【星空×世界遺産コラボ記事】みんなで幸せに。心に平和のとりでを築こうプロジェクト~ハワイ~
アロハ~🥰🌈🌊✨
世界遺産を勉強中のみずたまです。
今回はnoteの友であり、星空を通じてみんなで幸せになることを目指すけんたろうさんとのコラボ記事を企画しました。
題して
星空×世界遺産
みんなで幸せに。心に平和のとりでを築こうプロジェクト!
けんたろうさんとお話した結果、今回は
ハワイ
について書こうということになりました。
けんたろうさんはハワイの星空を、私は同じくハワイの世界遺産「パパハナウモクアケア」について書こうと思います。
お時間ございましたら、両方の記事を読んで、どうぞハワイの風を感じてくださいね🏄️🌈🌊✨
それでは世界遺産 ハワイのパパハナウモクアケアへLet's note!
※
皆さん、ハワイにある世界遺産「パパハナウモクアケア」をご存知でしょうか?
あまり聞き馴染みのない遺産名ですよね。
それもそのはず。
パパハナウモクアケアへは観光はおろか、船舶の通過にも許可がいるような一般の立ち入りはとても厳しく制限されている地域なのです。
しかし一般の立ち入りが禁止されているからこそ、自然の生態系が保たれ、透明感のあるブルーの澄んだ海がどこまでも続いている遺産です。
まずは場所を確認してみましょう。
Google Mapでは島影さえ出てこないので、Wikipediaよりお借りし拡大してみました。
このパパハナウモクアケアは自然保護区としては南極のロス海に次ぐ世界最大級の面積で、1,510,000㎢。
広いー!
その広さ、なんと東京ドーム約3200万個分です。(みずたま調べ)
逆にわかりにくくなった気がしますが、すごーく広いということです。
そんなパパハナウモクアケア。
広大な海洋地域が世界遺産として登録されていますが、パパハナウモクアケアは世界遺産1223件の中でも40件しかないレアな遺産で、文化遺産、自然遺産の両方で登録されている複合遺産というものです。
まず特徴的なのがこの名前。
早口言葉のように何度も言いたくなりますよね✨
ではここでクイズです!
正解は・・・
4番です✨
ハナウは出産、モクは島という意味です。
3番、密会って。
選択肢作り、下手すぎ(笑)
さてさてもう一度おさらいしますと、パパハナウモクアケアは
という意味で、「パパ」という母なる大地と「アケア」という父である天の神から生まれた島「ハナウ、モク」で「パパハナウモクアケア」というハワイ語の造語です。
この地は紀元前1000年ぐらいからハワイの先住民が自然と共に暮らしてきた場所で、人類の故郷であり死後魂が還る場所と考えられてきました。
それは日本でいうところの古事記のようなハワイの王家に詠い継いでこられたハワイの創世史「クムリポ」にも記されており、パパハナウモクアケアは聖地として崇められていたようです。
先住民が暮らしていた跡が東端のニホア島やマクマナマナ島には残されていて、これらが文化遺産として認められました。
一方、自然遺産としての価値はどうでしょう?
パパハナウモクアケアは火山やサンゴ礁の島として自然遺産の価値も認められていますが、今回私はパパハナウモクアケアに住む絶滅危惧種のお話をしたいと思います。
ではではここで「パパハナウモクアケア」クイズ、第2問!
1.アオウミガメ
2.ハワイモンクシール(アザラシ)
3.レイサンアホウドリ(コアホウドリ)
4.???
ごめんなさい。
ちょっとふざけました。
答えは4番です。
これはわたしのnoteのアイコンでした~💦
青い海に誘われ、出てきてしまいました。
すみません😅
アオウミガメ、ハワイモンクシールは絶滅危惧種、レイサンアホウドリは準絶滅危惧種です。
みずたまは絶滅の危惧は今のところありません(笑)
さて、今回まずお話ししたいのは2番のハワイモンクシールについてです。
「シール」というのは「アザラシ」という意味です。
世界遺産を勉強していると、この「モンクアザラシ」というのはアフリカはモーリタニアの世界遺産「バンダルカン国立公園」にも「チチュウカイモンクアザラシ」という名前で出てきます。
この「モンクアザラシ」、初めてこの名をテキストで見た時から気になっていたんですよね。
モンク、どこかで聞いたことある。
いや絶対あるわ!
「モンク」と言ったらFF(Final Fantasy)もしくはドラクエのジョブ(職業)でしょう?確か格闘家だったような…?
こんなところで若い時分、ゲームをやりこんだ経験が顔を出します😅
おぼろげな記憶を頼りに「モンク」をWikipediaで調べてみました。
すると「モンク」とは、
ほおら、やっぱり~😆
ハワイモンクアザラシのモンクはこの中の僧侶(武闘派の僧侶)を表すのかな?と想像しました。
そう少林寺のような?
ドラゴンボールで言えばク〇リンのような?
確かにこのツルッとした感じの頭がモンクっぽいよね~?🤗
とお嬢と二人納得したのですが、改めてモンクアザラシの由来を調べてみる
と・・・
皮膚のひだが修道士の着る修道服のフードに似ているから
とあります。
え?クリ〇ンじゃないのー?
まあ確かに言われてみれば見えなくも・・・ないかな?
ハワイモンクアザラシはこの見た目に加えて、その習性は孤独で、アシカや他のアザラシのように群れを作らないそうです。
そういう生き方も「モンク(修道士、僧侶)」になぞらえているとか。
なかなか意味が深いですね。
さてこのモンクアザラシ。
世界にはハワイモンクアザラシ、チチュウカイモンクアザラシ、カリブカイモンクアザラシの3種類います。
このうちカリブカイモンクアザラシは既に絶滅しており、残り2種は絶滅危惧種です。
パパハナウモクアケアに住むハワイモンクアザラシは、肉、皮、脂を取るために乱獲されました。
砂浜にのんびり横たわる姿からもわかるように捕獲されやすかったので、あっと言う間にその数を減らすことに。
またアザラシは妨害された場所を避ける傾向があるので、生息地がどんどん狭くなってしまったのです。
更には海洋ゴミや遺棄された漁網などにからまってしまったり、はたまたサメに捕食されたり、あるいは人間が猫を持ち込んだために、トキソプラズマ症(猫の腸内に寄生する寄生虫)で死んでしまったりもしました。
つまり人為的な側面もとても大きかったということです。
私たちが出しているゴミが、アザラシを絶滅に追いやっているかもしれないということは残念なことです。
近年では海洋ゴミを除去したり、抗体を持っていないウィルスに対して予防接種をしたりという努力で少しずつ数を増やしているようですが、
私たちもなるべくゴミは分別し、できるものはリユース(再利用)あるいはリデュース(ゴミを減らすこと)をしてゆかねばなりませんね。
小さいことですが、少しの努力で地球の生態系や動植物を守れるとしたら、できることをしてゆきたいなあと思いました。
※こちらのサイトを参考にしました。
さてさて長くなりましたが、最後にクイズをもう1問!
正解は・・・
4番、74歳です!
すごい長生きですよね。
コアホウドリの平均寿命は一般的には30~40年といいますから、相当な長生きだということがわかります。
彼女の名はウィズダム(知恵の意)。
1956年彼女が5歳の時、研究プロジェクトの一環として足環をつけられたことが記録の始まりです。
なんと世界最高齢の野鳥とのこと。
レイサンアホウドリは一夫一婦制なのですが、ウィズダムは長生きがゆえに4匹目のパートナーを迎え、昨年はなんと4年ぶりに通算60個目の卵を産んだそうです。
74歳でお母さん!スゴイ!!!!
※
さてさて今回の世界遺産パパハナウモクアケアのお話はこの辺でおしまいです。
ハワイの先住民が暮らした自然豊かな世界遺産、パパハナウモクアケア。
いかがでしたでしょうか?
今回この世界遺産について記事を書くことで、私自身も知らなかったことをたくさん知ることができ、とても楽しかったです。
みなさんの記憶の中にこのパパハナウモクアケアが少しでも残ったら嬉しいな~😊🌈💕
ぜひぜひ星空案内人けんたろうさんの書くハワイの星空の記事もあわせてお楽しみくださいね✨
最後までご覧いただきありがとうございました。