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フィールドワークin豊後大野(11/16-17)_こうだい

はじめまして!大学3年のこうだいといいます!
dot.企画のフィールドワークに参加するのはこれが初めてです。

私はいろんな地域に出向き、見知らぬ文化に触れ、新しい経験をすることが好きなのですが、まだ訪れたことのない豊後大野市にてフィールドワークを実施すると聞き、思い切って参加してみました。

cocomioという豊後大野市の関係人口交流拠点施設の方々にお世話になりながら、現地では様々な体験をしてきました。
(宿泊もcocomioでした!豊後大野に行った際はぜひ!:cocomio|豊後大野市関係人口交流拠点施設

本レポートにて、豊後大野で体験したこと・感じたことをいくつかのキーワードと共にお伝えします!


〇1日目


1日目は瞑想体験、郷土料理作り、緒方三社川越まつり見学の3つを行いました。

・瞑想体験


普光寺という山奥にあるお寺で瞑想体験を行いました。(普光寺の詳しい情報はコチラ!:普光寺・普光寺磨崖仏(ふこうじ・ふこうじまがいぶつ) | 日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト

「景観」
瞑想する場所から見える景色が絶景で、瞑想せずとも心が穏やかになってしまうほど綺麗でした。
「非日常体験」
SNSなど、様々な情報にあふれる日常を過ごす中で忘れがちな「自分と向き合う時間」を過ごすことができました。
「瞑想≠かたい」
動くと肩を叩かれる、みたいなイメージを持っていたのですが、普光寺の瞑想では、足を崩してもよし、周囲の雑音に気を取られてもよし。とても気軽に体験することができました。

・郷土料理作り


野菜ソムリエとして活動されている渡辺さんと、後でご紹介する緒方三社川越まつりのお祝い料理を作りました。渡辺さんはYoutuberとしても活動されているようで、今回の郷土料理作りの様子もアップされています!(Youtubeチャンネルはコチラ!)

「”共同”料理」
和気あいあいと協力しながらする料理は楽しく、料理を通して家族や人との繋がりが更に深まるという側面も郷土料理にはあるのかなと感じました。
「継承の難しさ」
最近はオードブルを取る家も多いという話を渡辺さんからお聞きし、伝統を引き継いでいくことの難しさに気づかされました。

鶏汁、手巻き寿司などを作りました!

・緒方三社川越まつり見学


夕食後、緒方三社川越まつりの見学に行きました。神輿を担ぎながら川を渡るという衝撃的な内容のお祭りです。私にとって2日間を通して1番印象に残る活動になりました。

「圧巻」
まずこの言葉が思い浮かびました。大人数が暗闇の中、たいまつの光だけを頼りに川の中を進み、さらに重い神輿を担ぎ進む姿に驚きが隠せませんでした。今まで見たことのない光景で、人の底力を目の前に気持ちが揺さぶられました。
「歴史の重み」
このお祭りはなんと800年以上の歴史があるそうです。遠い昔から引き継がれてきた神々しさも相まって、とても圧倒されました。

 現地体験とは別に、1日目の最後に「エンゲージメントカード」というカードゲームを通じて自己分析ができる画期的アイテムを使って、自分を見つめ直すワークを行いました。納得のいく結果にならなかったので、また普光寺で瞑想して、自分と向き合い直したいと思います!



〇2日目


2日目は「神楽」の見学と、なんと神輿担ぎをしました!まつりは2日間にわたって行われ、その2日目のお祭りに携わらせていただきました。

・神楽の見学


神楽とは、神々を身に降ろして舞う伝統芸能で、神の意志を啓示する目的があるといわれています。まずはその見学をさせてもらいました。

「まさに”神”楽」
序盤は色とりどりの和服を身にまとった方々が舞う演目で、神に対する敬意が感じられるほど神聖で華麗なものでした。私自身演技に心を奪われていました、鬼が出てくるまでは。
「和風エンタメショー」
鬼が舞う演目が始まり、雰囲気はガラッと変わったのです。鬼は暴れん坊を表しているそうなのですが、舞台を壊す勢いで飛び跳ねる、舞台から降りて子供をかけまわす、走って神社から出ていく、など自由すぎる振舞いをしていて笑わずにはいられませんでした、笑。

鬼と綱引きなんかもしました笑

・神輿担ぎ


緒方町の方々のご厚意で神輿を担がせていただきました。しかも体験ではなく、まつりの本番の担ぎ手として任されたのでとても驚きましたが、全力で担いできました!

「集団筋トレ?」
はい、とても重かったです。翌日は当然のごとく肩の筋肉痛に見舞われました…。緒方の男たち、すごすぎる。
「神輿で町おこし」
神輿を担ぎながらふもとの家や道の駅を訪れたのですが、住民の方からお店のお客さんまで、多くの人が笑顔で見届けてくださっていたという印象が強く残っています。神輿から町全体を元気にする、その一助ができたみたいで誇らしい気持ちになりました。

神輿を担いだ後、浜嶋酒造という地元の酒蔵に立ち寄り日本酒を試飲してきました。酒粕のソフトクリームも美味しく、疲れた体に染み渡りました…。

〇2日間を通して


体験そのものの魅力はもちろん、豊後大野市の人の魅力を存分に感じました。普光寺の住職さんに始まり、野菜ソムリエの渡辺さん、区長さんや住民の方々など、たくさんの方が温かく私たちを迎えてくださいました。人柄が素敵で、魅力的な体験もでき、豊後大野は自分にとってまた訪れたいほど魅力的な町になりました。

一方で、若者の人口流出など様々な悩みを抱えていたことも印象的でした。この町のように日本には自分の知らない面白い地域がまだまだあるのだろうと思う反面、豊後大野と同じ悩みを抱える地域もまた多いのではないかと感じます。私は就活半ばですが、どんな形であれ、地域の文化や風土の存続に少しでも支援できる企業選びをしたいと思いました。

〇最後に


dot.スタッフの方々、エンナさんはじめcocomioの方々、引率してくださった佐藤さん、などなど多く方のおかげで充実したワークに取り組むことができました。企画・サポート等していただきありがとうございました!


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