過去の手帳を見返して思ったこと
実家に帰省した時のこと
昨日は実家へソロ帰省していました。
私はそんなに頻繁に実家へ帰ったりはしていないんですがここ最近、実家に帰った時は本当に少しでもいいので不要品を処分していくことにしています。
置きっぱなしだったり、今はもう使っていない物なんかも多く残して家を出てってしまっていることもあり、実家に帰った時はちょっとでも不要なものは処分したり、取っておきたいものは引き取ったりしています。
ずっととっておいた過去の手帳
その中でもずっとどうしたらいいのか分からないものがあってそれはズバリ過去の手帳。
某1日1ページの手帳にこだわって使っていた時期があり、約10年前から数年間使用していました。
というか、みなさん過去の手帳とか日記とかどうしてます???私は捨てるに捨てれなくていまだに残していました。
昨日実家に帰って、その手帳が出てきたのでその過去の手帳たちをどうしようかな~?なんて思いながらなんとなく見返して結構衝撃を受けたんですが
私、10年前と悩んでいることが大して変わってないじゃん…!!!
ということに気づいてしまったんです(笑)
悩みとか願望としてよく書いていたことは仕事のことで、仕事以外のことで「こうなったらいい」みたいなことは実は結構叶っていたりします(笑)
過去の願望から少し見えてきた本当の「願望」
よく手帳に書いていた「叶えたい事」のひとつに「本の表紙イラストを担当したい」がありました。
これ、いまだに叶えられておらず(厳密に言うと実は叶っていたりしますが。^^;)今でもやりたいな~とはずっと思っています。
あともう一つ、よく書いていたことで「年収○○○万円稼ぎたい!」とかそういうお金のリアルな金額的なもの。これもいまだにこうなったらいいなぁとはずっと思っていることです。
ただ、まともに叶っていない(笑)今の状況で、この手帳の内容を見て思ったんです。
これ、私の本当の願いじゃないかもしれない、と。
なんていうか、薄っぺらく見えてきちゃったんですよね。
「本の表紙イラスト」も「○○○万円稼ぎたい」も結局は表面的なすごさとか権威的なものが欲しくて、これを叶えたいって言っているように見えてきてしまったんです。
そんな風に見えてきたら「私、そもそもどういうイラストを描きたかったんだっけ?」とか「何に興味があったんだっけ?」と少し原点に立ち返ることができました。
今まで数多くのイラストのお仕事をさせていただいて本当に楽しくて、ありがたくて、今後もできるならずっと続けていきたいです。
お仕事として、依頼されて描くイラストが大好きです。
ただ、今後はそれとは別にもっと自分がやっていきたい表現をしていくフェーズに入ってきたのかもなと、今回の件で思いました。
イラストスクールに通って、営業活動をしていた頃はやっぱり「使ってもらえそうなイラスト」を意識的に描いていく事が私は多かったので、ある意味ちょっと自分を押し殺している部分があったと思います。
でも「仕事につなげる・つなげたい」目的の方が大きかったのでこちらを優先してきていました。
私は今までこうやって自分の素直な気持ちに気が付けず、鈍感になりすぎて物凄く遠回りをしてきてしまったことが多いんです。
だから今回もやっとそのことに気がつけた感じです(^^;)
まだどうなっていくか自分でも分からないし、どうしたいかもまだ見えてきてないけど、もっと素直になって自分と向き合っていけそうだなと少し光が見えてきた気がしました。
そういう意味では過去の手帳も捨てずにとっておいてよかったかな(^^;)
(とはいえ、そのうち処分する予定です。笑)