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【dot.食育屋】多くの出会いがあったフィールドワーク byなっち

こんにちは!dot.食育屋メンバーのなっちです!

福岡の大名にあるdot.という大分県が設置しているUIJターン拠点施設が主催の食育イベントを企画するインターンが始動しました!
このインターンは豊後大野市で行う食育イベントを学生たちが考え、実際に実現するというプロジェクトです。

私たちは食育のロールモデルになれるように意味を込めてチーム名を「dot.食育屋」と名付けました!

そして、実際に11/11(土),12(日)の二日間にわたって大分県の豊後大野市でフィールドワークを行いました!


豊後大野市の関係人口を増やす拠点

私たちは大分県ある豊後大野市関係人口交流拠点施設cocomioで1泊2日お世話になりました。

ここは、豊後大野市の関係人口(豊後大野市に関わってくれる人たち)を増やすためコミュニティの場で、コワーキングスペースやカフェがあり、宿泊もできるようになっています。
室内も広々としてとてもおしゃれな内装で、様々な世代が交流できる導線がとてもすてきでした✨

そんなcocomioを中心に、私も実際にたくさんの人や出来事に出会うことができました!
これから2日間のすてきな出会いをご紹介できたらと思います(^^)

「やりたい」が実現できるフリースクール

初めに「ここのね 自由な学校」という豊後大野市大野町になるフリースクールに訪問しました!
かつて酒蔵だった場所を活用して、6歳~15歳の子どもたちに体験型の学びを提供しているフリースクールです。

「ここのね」の子どもたちがデザインしたなんともかわいいらしい門がお出迎えしてくれました!

2階に上がると本に触れやすい導線になっていたり、仕切りが少なく開放的になっていたりと、お互いにコミュニケーションが生まれるような空間がつくられていました。
一通り室内を案内してくれた後、NPO法人ここのね 山下理事長に「ここのね」のことについて様々な質問をさせていただきました。

私がお話を聞いて感じ方ことは、「ここのね」の教育は自分のやりたい!を実現できる環境が整っているということです。
「ここのね」の壁には自分のやりたいこと、それに向けてのどのような準備が必要か、資金はどう集めるかなどアウトプットした紙が貼られていました。

私が小学生ときは、小さなやりたいこともどうやって実現できるのか自分で考える機会がなかったため、そのままうやむやに終わっていたと思います。
それが原因なのか、私は大学生になっても何が好きなのか、将来何をしたいのか全くわからない状態でした。

小さいときから、些細な「やってみたい」を実践して体験することを繰り返すことで、自分の好きなこと、嫌いなこと、将来やりたいことを自然に見つけてあげることができるのかなと思います。そんな実践できる場があるのがとても羨ましいなとしみじみ思いました。

大学生でも難しいことを子どものころからできている「ここのね」の子どもたちはどんな大人になっていくのかとても気になります🤭

生で食べれるピーマン!?を育てる農家さん

次にほりぐち農園 堀口 様にお話を伺いました。
堀口さんは様々な農作物を扱っていて、その中でも生で食べられるピーマンのことについてお聞きしました!


ピーマンは2回霜が降りるとダメになってしまうことや育てる際に気を付けていること、一年を通しての価格変動など、私にはわからない分野で初めて知ることが多くありました。
また、形的に出荷できないが捨てるにはもっていないピーマンを一般の方たちに向けて無料の収穫体験を行ったり、イベントで無料配布したり、また細かくして牛の餌に混ぜたりするなど、環境にも配慮していることを知りました。
まだまだ解決できていない問題や農家さんの本音などもお聞きして、堀口さんのような生産者の方も喜んで協力してくれるような食育イベントを企画できたらいいなと思いました。

ちっちのたこ焼き屋

夜は、腹ペコな私たちにちっちさんこと浦末知紗さんがお手製のたこ焼きを焼いてくださいました~!!ちっちさんは普段、豊後大野市でちっちのたこ焼き屋というたこ焼き屋さんを営んでいます!

お手製の大阪仕込みのたこ焼き!!


大人数ということもあり、たこ焼き器が足りないと地元の人たちに声をかけてくださったみたいで、なんと6台も貸していただくことになりました。
地域の方々の温かさを感じました!

お返しに「自分の好きなもの」というテーマで300円以内の物とメッセージを書きました!

ちっちさんのたこ焼きの生地は普段食べているものとは違い出汁が入っており、何もつけてないにもかかわらず柔らかくホクホクで本当においしかったです!
そして、ソース、出汁、ネギ、チーズなどトッピングも用意して下さり、みんなそれぞれアレンジしていきました。
色々なアレンジを試しながら、みんなの食への貪欲さが現れていて本当に楽し方です!

私たちが食べていると素敵なサプライズがありました!!
それは、先ほどお話をお聞いた堀口さんがピーマンをわざわざ持ってきてくださいました!!そして、実際に生でピーマンを食べてみました〜!

生で食べれるピーマンに興味深々!

苦みがなく、後味がほんのりりんごに似ていて甘くて驚きました。ピーマンも焼いたり、トッピングでアレンジしたりするなど、おいしくて幸せな時間を過ごすことができました!

実現可能なイベントに

食べ終わったあと、実際にイベント企画を考えていきました。
一日目に見たこと学んだことを整理しながら、私たちにしかできない食育は何なのか、リーダーを中心にみんなで意見をだし合いながら進めていきました。
躓くこともありましたが、「食育で伝えたいこと」「対象者が参加したことでどうなってほしいか」という大切な部分を見失わないように何度も見直し、形にしていきました。

いざ、プレゼン本番!!

短時間でのイベント企画で正直不安もありながらのプレゼンでとても緊張しました。
しかし、私たちは「体験から得られる楽しさ」を伝えられるような食育を考えたい!というみんなの共通認識を持ち、その思いをしっかり伝えることを意識し企画提案をしていきました。

このテーマの印象づけるシーンとして、夜にみんなでたこ焼きを食べている時のことです。
みんなでたこ焼きを食べ、アレンジしたものをおいしいと共有し、コミュニケーションが生まれる。そこにいるみんなが笑顔で楽しそうにしていて、これこそ食育だなと思いました。
実際にフィールドワークで体験したことが、このテーマにつながったのかなと思います。

プレゼン後、聞いてくださった方たちから教育者、経営者、親の目線など様々な観点でフィードバックをいただき、それを活かしながら実現に向けて頑張っていきます!!

2日間を通して

食育イベントのためのフィールドワークでしたが、それだけではない人生において大切なことも考えさせられる2日間だったなと思います。

私自身、思っていることをみんなに伝えたり、形にして行くことがとても苦手でした。
しかし、今回のフィールドワークで、自分の意見を遠慮せずに伝えてみたり、目的に対してこれは本当にそこに繋がっているのかというところをなん度も見返して現実的ところを考えてみたりと、少しではありますが行動できたのではないかと思います。
一人で考えるよりも多くの人たちに出会うことで学ぶこと、見えてくることが多いと改めて感じました!
関わってくださった方々、ありがとうございました!!

これを読んで気になった方は気軽にお声がけください!一緒にこのプロジェクトに関わってくれる人がいたら嬉しいです!

最後までありがとうございました!!







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