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疲れている人の疲れが存分に出るとこんな文章になる

物欲というのはどこから来るのであろう。

今日は仕事が早く終わったので、久々に札幌駅のショッピングモールを「ぶらぶら」してみた。本当に久々の「ぶらぶら」だ。

「ぶらぶら」は無目的で店を見て回る、ということをさす。昔はたまたま目についた店でたまたま見かけたものを勢いにまかせて買う、という野生の勘を存分に生かしたスタイルをとっていた。

現在は、知らない店にほぼ行かなくなってしまった。友人の話、ネットの情報、テレビ・本の情報などを事前に見てから新しい店に行く事がほとんどになってしまった。

そのせいか、何の野生の勘も働かない。本能的に誘われるような感覚がどこかへ行ってしまったような・・・「ぶらぶら」は本当に「ぶらぶら」の域を出ず、何にも心を惹かれず、ただただ足が疲れて帰ってきてしまった。

悲しい。世の中を事前情報越しにしか見れなくなっているような気がする。そんなの寂しすぎる。冒険がしたい・・・。わたしの感覚は死んだのか・・・?

しかし、ふと思った。たぶん、今わたしはすごく疲れている。夏バテで全然食べれていない。毎日下痢続きだ。そんな状態だときっと感覚は死んでるも同然になってしまうのだ。

きっと胃腸が元気になったら、わたしの物欲も復活する筈だ。というわけで胃腸の復活へ全集中するため、今日はもう寝る。

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