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豊後大野市の魅力体験!_かずまろ

こんにちは。大学4年生のかずまろです。
今回、大分県豊後大野市の魅力体験フィールドワークに2日間参加したので、そこで感じたことなどを紹介させていただきます。
今回のフィールドワークでは、このようなプログラムで参加しました。

1日目
普光寺での瞑想体験→郷土料理ワークショップ→緒方川越祭見学→自己分析ワークショップ
2日目
緒方川越祭りの参加

⚪︎普光寺での瞑想体験
最初に訪れたのは、普光寺です。

 こちらの超どデカい磨崖仏があるのが特徴で、高さが11.4 mもあるとこのことです。普光寺は別名「紫陽花寺」とも言われており、毎年6月中旬頃になると沢山の紫陽花が咲くそうです。今回、参加したのは11月だったので、是非とも6月にも訪れたい場所です。
 ここでは、人生初の瞑想体験に参加しました。このプログラムに参加する前は瞑想体験と聞いて、精神統一をして、心が乱れると肩を叩かれるようなものをイメージしてました。しかしながら、実際の瞑想体験は、大きく異なるものでした。それがこちら

この大自然での瞑想体験。心を無にする精神統一とは異なり、自然をみて、空気を感じ、心を穏やかにするような瞑想でした。あらゆる情報が手に入る今、おそらく昔よりも時間に余裕のない生活になっていると思いますが、その中でも瞑想を行う時間を作るというのが、どれほど大切かを知れる良い機会になりました。心に余裕がある人は優しくなれる。その言葉を身に沁みて感じる経験でした。また、住職さんのお話を聞いた時に、昔は感染症や凶作、災害の時はその環境を打破するためにすがる思いで、仏を作るという話を聞いて、人間の心の拠り所として存在していることを知りました。自身も自分にとって苦難に直面した時に、心の拠り所となる物を持っていると人生観も変わってくるのかなと感じました。

⚪︎郷土料理ワークショップ
 次に参加したのは、郷土料理のワークショップです。今回、豊後大野市の郷土料理を教えてくださったのは、野菜ソムリエの渡部さん。YouTuberもされているとのことで、YouTubeの撮影にも参加させていただきました。
 今回作ったのは、巻き寿司、いなり寿司、鶏汁、大根なますです!

実は、巻き寿司に似たものでキンパをアルバイトでよく巻いていたので、経験はあったのですが、いなり寿司は初めて作りました。お店に並ぶようないなり寿司のように綺麗に形を作るのは想像以上に難しかったです。しかし、手間かけられるのが、料理のいいところなので、いなり寿司を作る時間も楽しみながら、経験することができました。
 料理を食べながら、緒方川越祭りについて、お話をしていただきました。1日目には、一の宮(父)と三の宮(母)が二の宮(子)のもとに集まるが、子は出てこず、父と母が2人で時間を過ごし、2日目に父、母、子の3人で集まって楽しむというストーリーがあるそうです。祭りのストーリーをきいて、それが一体どのように体現されるのか楽しみになりました!

⚪︎川越祭り見学

 実際に川越をしている様子を見に行きました。神輿を担いだ男性達が勇ましく川を渡る迫力は凄まじいものでした。この川越をしている場所が原尻の滝という、豊後大野市の観光名所にもなっている場所なのですが、昼には自然の迫力が、そして夜には人の迫力が見られるといった貴重な経験をさせていただきました。

⚪︎自己分析ワークショップ

1日目の終わりに自己分析を行いました。使用したのはこのエンゲージメントカードと呼ばれるもの。

カードをめくることで出てくるワードから自分にとって必要な価値観を絞っていくゲーム。自分が大事に価値観をアウトプットすることで、自分自身を知る時間になりました。また、ゲームの相手と共にお題について話し合うことで、新たな価値観に気づくことができ、コミュケーションや考え方、自己分析をすることができる多機能の物でした。

⚪︎2日目
お祭りのお手伝いということで、どんなことをするのかドキドキしながら行ってみると、なんと神輿を担がせていただくことになりました。

試しに担がせていただくと、やっぱり重い!
しかしながら、大分で神輿を担ぐ経験もなかなかないと思ったので、本番までワクワクでした。
神輿担ぎまでの時間に神楽があったので、神楽の見学に行きました。神楽の中には、華麗な踊りや激しい踊りなどあらゆる型があり、地域によって、神楽のストーリーも異なるようです。その中でも印象に残ったのが、鬼が出てくる神楽です。イタズラ好きな鬼が暴れるような印象の踊りで、子供を奪ったり、追いかけたりなんかもしていました。すごい迫力だったので、見入っていたら、鬼に呼ばれ枝の引き合いをすることに。想像よりも本気の引き合いで、負けじと全力で引っ張り合いました。

神楽の勇ましさを感じたところで、いよいよ神輿担ぎの本番がやってきました。
あの重たさを感じたまま、角度のある階段をおりて賽銭をもらう心配もありましたが、ワクワクもありました。

実際の様子が上の写真です。歩幅や身長、持ち方なとで重さがかなり変わり、経験を積むことでより楽しむことができると感じました。
1日目はこれで川を越えていたので、その勇ましさに感服しました。
これだけ熱い祭りも後継者不足が課題で、規模も少なくなってきているそうです。現地の人の温かさや祭りの勇ましさを後世にも残していくために、この祭りの魅力を発信していけたらいいなと思います。

⚪︎終わりに
企画の準備をしてくださった皆様、現地で温かい迎え入れてくださり、様々な経験をさせてくださった関係者の皆様、誠にありがとうございました。


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