相手の気持ちを知るには、まず自分の気持ちを差し出そう
あまり気にしていなかったけど、なんとなく見てしまったらそれなりにハマってしまったアニメ「葬送のフリーレン」
今や毎回楽しみになっていて、欠かさず見ています。
舞台は王道?の剣と魔法のファンタジーの世界なんだけど、描かれている内容が人の心に触れていることが多くて、ぐっとくるセリフや表現が多いところが私は好きです。これ、ある程度年齢を重ねた大人じゃないとこの気持ちは分からないだろうなぁと思う部分もあるけど、そこも良かったりします。
あとエンディングのアニメーションが本当に素晴らしいです。
曲もすごくいいし、作り手のこだわりみたいなのも物凄く感じられてとても素敵です。
先日も最新話を見て「自分の気持ちは言葉にしないと相手に伝わらない」みたいなセリフがあって、本当にそうだよなぁと思います。
ちなみにこれ↑、恋愛リアリティショーでもよく使われている(言われている)言葉でもあったりします(笑)
私はどちらかというと自分の気持ちを上手く伝えることができないまま大人になってしまったタイプなので、「自分の気持ちを相手に伝える」大事さは今本当によく身に染みています。
特に「嫌」とか「やりたくない」みたいなことを言うのが本当に苦手でした。
あと何かを「断る」みたいなのも苦手だったります(今でも得意ではありませんが…)
それを深く掘り下げると最終的に「相手に嫌われたくない」という気持ちに辿りついたんです。
「嫌われたくない」みたいな想いで言うと「断る」のと同じぐらい「お願いする」も苦手だったりします。
これは例えば「気になっている人を誘ってみる」とかも含まれていたりします。「私なんかが誘ったら迷惑かも…」みたいなことを先に考えてしまうことが多かったんです。
私は以前、心理セラピーを受けたことがあって、その時に心のしくみを学んだり潜在意識の書き換えみたいなものも受けさせてもらいました。
その時に学んだことなんですが、「私なんかが誘ったら迷惑かも…」みたいな相手の気持ちを勝手に先読みするのって、結構失礼なことなんです(笑)
相手はそんなこと全く思ってないかもしれないのに、相手の気持ちを勝手に決めつけちゃっているので。
断られた時に自分が傷つくことの予防線として、こういう「相手の気持ちの決めつけ」をしちゃうんですよね。
だから、こういう時「本当は自分がどうしたいか?」っていう気持ちの方がずっと大事なんだということを知りました。
相手の気持ちは相手にしか分からないので、まず「自分がどうしたいか」を提示して差し出すんです。
もし、いい返事がもらえなくても傷つくのはその後でいいんです。
こういうことが分かってからはずいぶん楽になりました。
そして、自分の気持ちをきちんと丁寧に伝えると相手もそれにきちんと応えてくれます(それがたとえ自分が望んだような反応ではなくても)
だから相手のことを知るには、まず「自分がどうしたいか」を大事にして、それを相手に差し出してみてください。
きっと以前よりも相手のことが少し見えてくると思います。