【ワンピカのメモ紙】「すべて」の効果範囲は難しい
はじめに
お久しぶりです、ハタハタです。
裁定を公式に問い合わせた報告ツイートがやたら伸びたのでメモ紙再開です。
乗るしかない、このビッグウェーブに。というわけで素材集めサムネ編集含め1時間半で書きました。
とはいえジャッジ試験の一次試験期間が終了したことが一番の理由です。何があるか分かんなかったからね。
あいも変わらず総合ルールと睨み合いながら書いていきたいと思います。
このメモ紙シリーズは「パッションでワンピースカードを遊んでいる方」向けです。詳しい有識者の方には常識かもしれません。だいたいで読んでね!
今回のテーマ
なんかむっちゃ伸びた「3D2Y黒ルフィと鳥カゴの裁定」を噛み砕いて書いていきます。
また、これだけでは物足りないので、鳥カゴと同じく「すべては、」というテキストが書かれたカードについても書いていきたいと思います。
今回は「すべて」特集なので色はバラバラ。
そして、5/16現在で発売前である、ブースターパック8弾「二つの伝説」収録の10白ひげについても触れていきます。つまり発売前の効果予想が含まれます。ご注意ください。
今回の教材
ST14-001 モンキー・D・ルフィ(以下、3D2Y黒ルフィ、黒ルフィ)
OP05-040 鳥カゴ(以下、鳥カゴ)
ST14-017 サウザンド・サニー号(以下、サニー号)
OP04-083 サボ(以下、5サボ)
OP08-043 エドワード・ニューゲート(以下、10白ひげ)
その他、軽く触れるカードもあります。
黒ルフィと鳥カゴ
というわけで本日のメインテーマです。
主題としては「3D2Y黒ルフィの効果でコスト6以上になっているキャラは、鳥カゴの効果でアクティブにならないのか」になります。
結論を先にお伝えすると「アクティブにならない」が正解です。
重要なことは公式が全部書いて下さったのでこの話はこれでおしまい状態ですが、せっかくなのでここから詳しく掘り下げていきます。
この問題の本質は「リフレッシュフェイズの処理順」にあります。
鳥カゴのアクティブにならない効果は太字の条件がない永続効果。
黒ルフィのコスト+1の効果はリーダーにドンがついていることで有効になる永続効果です。
そのため、「付与されているすべてのドンがコストエリアに戻る(外れる)」のが先か、「レストのカードすべてをアクティブにする」のが先か、という点が重要になります。この処理順は総合ルールにて確認することができます。
今回関係ある処理に絞ると、
①付与されているすべてのドンがコストエリアに戻る(外れる)
②レストのカードすべてをアクティブにする
の順で記載されています。そして実際にこの順で処理が実行されます。
(この順かだけが不安だったのでお問い合わせしました。書いてある通りのこと聞いてごめんね公式)
というわけで黒ルフィと鳥カゴの処理順は
黒ルフィ側のリフレッシュフェイズに入る
→まずリーダーに付与されていたドンが外れる
→この時点でリーダー効果が無効になるため、コスト6になっていたキャラがコスト5に戻る
→レストのカードすべてをアクティブにする段階に入る
→この段階でコスト5以下であるカードは、鳥カゴの永続効果によりアクティブにならない。
になります。
ちなみに、公式Q&Aにある通り、ドンを戻さないということは選べません。処理順が混乱するのを避けるためにも、ドンは必ず外しましょう。横着ダメ、絶対。
ここでサニー号ありのパターンも交え、実例を3つほど挙げて整理していきます。
コスト5のキャラ
お問い合わせで例に挙げた5サボがここに当たります。リーダー効果でコスト6になるので、リフレッシュフェイズでアクティブになりません。
サニー号あり/特徴《麦わらの一味》を持つコスト5のキャラ
主に5サンジです。たまに5ブルックとか。
サニー号は鳥カゴと同じく永続効果です。登場してから場に置かれ続けている限り、フェイズ問わず《麦わらの一味》のキャラのコストを+1してくれます。
そのため、5サンジはリーダー効果が無効になってもサニー効果でコスト6になり、鳥カゴの効果を受けずに済みます。
サニー号あり/特徴《麦わらの一味》を持つコスト4のキャラ
7.5弾時点ではチョッパーのみになります。
こちらはリーダー効果とサニー号効果を合わせてコスト6になっており、リフレッシュフェイズでドンが戻るとコスト5になります。そのため、鳥カゴ効果でアクティブにはなりません。
「すべては、」の自動効果は現状2種類のみ?
基本的に「〜〜すべては、」と書かれている効果は先述の鳥カゴと同じく、「永続効果」に分類されるものがほとんどです。
これは大半が効果が有効となる期間の指定がないためです。この効果が書いてあるカードが場に存在する限り、永続で効果が有効になります。
ただし、例外として「〜〜すべては、」の後に期間の指定がある自動効果を持つカードが2種類存在します。
「…なにも!!!な゛かった…!!!!」と5サボです。
前者があんまりにも見かけないせいで5サボのみのテキストみたいになっています。
そんな「すべては」の自動効果たちに待望の新規カードが実装されます。
10白ひげ、青のエドワード・ニューゲートです。
ゆるゆるのサボとは反対に、ガチガチの条件指定を引っ提げて実装です。
実質相手のキャラのアタックを1ターンスキップする強力な効果になります。さすが看板。
ですが、サボと同じテキストということは、同じ裁定である可能性が高いです。そのため、一つ注意しなければならないことがあります。
それは10白ひげ登場時点で相手の場にいたキャラ以外は、ハンデスのデメリットを受けないという点です。
公式Q&Aにて、サボ登場後に登場した自分のキャラはKO耐性がつかないことが明記されています。
これと同じ裁定になる場合、10白ひげ登場時点では場に登場していなかったキャラは、次の相手ターンでもアタック時に手札を捨てる必要はなくなることになります。
つまるところ、次の相手ターン中に登場した速攻を持つキャラは、10白ひげの効果も関係なくアタックができます。やっぱ速攻で横っ面張るのが一番早いんだ。
まだ8弾発売前なので、予想段階なので裁定が違っていたら申し訳ありません。でも多分あってると思います。知らんけど。
まとめ
リフレッシュフェイズはまず付与されているドンを全部戻す!戻してから、レストのカードすべてをアクティブにする!
発売前のカードの裁定を予想するのは楽しい!
普段より駆け足でザカザカ書いたのでたくさん粗があると思います。
とりあえず確定しているのは公式の裁定だけなので、公式の言うことをちゃんと信じましょう。
こんな拙い文章でも最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
これはメモ。
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