算命学余話 #U27「礼節を欠く人」/バックナンバー
奇しくも同時期に発刊され私もまた同時に読んだ佐藤優氏と苫米地英人氏の著書には、互いに全く異なる分野から話を進めておきながら、結果的に似たような結論に達しているという共通点がありますが、そうしたいくつかある共通点の中にも、どちらの著者も日本人に、そして人類に賢くなって欲しいという願望が見てとれます。
本当に賢い人というのは知を駆使してやりとりする喜びというのを知っているので、自分より賢い人が増えることを幸せと感じるのです。反対に、ただ自分が賢くなりたいという人は、他人より