朝鮮半島の現場を歩いてみたら

朝鮮の軍事境界線とソウルに行ってきました。
Visited Korean Demilitarized Zone and Seoul.

メディアにもたびたび取り上げられる板門店(パンムンジョム)は、DMZ(非武装地帯)の境界線上にある共同警備区域の中にあるため、個人訪問はできず必ずツアー参加が義務付けられています。

(国連のマークが入った許可証を胸につけます)

情勢によってツアーコースが変更になったり、中止になるそうで、例えば以前コースに含まれていた北朝鮮と韓国をつなぐ「帰らざる橋」と呼ばれる橋には現在は近づけません。その橋を渡る脱北者を防ぐため北朝鮮側が地雷を大量に埋め危険になったからとのことでした。
ツアー自体も最近は米朝会談の関係で3ヶ月間ほど中止されており、再開したのは先週からとのことです。
板門店の案内も、2年前までは韓国人ガイドが行っていたそうなのですが現在はアメリカ軍兵士が行っています。国際情勢が何か影響しているのでしょうか。

ガイドによると日本人客数はここ最近少なく、代わりに中国人客がバス貸切で来るそうです。板門店でも対岸(北朝鮮側)には中国からとみられる観光客がたくさんいてこちら側に手を振ってきていました。(韓国側からは手を振ってはいけませんと言われたのですが、思わず振りそうになってくそ怒られた)。

(対岸に見えるのは北朝鮮。中国からとみられる観光客がこちら側にカメラを向けたり手を振ったりしている)

持ち込める荷物も韓国側はバッグ禁止、携帯と財布くらいといった感じでしたが見る限り北朝鮮側は傘やバッグの持ち込みもOKそうでした。セキュリティ面でも両者違いがあるようです。

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ソウルでは、元テレビ局記者のGenie Kimちゃんに付き合ってもらって朝から晩まで遊んでもらいました。
報道機関を含め韓国の働き方は日本とほぼ変わらないようでした。ちなみに警察担当は日本と同じく「サツ回り」というそうです笑。

(韓国の記者の「とりあえず生」的な一杯目は「ソマク」。ビール+焼酎の意味ですぐ酔えるかららしい)

働き方や生き方について話を聞いていて、韓国は世界の中で最も日本と共通点の多い国だなと思いました。

一方、韓国ではメディアを含めた大きな#metooムーブメントが起きているそうです。その中心は20-30代だそうで、今年3月には数千人が集まる集会が開かれたとのこと。合言葉は「Go wild Speak loud Think hard」。

(韓国語でI'm femministと書いてあるそう)
韓国や欧米諸国社会にきている大きなうねりと比べ日本ではあまり運動が盛んになっていないことが指摘されていますが、メディアがどう報じるかにもその理由がありそうです。
こちらのbloombergの記事をシェアします。
https://www.bloomberg.co.jp/…/art…/2018-04-05/P6P0WY6K50XS01

#コラム #韓国 #海外

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