おしゃれって必要?
この仕事をしていながらこんなことを書くのも妙なのですが、最近よく、おしゃれって何なんだろう?ということをよく考えます。
最新のアイテムや有名ブランドの物を身につけている=おしゃれではないし、なんとなく時代のムードをシルエットとかで取り入れることがおしゃれな気がするけれど、そもそもどうしておしゃれでいなきゃいけないんだろう。
服に関して言えば別にダサくたっていいし、万人に好かれる正解なんてないのに、私は何十年もおしゃれかどうかに振り回され続けていて、ファッションについての記事を作ることで生活が成り立っている。
でも、おしゃれであることより幸せであることの方が何百倍も大切だとは思う。
トレンドがどうとか美人とか若く見えるとか、もうそういう世界から早く足を洗いたいけど、だからといって素朴な田舎暮らしがしたいかというとそういうわけでもなく。
私は一体何がしたいんだろう。
なんとなく、ニセモノと本物を見分ける目利力のようなものは、生まれながらに自分に備わっているような気がする。審美眼というか。なぜか分かる、一瞬で。
本当に美しいもの、誠実な人が悔しい思いをせずに正当に評価(評価という表現が適切なのかは分からないけれど)される世界が作りたいのかもしれないな。