ルワンダの現場を歩く
アフリカ・ルワンダに行ってきました。
四国の約1.5倍の大きさの内陸国は、いまアフリカのシンガポールになるべくIT推進に政府主導で力を入れているとのことです。
首都のキガリでは、20代を中心にIT起業家が集まるオープンスペースを訪問したり、同い年のルワンダ人女性起業家がバリバリ働く姿を見たりして若いエネルギーを感じてとても刺激を受けました。
一方で、数時間バスに乗ればまだまだ水道や電気などのインフラも整備されていない地域があるなど、開発は一筋縄ではいかないんだろうなぁと都市と地方の成長の格差を垣間見ることができました。
アフリカビジネスが注目されてしばらく経ちますが、ルワンダを語るに避けて通れないのは1994年の4-7月のわずか3ヶ月足らずで80-100万人もの命を落としたジェノサイド(大虐殺)。
ちょうどメモリアル期間に滞在となりましたがたったの24年前に起きたことで、現地在住の日本人の方たちから聞いても、政治経済から文化まで、生活に関係しないことは一切なくまだ深い傷として人々の暮らしに影響しているとのことでした。
そんな中、生き残った当事者の方から当時のことを聞く機会をいただくことができて、もらった言葉は一生忘れない記憶になりました。