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中学・高校と大学の理系科目の違い (投稿No.4)

こんにちは!同志社大学理工学部の学生、つきです。

今回は、大学での理系科目の勉強について、中学や高校と比べながら紹介したいと思います。


1.計算方法が違う!

中高生の皆さんは、数学でどのように計算していますか?
筆算を使って自分の手で計算していますよね。
 
実は、大学では、複雑な計算はコンピュータや電卓を使うことがほとんどです。
電卓を持ち込むことができるテストもあります!

しかし、計算は機械がやってくれますが、式を立てたり、手順を考えたりするのは自分でやる必要があります。中学や高校の勉強は無駄にはなりません。

2.解けない問題が多い!

高校までの数学では、答えがある問題が与えられて、それを解いていました。

しかし、大学の数学や理科では、解けない問題がたくさんあります!

たとえば、学校でばねの法則を習うと思いますが、実際にばねの実験をするとその公式と同じにはならず、複雑な式になってしまいます。
単に公式に当てはめるだけで解くことができないのです。

解けない問題に対しては、細かい部分は無視して簡単に考える方法(近似)を使うことがあります。

3.授業中の演習時間が少ない!

中高生の皆さんは、授業中に演習の時間はありませんか?
自分で解いてみると、手順を確認したり、わからないところを発見したりできますよね。

しかし、大学では、講義(授業)の演習時間がほとんどありません!
講義によっては、演習時間が全くないこともあります。

では、どうやってテストに向けて勉強するのでしょうか。
人それぞれですが、私の場合は、教科書から授業中の内容の練習問題を探して解いています。
教科書の問題量が少ない場合は、図書館で参考書を探して勉強します。


今回は、大学での理系科目の勉強について、中学・高校と比較しながら紹介しました。

意外に感じたことはありましたか?
大学での勉強のイメージに役立つとうれしいです!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

次回は、”大学に入ってびっくりしたこと”です!
ぜひ、読んでみてくださいね。

(こちらの記事は「わたしのサイエンス」プロジェクト 学生スタッフが作成しています)

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