バラ育成者に使ってほしいバラ香水
筆者は幼少期よりバラの花が大好きだ。幼い頃よりバラを育てており、ローズガーデンを訪れるのも大好きだ。そんな視点から見たバラ香水の数々。
Sa Majeste la Rose EDP
Serge Lute
セルジュ・ルタンスの初期香水。スパイシーさと花の密を感じる。リアリティ溢れる濃厚なバラの花の香り。現在は釣り鐘型ボトルのみ生産中。バラの女王という名に相応しい高貴かつ堂々としたバラの香り。
R'ROSE SÉLAVY Pure Parfume Maria Canditta Gentile
往年の名曲『バラ色の人生』をイタリアの調香師、マリア・キャンディータ・ジェンティーレがイメージした香水。
こちらはティーローズ、ターキッシュローズ、メイローズにバラの葉や茎の香りも含まれ、バラの葉も陽光に輝く最盛期のローズガーデンの植え込みに顔を埋め花の香りを確かめた時のような、葉の青さや瑞々しさが再現されたローズガーデン香水。公式サイト、海外通販にて入手可能。
IL PROFVMO
ROSE SECRÈTE EDP
バラの花の優しい芳しさと瑞々しさそのものの香り。公式サイトに記されたスリナムローズの香りを筆者は知らないが、ティーローズとダマスクローズを強く感じる。ベルガモットとライチがフレッシュなバラの再現している。公式通販で10mlから購入できるのは嬉しい。
Persian Rose Parfume
Pacifica
ミルラローズの香りそのもの。ミルラが香る園芸種ローズはやや香りが弱めな印象だが、この香水はパワフルに香ってくれる。
残念ながら廃番。eBayや一部ECサイトにて入手可能。
Blue Rose Appuse EDT
SUNTORY
サントリーが開発した青バラ、ブルーローズ アプローズの香りを再現したオーデトワレ。
見事なまでにブルームーンやラプソディーインブルーのような強香種ブルーローズの香りそのもの。
L’Ombre Dans L’Eau EDT
Diptyque
ディプティックのフルーティローズフレグランス。ローズガーデンを散策中、フルーツ香の強い品種に出会ったようなナチュラルでフレッシュなローズガーデン香水。フレッシュな香りはやや長持ちする。
Oscar François
Keisei Rose Garden
あの少女漫画の金字塔作風『ベルサイユのばら』は主な登場人物のバラ品種がフランスのメイアン社との共同開発されている。その中でも強香種のオスカル・フランソワの香りを再現した香水。
フルーツ香、ダマスク香、グリーン香が力強く香る。調香師は資生堂ばら園シリーズを手掛けた故・鈴木省三氏の弟子・蓬田勝之氏。
京成バラ園売店及び公式通販にて入手可能。
バラ育成家・鈴木省三と香水についてはこちらを参照。
リンク先内容は2023年1月21日現在の情報である。
写真
筆者撮影及びブランド公式サイトより使用。
この記事の無断転載を禁じる。転用する場合は筆者に連絡の上、稿料として50,000円を支払うこと。違反を見つけた場合は300,000円を支払いを命じる。
いいなと思ったら応援しよう！
