
#26 お金について-入門編-
実は最近、自分の中で向き合っていたテーマがあり、今日はそのことについて書きたいと思います。
今回のnoteのテーマは「お金について」です。
これまで、「アウトプットとして出てきた感情はありのまま受け入れる」ということや「アウトプットの要因になっているインプット・プロセス(フィルター)に目を向ける」ということの重要性は、いろんな経験の中で学んできました。
それでも、僕の中であまりスッキリしなかったのが、「お金についてのフィルター」でした。
まずそもそも、なぜお金についてのフィルターを考えるようになったのか?というと、僕は物事にお金が絡むと、ネガティブな感情が出やすいような気がしたからです。
「ここのガソリン、さっきあったところより3円高くて悔しい!」
「なんで手数料だけでこんなにとられるの!?」
「あの人のカット、めっちゃいいけどこの金額だとあまり頻繁に通えなくて残念…」
などなど。
さらに、支払うときだけではなく受け取るとき、つまり自分のサービスについて金額を提示するにも、「あまり高いと悪いかな?申し訳ないな」という感情が出てくることに気が付きました。
そこで僕は、自分がお金に対してどんな常識のフィルターを持っているのか?を見つめてみることに。
過去の経験などをいろいろと振り返った結果、僕は「お金は人を不幸にするものだ」と思っているのではないか?という結論にいたりました。
くわしい話は省略しますが、これまでの経験の中で人にお金を奪われる感覚になる経験をしたことが大きかったように思います。
自分の常識のフィルターに気づいたら、
まずは「あのとき辛かったな」とフィルターが作られたときの感情を一旦受け入れ、
そのあとに「どんなフィルターをつけたいか?」を考えるというのが、これまで教えてもらったプロセスです。
僕が選択したのは「お金は人を幸せにするものだ」というフィルターで生活してみるということでした。
まず具体的に意識したのは、お金を使う前に「このお金を使うことで本当に自分も相手もハッピーになるかな?」と想像してみるということです。
これまで、お金を使った先のことまで意識したことはあまりありませんでした。
改めて意識してみると、まず意外に「みんな買っているから」とか「持っていないとなんとなく不安だから」というように他人や習慣に流されて買っているものも多くあることに気づきました。
それに気づいて、周りに流されなくなると、自分でお金の使い方を決めている実感が感じられて、少しずつお金を使うことは楽しいことなんだと思えるようになってきました。
この気付きを、隆さんに報告してみました。
すると師匠は、「いいやん、いいやん」と少しニヤッとしながら言いました。
「隆さんは、お金についてどんなフィルターを持ってるんですか?」
と聞くと、「まだ俺のは聞かずに、もう少し自分で考えたり他の人に聞いたりしてみるといいよ。」と返ってきました。
気になる…
まだ僕はお金のことについて、ようやく入り口に立ったということでしょうか。
お金に関して、本質的に大切なことって何だろう?
もう少しこの疑問について、向き合ってみたいと思います!