【悲報】「賃貸不動産経営管理士」の実務講習が『高い壁』に見える3つの理由。
「賃貸不動産経営管理士」の試験に合格したけど「登録要件」を満たしてなくて未登録のみなさま、お待たせいたしました。
12月1日に「実務講習」の申し込みの詳細が発表されたんだけど、正直萎えてます。
確かに令和1年の試験はまだ民間の試験で、ある程度合格率が高かったとは思うよ。
それでもさ、それなりに勉強したから合格したんだよね。
それなのに、この仕打ちって、さすがにへこむよ。
そこで、「実務講習」が『壁』なる理由を【3つ】にまとめました。
1.申込み代金が【20,000円】!それだけじゃない。
「実務講習」の申込み代金が、な、なんと【20,000円】!
「高っ!」って思ってたらそれだけじゃなかった。
「実務講習」修了後、さらに「登録手続き」【6,600円】と「業務管理者移行講習」【7,700円】が残ってる。
必要な費用の合計が【34,400円】(税込)。
「そんなの知ってるよ。」っていう人はいいんだけど、いま知ったって人は結構へこむよね。
ほんと「実務講習」からの3ステップがエグすぎる。
ただ申込み期限は【令和4年3月31日】(令和2年以降の試験合格者で、①宅建士ではない人、②賃貸業務の実務経験が2年以上ない人の場合)。
費用を確保する時間がちょっとだけ取れるのがせめてもの救いかも。
せっかく、「賃貸不動産経営管理士」が『国家資格』になったんだから、かならず乗り越えて行きましょう。
2.講習の時間が【25時間】〜テキストとeラーニング〜
申込みが完了すると、「実務講習」の教材が送られてきます。
自分で【25時間】の勉強が必須。
①テキストの自主学習を17時間、②eラーニング(インターネット)で8時間。
しかもeラーニングは「140分✖︎3セット」、受講中は「離席禁止」って、嘘やろって感じ。
「ちょっと待ってください。」
ここで重大な問題が発生。
「eラーニング受講中にトイレに行きたくなったらどうするんだろう?」
ある程度の年齢になるとトイレが近いから、確認重要事項です。
「賃貸不動産経営管理士協議会」にしっかりと確認してみます。
ちょっと話が脱線しましたが、25時間の勉強は結構長そうですね。
土日・祝日を使ってまとめて学習するのか、平日も含めて学習するのか。
自分のペースで、計画して学習を進めていきましょう。
3.修了試験がある
最後の難関が「修了試験」。
正答率が【70%以上】必要だなんて。
いい加減にしてほしいですね。
「自主学習とeラーニングを受講したら十分じゃないんですか。」
と言っても仕方ない。
最後の踏んばりどころです。
でも、ここでも大きな疑問が出てきました。
「この修了試験は一発勝負なのか?」
ほんと、ここはめっちゃ気になりますよね。
2つ目の確認事項発生です。
とはいえ、「修了試験」をクリアしなきゃいけないのは確かです。
意外と長い道のりになりそうです。
まとめ
「賃貸不動産経営管理士」の取得には、お金と時間と手間(勉強)がかるんだね。
国家資格になるってこういうことなのかな。
❶賃貸不動産の管理業務に2年以上の実務経験を有する者、❷その実務経験と同等以上の能力を有する者、を満たすための「実務講習」。
かんたんに「はい、どうぞ。」とはならないよね。
しっかり勉強して「国家資格」を手に入れましょう。