【dot.宇宙プロ2023】2泊3日のフィールドワークを通して by 外園心都
こんにちは!dot.宇宙プロ2023のメンバーの外園心都です。
「宇宙プロ2023」は、大分県の大分空港が宇宙港として配置されたことから、もっと宇宙港をみんなに知ってもらいたい、盛り上げたいという思いを掲げ、活動を行っています!
まずは宇宙港やプロジェクトを行う上で必要なスキルを2泊3日のフィールドワークを通して学んできました!
1.関崎みらい海星館で宇宙体験
1日目は大分県佐賀関で関崎みらい海星館に行きました。
ここでは、宇宙港や宇宙についての展示と関アジ関サバについての展示の両方を見ることができ、ここでしか体験することができないものがたくさんあります。
ここの展示は宇宙をあまり知らない人にもわかりやすいように、身近にあるもので例えたり(カボスで惑星によって重力が異なることを表していました。)、実際の寸法で規模を表したりと想像しやすい展示になっていました!
また、宇宙に詳しい人も楽しめる、人口衛星や隕石など詳しい解説もとても興味深いものでした!
2.人生観のすごい和田さんに出会う
2日目は竹田の街を散策しました!
一見宇宙港には関係ないと思いますが、実は!
竹田カフェと竹田塾を経営されている和田貫汰さんは建築×宇宙をテーマに活動されたことが過去にあるそうで、貴重なお話をうかがうことができました!
和田さんは大学で建築コースを卒業しており、「空間をつくる」ことを大切にされているそうです。
建物のデザインなど建物自身に目がいってしまいますが、その中の空間というスペースも建築では大事にしていることに気づかされました。
和田さんがおっしゃっていたことで「明日死ぬと思っていまを生きる」はとても心に響きました。私も同じようなことを考えていて、死ぬ前にやっておきたいことを今全力でやろうと日々考えながら行動しています。
和田さんはビジネスコンテストにもチャレンジしていたそうで、物事の考え方・アイデア出しで大切にしていることは「モノの原価」を考えることとおっしゃっていました。
原価と売り出している値段との差をみるとアイデアが見えてくるとのことです。
例えば、面白いデザインの椅子の原価が0円のもらい物の木材からできているとします。実際は3000円で売れるとするとこの3000円分のアイデアがこの椅子にはあり、デザインや材料の調達の仕方のアイデアが詰まっていることが見えてきます。とても面白い見方だと思いました!
3.チームで課題研究
2日目の後半から3日目の前半は宇宙プロメンバーで大分の宇宙港の課題についてグループワークを行いました。
この2日間で見てきたことや出会った方々のお話を聞いて、どんな課題があげられるか、そしてどうすれば課題を解決できるかを話し合いながらアイデアを出し合いました。
課題→「県民に対してのPRが足りない・宇宙の存在が遠い」
目標→「宇宙港を観光資源として大分を豊かにする」
ここまでは順調にチームで話し合い、決めることができました。
一番苦戦したことはなんといってもペルソナです!
ペルソナとはサービス・商品の典型的なユーザー像のことで、顧客視点に立った案をだすことができます。また、チーム内のターゲット像を一致させ、想像しやすくします。
ただ今回は宇宙港という壮大なものであるため、ターゲットを絞ることがとても難しく、今後は、ペルソナを立てるのではなく、ターゲットとしてどんな人に認知してもらいか、そして関心・行動させるかを重点的に考え、それをもとに実際に行動するという方向がいいと判断することにしました。
まだ先にどんな試練があるかはわかりませんが、チームで一つの大きなもの(大分県民に貢献できる)を完成させ、宇宙港を盛り上げるとともに大分県民の熱も上げていきたいです!
イケベ顧問からメッセージ
むねてぃフィールドワークお疲れ様でした!
むねてぃが「dot.で宇宙港のイベントやらないんですか?」と言ってくれたおかげで、このプロジェクトが始まりました!
\ なつかしい〜〜! /
フィールドワーク中、ずっとペルソナで頭を抱えてたのが印象的でした。
どうしても「宇宙」「地域課題」とかいうと壮大なテーマに思えるけど、
むねてぃが最初に「宇宙港のイベントしないんですか?」って言った時の気持ちとか、海星館でみんながワクワクしてた気持ちの根っこを考えてみると意外とシンプルなのでは…??と思っております。
なぜ?どうして??をたくさん繰り返した分だけ、思考が深まります。
やり切った!!と胸を張れるプロジェクトにしましょう!
これからもがんばろ〜〜〜!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?