ドリアード杯の使用デッキと大会レポート【02環境リンクス】
こんにちはエスカレなんとかです。
大会出て好成績だった時だけnoteを書いたり動画を作るモチベーションがあります。
今回は吾妻アキトさん主催のデュエルリンクスの大会「ドリアード杯」に出場した際に使用したデッキとデュエル内容についてお伝えしたいと思います。
※この記事はスマホ・PCゲーム「遊戯王デュエルリンクス」内で行われている「02環境リンクス」という、OCGの2002年5月までのカードプールで遊ぶローカルルールについての記事です。
「02環境リンクス」の詳細については発案者であるニコツさんのブログを参照してください。
Twitterで「#02環境リンクス 」というタグを検索すると、デッキ情報などがたくさん出てきます。たくさん出てくるように努力してます。また、ルーム開催情報などもたくさんでてきます。ぜひ検索してみてください。
使用したデッキはアンデット族
昨年の9月くらいからアンデット族のデッキを精力的に使い始めました。キッカケは現代リンクスでカラクリデッキが死者への供物のデメリットを毎ターン使える1ドローで相殺しながら戦い、環境入りしていたことです。
この死者への供物は02環境リンクスでも強カードなので、同じく毎ターン1ドローできるデスラクーダでデメリットを打ち消すデッキを組んでみようと思いました。
そして作ってたデッキがこちら
このデッキは当初想定していたよりも大分強く、毎月恒例のポイントバトル2か月連続2位になったくらいだったですが、大会に持ち込む前にコスト改定がありコストが一気に16にブチ上がったため、解体を余儀なくされました。
今大会のコスト表
それでもアンデットは使ってて楽しかったのでデッキの軸を「死者への供物」から「死者への手向け」に変更し2か月くらいちょいちょい調整しながら、ドリアード杯用のデッキを作成しました。それがこちら。
というわけで変更点を交えながら、アンデット族のデッキの詳細を説明していきます。
変更点
・メインの除去手段を供物から手向けへ
・手向けを増やしたことで、手向け→生者の書が決まりやすく
・供物がなくなりモンスターを守る手段が少なくなったので、デスラクーダの枚数減らし、固い王族親衛隊を増やす
・砂塵の悪霊を採用、王族親衛隊・生者の書との相性抜群。再利用も可、防御札が確保できればつり天井より使いやすいかも
変わらない点
・ピラタで上級/下級アンデットを自在にリクルートできる
・王族親衛隊はステータス優秀。スキルで荒野を張れば攻1800守1900、サイクルすれば攻撃力2100まで上がる。
・王族親衛隊デスラクはサイクルモンスターなので、闇の呪縛や呪魂の仮面、ブラックダストなどに強い
・デスラクーダでドローしまくる→手向けのデメリットを相殺
・ドッペルゲンガーはピン差しでいいところで使えたらいいな
・ピラタ・親衛隊・ドッペルのおかげで、デスラクかも思っていても殴りにくくなるはず
・ノワールでピラタを殴らせたり、デスラクーダを殴らせなかったり。
・ロードは効果破壊に強い→そんなに活躍してない気もするけど、実は裏で手向けとかを相手に制限させてるかも
・罠がありそうでも突っ込んでいく、アンデットだから死なないはず()
弱点
・上級3枚下級9枚なので、ピラタ引けなかったり適切に処理されると全然回らなくなる
・防御札は多く積めないのでモリモリ除去られるとキツイ
・打点が低い。特に荒野を割られたりするとパワー不足が顕著
・メインの除去が手向けなので、クロソとかでフリード立てられると立ち回りが辛くなる(補うために砂塵の悪霊やつり天井を入れている)
そして大会へ
エントリー時に好きな02環境カードを提出していたのですが、私の選んだカードはコケ。
中学生の時にコケを無限回収してましてね。
使ってたわけではなかったので☆3なのもしりませんでした。
選んだカードのレベルによってトーナメントが組まれるという方式だったようです。
1回戦
相手は水ゆうさんの三沢。
デッキの詳細はわからないけど30枚デッキだから、以前ルームで見たブラマジ光属性か?
1戦目
初手はいきなり下級モンスター引けず、これが怖い。イタクァでしのぐ。
どうやらダークゾーンを張る闇属性デッキ。イグザリオンがイヤだな。
多分下級モンスターが2枚しか引けなかったけど、生者の書が2枚引けたので綱渡りで耐えた。
つり天井・生者の書・砂塵の悪霊あたりが活躍して勝利。
2戦目
幻影の壁は久々に見たけど、手向けの使いどころ。
水ゆうさんは30枚デッキ、ブラックマジシャンは出せても千本ナイフは多分引けないだろうと踏んだ。どっちにしろケアは難しいし。
イグザリオンがダークゾーンの影響で守備力下がってたのが助かった部分
30枚デッキだったこともあり相手の防御札が少なかったのが少し相性良かったのかなと。勝利。
2回戦
相手は爆タヒの天才さんの闇遊戯。
参加者8人なので実は準決勝。
1回戦の様子を見るとビッグシールドガードナー(BSG)とマジックランプにサクリファイスを加えた、攻めるのが難しいデッキ。
1戦目
アンデットは攻撃力が低いので、反射ダメージが蓄積していく
サクリファイスが襲来、モンスターを奪われLPも結構持っていかれる
BSGは裏守備だと手向けも効かないので相性が悪いな
LPを減らされすぎたので反射が怖くて動けなくなり、そのままデッキ切れで敗北。強い。
2戦目
1戦目やってみてアンデが勝つには早いうちから相手のモンスターを除去するしかないと思った。
デッキの内容大体わかった?相手は場持ちがいいモンスター多いけどモンスターの数は多くない。
相手のデッキに呪魂の仮面と闇の呪縛が入っているので、王族親衛隊で攻めていくのが強いと踏んで攻める。
相手からは殴ってこないからピラタは手札コストか生贄要員と割り切る。
LP100にしてディスドロ使わせるのは迷ったけど、下級がいないならBSG持ってくるしかないはずだから押し切れそう?
伏せがマジックランプの場合でもBSGの場合でも勝てる筋が微かに残っていて、紙一重で勝った。
この日カゼ引いてて熱もあったし、もうめちゃくちゃ疲れた。
3戦目
デスラクで手札補充しつつ攻め込んでいく。
しかし、キツイ。勝ち筋あるかこれ?
と、なんとここで大きな地震が。
福島県沖で震度6強、私が住む埼玉県でも震度4が長い時間続きました。
デュエルリンクスも通信が切れ、主催者判断で無効試合とし、決着は翌日に持ち越されることに。
翌日
3戦目(再戦)
初手にデスラクか王族親衛隊来いと思ってたらデスラク来た。相手には多分殴られないのでドローエンジン確保。早めに決めたい。
ノワールと砂塵の悪霊と生者の書でゴリゴリ攻めていく。
そして最重要なカード、迎撃準備とBSGを序盤で3枚使わせたのがめちゃくちゃデカかった。
迎撃準備はつり天井も砂塵の悪霊も戦闘も凌がれてしまうのでこちらの消耗が激しい。
デスラクをマジックランプで同士討ちされなかったことも大きく、
結局相手の手札が偏ったのが勝因だったような気がします。
決勝戦
相手はパンタグラフさん。キャラは海馬でデッキはクロソハデスと下級ビートの混合って感じでしょうか。
パンタグラフさんとは毎回トーナメントで当たる気がするなぁ。
1戦目
初手でピラタを伏せる。相手のイグザリオンが貫通を狙ってきたがピラタの守備力が上回る。正直ピラタは破壊された方がうれしかったかも。
ドッペルゲンガーでグレイモヤと底なし流砂をぶち抜いたのが大きかった。
後からパンタさんも言ってたけど、もしハデスでドッペル無効化されてたら厳しかった。
ターン5は手札に砂塵の悪霊がいて、ハデスの除去を手向けか悪霊か迷ったけど、
防御札もなかったし返しのターンで1体やられても悪霊で反撃できるように、手向けを使った。
その後は悪霊をグレイモヤで除去られて、デッキトップ下級モンスター引き勝負を辛くも制し、1勝。
2戦目
イグザリオンの直接攻撃を食らうことからスタートした2戦目、序盤からお互い手札消費が激しくスピード遅め。
相手デッキはモンスターたくさん並ばなそうなのでつり天井は捨てた。
ノワールを出して相手モンスターを除去しつつ体制を整える。
デスラクーダで手札増強して、手向けでモンスター除去。
ノワールの直接攻撃が通り、ピラタの直接攻撃のダメステで鎖付きブーメランを発動。
攻撃が通り勝利!
パンタさんの伏せカードは一族の掟だったらしいので、もし最後のノワールの攻撃宣言時に一族の掟でアンデを指定していたら、
ピラタの攻撃を防ぎながら、ドローセンスハイレベルを発動されて、ノワールを除去されてまだまだわからなかったかも。
というわけで
久しぶりの大会優勝です!
このところポイントバトルでも大会でも2〜5位くらいをウロウロしていて、なかなか勝ちきれない事が多かったので嬉しかったです。
また第2回如月杯や第2回たぬき杯など、「その日限りの限定構築」以外の場で勝てたのも嬉しいです。
ポイントバトルでは地属性、如月杯やたぬき杯では炎属性、そして今大会ではアンデットで上位に来れたので、これからも02環境のいろんなデッキで大会に参加して環境の多様性に貢献したいです。
エキシビジョン
02環境リンクスの大会では大会終了後に優勝者と主催がエキシビジョンを行うのが通例となっております。今回も主催の吾妻アキトさんがデッキを用意しているようで、決闘を挑まれました!望むところだ!
アキトさんは戦士族を好んで使って、ポイントバトルで3ヶ月連続1位になるなどとんでもない実力の持ち主。気を引き締めねば。
決闘開始。
ゴブ突立てられてキツイので迷わず手向けで除去、そして生者の書ですぐピラタを蘇らせるコンボ。
次のターンピラタ2体がギアフリに自爆特攻してヴァンパイアロードとノワールを呼び出し、ギアフリを撃破。
もう一度ゴブ突を立てられたところに砂塵の悪霊召喚で更地にして攻撃。
勝利!!
…正直こんなのブン回りすぎです。理想的上振れすぎる。これがアンデットの実力だと思ってもらっては本当に困る。
大会を通して回り過ぎたというか、良いところで運に助けられたことが多かったですね。
砂塵の悪霊で場がガラ空きになっても相手に罠がなくて助かったり、トップモンスター引き運勝負で勝てたり、引きたいカードが引きたいタイミングで来てくれたり、大会優勝するときはこれくらいツいてるものですね。
運に見放されないよう、これからも精進いたします。
主催の吾妻アキトさん、大会を配信してくださったXALAGIさん、大会に参加された皆さん、ありがとうございました。
それでは。
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