多様化する中国パチもん香水
aliexpressに加入した。今まで利用していたwishよりもアプリの使い勝手がよい。そして品数も豊富だ。
早速パチもん香水を探す。相変わらずちゃちな代物がゴロゴロ転がっており、楽しい。
花の物語
メンズのパチもん香水4つ入りコフレ。
JEEN MISSのパチもんコフレ
ロングセラーパチもんCOOCとCHENALEが同時に入手できる嬉しいコフレ。
COOCは明らかにCOCOのパチもんだが、香りはNō19に似ていた…。
COOC、持っています…。
Nō19が苦手なのでしまい込んだままですが。
ゲランのプティットシリーズも定番のパチもん。
Diorのパチもんコフレ。プレゼントされたらちょっと嬉しい、かも。
Dior Poizonシリーズもパチもん香水の定番。
BLVCK OPENS
ブラヴェク オープンズ?
人気のYSLブラックオピウムのパチもんは新興勢力!!
先程までのパチもんと価格はほぼ倍。2000円前後。
ラルチザンパフュームのパチもん。
こちらは3000円超過。値段設定が高めのパチもんは数種あるラインナップの使用香料と香調もきちんと記載されているのも以前には無かった特徴。
ジョー・マーロン風星座香水。
香調の解説が詳細。今までには無かった方向に向かっている。
まさかのエルメス!?
こちらはパチもんとしては高めの4000円弱。ボトルはそっくりだが…。
中国系ECサイトでの商品名表記は独特のクセがある。上記の品はアナスイの本物だろう。しかし、殆どがブランド名と商品名を正式表記しないのだ。
普段どおりの商品名登録に慣れ過ぎているのか、不良在庫の正規品の写真撮影が面倒なのか、あからさまにおかしな商品名にどこかで拾ってきた正規品の画像。言葉少ない解説というちぐはぐさ。
このちぐはぐ製品、実は本物が届く可能性が高い。おかげで未入荷レア品や廃盤レア品の本物を何度か入手している。だから中国ECサイトはやめられ無いのだ。
世界に名の知れた化粧品ブランドも無い。そんな中国では既存製品のパッケージを真似て、解る人だけが解る自らのブランド名を小さくつける。中身は勿論オリジナルだ。
これが中国香水の現状。
ペンハリガンとアニックのパチもん
それぞれ2000円程度。これらは本当に良い香り、ペンハリガンのパチもんは本家ペンハリガンのユニセックスのよう、シトラスウッディが綺麗な香り。アニックは上質なローズが柔らかに香る。このグレードで2000円程度なら同会社の新作パチもんがほしくなる。(現在のイチオシはパチもんジョー・マローンとパチもんディップ・ティックの广东維密生物科技有限公司製造 https://m.1688.com/winport/b2b-2923070917c1a4d.html )
使用香料詳細の記載、高価な品の出没などの小さな変化。
上記二点はあえて漢字をボトルにも商品名にも表記。価格は600円程度。粗悪パチもんだらけだった時期から販売されている中国オリジナル香水。
先日は古龍のレビューを海外サイトでちらっと目にした、中国香水に注目する人は少なからず存在する。
小さく前進する中国香水、オリジナルブランド名とオリジナルパッケージ製品を販売する日は遠くない気がする。