マガジンのカバー画像

算命学余話マガジン #U71~U80

11
中国古代占星術、算命学を学ぶ人のための一考察として執筆中の短編読本です。算命学の基礎は学習済みだけれどもその先を知りたい、という中級者・上級者を対象に綴っています。技術的な話が半…
¥3,600
運営しているクリエイター

#算命学

『算命学余話』U番号目録

(※この目録をマガジン未購入でも無料で閲覧可能にするため、便宜上100円の有料記事とします。以下、記事全体を無料公開(いわゆる「試し読み」)部分に設定し、便宜上付け加えた最後の一行のみが有料部分にしてあります。この一行のためにわざわざ100円払うことなく、無料部分をお楽しみ下さい。)  『算命学余話』は、算命学を学ぶ人のための読み物です。入門レベルから進んで中級以上の鑑定技術を知りたい方や、算命学の理念について理解を深めたい方、或いは算命学にはさほど興味がないけれど人生につ

¥100

算命学余話 #U78「無意味な人生とは何か」/バックナンバー

 前回の余話#U77の購読料を割高にして読者制限を図ったのは、本文に陰転陽転に係わる技法を盛り込んだことが理由です。技法自体は別段隠すほどのものでもありませんが、こうした鑑定上の技法は心の曲がった人に知られると歪んだ差別意識を煽る危険性があるので、安易な公開が憚られるのです。  以前『血液型の科学』という免疫学の専門家が書いた良書を取り上げたことがありますが、そこには血液型別性格診断もまた、今日の我々が例えば気の毒なB型さんたちを気まぐれと揶揄する軽微な差別とは比較にならな

¥600

算命学余話 #U75「初動が重要である意味」/バックナンバー

 前回の余話は基礎的な内容だったにも拘わらず、人気の回となりました。日干甲生まれから順次解説している守護神の回はあまり人気がないので、この種のタテ割りなテーマは関心が低いのかと思っておりましたが、そうでもなかったようです。甲生まれより己生まれの方が、命式に係わる話に興味が湧きやすかったのかもしれません。  鑑定を請け負っていると、依頼人に多く見受けられる日干が何であるかはある程度傾向が判ってくるのですが、私の経験では甲も己もどちらも依頼は少ない方です。なぜかと思考を遊ばせます

¥300

算命学余話 #U72玄「犠牲を出すということ」/バックナンバー

 イスラム武装勢力が外国人を処刑する警告ビデオで演出するオレンジ色の囚人服は、米軍のグアンタナモ捕虜収容所を暗示させるためのパクリだと思っていたが、一節によるとあのオレンジ服はサダム・フセイン政権時代のイラクの囚人服だそうだ。では米軍の方がグアンタナモの囚人達により効果的に精神的苦痛を与えるためにこのフセイン・オレンジを選んだ、というのが正しいのだろうか。オレンジの染料が他の色より飛びぬけて安価だという話も聞かないから、偶然の一致とは思えない。故意に真似たとするなら、まずフセ

¥900

算命学余話 #U71「シーソーする世界」/バックナンバー

 前回の余話#70で取り上げた『血液型の科学』の著者は免疫学の観点からABO型血液物質の特質を指摘し、動植物にもABO型血液物質が存在し且つ種類によって偏在していること、病原菌もまた同様にABO型物質に対する好嫌があること、従って食物や病気に対して人間の血液型はそれぞれに相性があり、それが物事に対する好みや性格に反映されていてもおかしくはない、という説を述べていました。  私はこの意見に賛成で、従って血液型による性格の違いはある程度区分けできると考えていますが、同時にそこには

¥600