を営む方、ここのねの山下さん、dot.のスタッフの方々が私たちのプレゼンを聞きに足を運んで下さりました。

ガチガチに緊張していましたが、できるだけ皆さんの方を見て、自分の言葉で話すことを意識してプレゼンを行いました!

プレゼン後には、私たちが考えた企画がより良い物になるようにと、ビジネスの目線、親の目線などあらゆる角度から貴重なご意見をいただきました。また、これからできることがあれば協力していきたいと言ってくださった方もいたため、嬉しさで胸がいっぱいになりました!!

各業界の方々のお言葉を聞いて、実現性が高く、かつみんなが幸せになれる企画とは何かについて学ぶことができました。そして、豊後大野市での食育イベントの実現に一歩近づいた気がしました✨

このフィードバックでいただいたご意見を参考にして、企画内容を改善していこうと思います!

プロジェクトを通して得たこと

dot.ポーズ!

私は、この食育イベント企画のプロジェクトを通して、豊後大野市の方々、dot.やcocomioのスタッフの方々、そして食育屋のメンバーのみんなと出会うことができました。そして、私はその人たちとの関わりの中で多くの刺激を受け、成長することができたと思っています🔥

自分の中での一番の大きな変化は、このプロジェクトに参加する前よりも自分に自信をつけることができたことです。

自分でも0から企画を作り上げることができるんだ!という自信が生まれました。また、チームでの企画会議を思い返すと、自分はみんなの意見を踏まえて、客観的な意見を出すことができていた気がします。このように、これまで気付かなかった自分の強みも発見することができました。参加する前に設定した目標を達成することができ、このプロジェクトに参加して本当に良かったです。

そして、「まずは自分から動いてみる」ことが本当に大切だと感じました。このプロジェクトに参加していなかったらきっと、自分なんかが企画を作るのは無理だろうな🤷‍♀️と勝手に自分の可能性を狭めて、自分の魅力に出会えていませんでした。したことがないことでも、勇気を出して第一歩を踏み出し、色々な経験をすることで、自分が知らなかった自分自身の魅力を見つけたり可能性を広げることができることを知りました。💡

最後に

私はこのプロジェクトに参加して、自分が感じた喜びや達成感を多くの学生さんたちにも知ってほしいという気持ちが芽生えました☘️

食や食育に興味があるという方は、農家の方に直接話を聞くことができるし、新鮮な食材に触れる機会が多いのでピッタリな活動だと思います。
そして、自分に自信をつけたい、新しいことに挑戦してみたいなど気持ちがある方にも強くオススメしたいです😳

私たち”食育屋”は、食育のロールモデルになるという目標のために、これから幅広く活動していこうと思っています!
このレポートを読んでdot.の活動に少しでも興味を持っていただいた方がいれば、気軽にdot.に来てみてください🎵

最後まで読んでいただきありがとうございました!
byなのかん

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