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繋がり続ける 10月のどすこいスタッフ研修

ずいぶん涼しくなりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

どすこい王寺町部屋のライアンです。

先日10/6(木)はどすこいスタッフ全員による合同研修が行われました。

先月、私が入職した当日、「今後は月一回くらいのペースで定休日の木曜日を利用して、研修ができたらいいね。」という話が上がっておりましたが、見事なフットワークの軽さで、それから翌月にあたる今月、早速の開催となりました。
8月に関西大学堺キャンパスで行われた「プロジェクトアドベンチャー(PA)研修」に続く2022年度2回目のスタッフ研修です。

座学

今回はこの9月に新しいメンバーが加わったばかりであることなどから、どすこいの理念や歴史について、改めて確認する時間をもつことになりました。

どすこいは、これまでにも忙しい現代社会において、孤独や心の病に苦しんでいた人が、森に受け入れられことを通して、元気をとりもどした事例を幾度となく目の当たりにしてきました。

そんな、森のようにどんな人も(利用者も職員も)受け入れてともに元気に歩んでいくことのできる団体であり続けたい。そんな思いを感じるどすこいの理念と歴史を確認することができました。

詳しくは現在リニューアル中のどすこいのホームページに掲載する予定ですので、ぜひ楽しみにしてください。

午後からは早速森を元気にする活動、竹の取り方、炭化のさせ方の研修をうけました。

無煙炭化器
竹取

どすこいを長く応援してくださっている方にとってはおなじみかもしれませんが、日本の山々には、あまりにも木が生えすぎてしまっています。
ぎちぎちに生えた木々は、人間に例えるとぎゅうぎゅうの満員電車状態、まだ満員電車はいっときのことですが、森はそういうわけにいきません。

今回はその中でも竹の切り倒し方を学ぶことが出来ました。

いくら竹とはいえ切り倒すとなるとずいぶんむきむきじゃないときついんじゃないかと思っていましたが、やってみると意外とそうではありませんでした。

ノコギリをうまく使うと、ザックザックとみるみるうちに切れ目が入ります。

ノコギリ
ノコギリーありちゃん

ツタがややこしくからまった竹を倒すのは少し大変ですが、そうでもない限り5分もあれば1本の竹を倒すことができます。若い女性スタッフも楽しんでいる様子が印象的でした。

当日は時間の制限もあったので、集まったメンバーは一人一本ずつ竹を切り、みんなで森の入り口まで運び出す作業をしました。

全部でおよそ20本でしたが、竹を切り倒すと、そこに風が流れ込むのを感じました。まるで森が呼吸したかのようでした。

代表のゴリさんの話では、森も人間と同じで密集しすぎると呼吸困難になってしまっているのだとか

どすこいの行動規範の一つ目は、「森の再生人のコミュニティの再生を目指します。」です。その通り、森を元気に、私たちも元気に、そして私たちの周りも元気に、森から元気の輪を広げて行けるように、研修の学びを生かして活動していこうと思いました。


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