娼婦女装
その日、2度目の化粧をしながら娼婦ってこんな感じなのかしら…と呟いてすこし悦に浸るアラフォーゲイのわたしです。
金額はピンキリでしょうが娼婦はその体でお金を稼いでいます。かたやわたし、化粧品から場所代まですべて自腹、1dayのカラコンさえ使用するのを躊躇うほどの大赤字っぷりです。
ドタキャンなんて慣れっこだけど、お願いだからカラコン入れる前にしてよね
そこのけそこのけ女装が通る、どさん子女装です、おはこんばんちは。
男が男を好きになる、ゲイを一言で表すと実にシンプルですが、趣味趣向は人の数だけあります。
男っぽい(オスっぺえ)野郎が好き、可愛い中性的な子が好き、とにかくでかければでかいほどいい、などなど、沖縄では豚は、鳴き声以外捨てるとこ無し、なんて言うそうですがゲイの世界も同じようなもんです。
かくいう私はとにかくノンケぽい男が好き!というタイプ。(ノンケというのは女性を好きなストレートな男性という意味です)
一度でいいから、女として男に抱かれてみたい…そんなことを日々願っていましたが、それは叶わぬ夢なのは重々承知でした。
答えは簡単、ノンケは女の子しか抱かないからです。
そしてノンケぽいゲイも、結局はゲイなので男らしい人が好き、性の相手に女の要素は不要なのです。
私の女性性は、しこたま飲んで飛び乗った終電の網棚にのせられた荷物のように、誰にも拾われず忘れ去られ、永遠と深夜の線路を這うことになるのです。
そんな時ある人の一言が、闇を這う私の女性性に光を当ててくれました。
続きはまた後日…
今日も読んでいただきありがとうございます。
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