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【崩壊:スターレイル】歩離人まとめ(Ver2.4予告時点)
2024年7月19日
『崩壊:スターレイル』Ver.2.4「風起雲湧、相見える鋒鋩」予告番組が放送された。
同時に公開された【崩壊:スターレイル】 Ver.2.4PV 「風起雲湧、相見える鋒鋩」を見るに、人狼のような種族・歩離人がメインで関わりそうだ。
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歩離人について現在分かっている情報をまとめておこう。
歩離人の概要
【大敵リスト・忌み物の巻・目次】
……
……
歩離人
造翼者
慧駿
視肉
歳陽
虺種
……
……
【ステータス】歩離人
分類
霊長目・ヒト科・イヌ亜種
概要
歩離人は連合の歴史上最古の大敵であり、「豊穣の民」の主要な一部である。その起源星はまだ判明していない。しかし、遺伝子鑑定の結果、歩離人の先祖は狐族と同源であり、最終的に異なる進化の道を歩んだと思われる。
狐族の叙事詩によると、二者は共に「長命主」と呼ばれる天外の神の啓示を受け、赤泉の水を飲んで長命を授かった。しかし、その後の歴史の中で、歩離人は狐人を奴隷または弾避けと見なし、彼らを天外への征伐へ駆り立てた。
同盟の確認可能な記録の中で、仙舟と歩離人は3度の大規模戦争を起こし、その損失は重大であった。そのため、雲騎軍は常に歩離人の動向を警戒せねばならない。
生態
歩離人は明らかなイヌ類の解剖学的特徴を持っている:骨格は広く細長く、下顎と頸部の筋力が強く、犬歯が発達し、頭頂部に獣耳が生え、手足に鋭い爪を持つ。
「長命種」という広い生物分類の中で、歩離人はずば抜けた治癒能力を持っている。
この治癒能力に伴うのが、彼らの変身能力(歩離人は「月狂い」と呼ぶ)だ。この能力は、狐族の系統にはほとんど見られない(仙舟「曜青」の狐族を除く)。変身時には大量の骨と筋肉の増殖、例えば口吻部と下顎骨の突出、趾行構造の出現を伴う。これらの傷害性の変身プロセスは、最終的に高速の自然治癒によって完全修復される。
戦闘中、歩離人は「狼毒」と呼ばれるフェロモンを放出し、偏桃体の恐怖の感情を呼び起こす。これとの戦闘時は、雲騎軍は丹薬の服用によりこの本能的恐怖を抑制可能である。
科学技術
歩離人は生物科学に長け、自らの体に様々な生物科学技術による改造を行っている。歩行者の装甲や武器には、明らかな生体的特徴がある。
その艦船は「器獣」または「獣艦」と呼ばれ、捕食、攻撃、繁殖能力を持つ生物宇宙船である。歩離人が日常的な狩りで搭乗する戦闘機は、その速さで知られている。
政治
歩離人は部族議会制を採用し、その文化は弱肉強食、力を尊ぶ古き伝統にあふれている。
単一の部族は「猟群」と呼ばれ、複数の部族の連合体は「大猟群」と呼ばれる。
各部族は往々にして最も強く賢い歩離人をリーダーに選び、「巣父」と呼んでいる。大猟群における首長選挙の儀式では、巣父同士が戦って強さによる席次を決め、首位に立った者を「父狼」や「戦首」と呼ぶ。
(文末に小さな文字で2行の注釈がある)
「前任の戦首、呼雷は捕らわれた。現在の戦首は……?」
「確定ではないが、昂沁または力薩のようだ。青鏃より以上」
歩離人に征服された地は、その生物科学兵器の牧場となる。応星(のちの星核ハンター・刃)の故郷も歩離人に滅ぼされた。
彼の故郷は歩離人の艦隊によって滅ぼされ、兵器の牧場に姿を変えた――それが何を意味するのか、あたしはよく知っている。この子の家族や同胞は尊厳のない肉塊になり、山のような器獣の養分にされるのだ。
前任の戦首「呼雷」
Xの投稿のキャスト情報から、呼雷が登場することは確定的。
#崩壊スターレイル Ver.2.4PV 「風起雲湧、相見える鋒鋩」
— 崩壊:スターレイル (@houkaistarrail) July 19, 2024
演武典礼の開催を控え、宇宙各地より賓客たちが羅浮に押し寄せる中、幽獄の底では、長らく収監されていた悪獣が牙を研ぎ始めていた。
▼YouTubehttps://t.co/dVA96UPSvj
キャスト
三月なのか CV: #小倉唯
彦卿 CV: #井上麻里奈
景元 CV:… pic.twitter.com/t3OKZgmBl6
おそらく、PV中のひときわ大きな個体がそれだろう。
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呼雷は羅浮の幽囚獄に囚われている。遺物「深い牢獄の囚人」セットは、そのストーリーから呼雷の拘束具であると思われる。
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おそらく呼雷を捕縛したのは鏡流であり、呼雷は再戦を熱望しているのだろう。
十悪を犯した者は天の罰を受けることとなる。
一部の罪人は消滅が難しいか、またはその身分が特殊であるため、幽囚獄の底に投獄され、永遠に監禁される。
名簿は以下の通りである。
(中略)
囚人:呼雷
罪状の概要:豊穣の民「歩離人」の戦首。多くの侵略戦争およびそれに関連する戦争の罪を負っている。狐族を長く奴隷とし、その血で薬を製造していた。
拘留方法:無間剣樹の刑に処し、永遠に釈放されないものとする。定期的に拘留場所を変更し、移送の過程で鎖や枷に不具合がないことを確認し、移送する囚人室の空気フィルターが正しく機能するようにすること。
備考:
1. この囚人は仙舟と狐族の同盟の根幹であり、その判決に異議を唱える者は「盟約の離間」にもとづいて処罰されるものとする。
2. この囚人と接触、会話する場合は事前に丹薬を服用、またはフィルター付きの呼吸マスクを着用し、狼毒の影響を受けないようにすること。
3. 1年を周期として拘留場所を変更すること。拘留場所は雲騎驍衛および判官より下の役職の者に知られてはならない。
4. この囚人との会話では「鏡流」に言及しないようにすること。
雲が割れて霧が晴れ、淡い月の光が歩離人の戦首の傷だらけの体を照らす。銀髪の剣客に斬られた巨大な手は傍に落ち、万策尽きた戦首は血を流している。苦痛に満ちた遠吠えと共に、斬られたはずの手が再び生える。
月狂いを頼りに、戦首はかろうじて月光のような剣戟を追う。彼は豊穣の力に黙祷を捧げ、最後の悪足掻きをすることにした。
歩離の軍隊が何度包囲網の突破を試みたかは忘れた。覚えているのはただ、仲間が鋭い爪で何度も道を切り開いたのに、それがすぐに閉じてしまったこと。疲れ切った歩離人は壊れることのない再生能力を頼りに、すべての障害を取り除こうと奮闘する――混迷した狂気に陥り、戦首は鮮血を両手に注ぎ込む。だがその一瞬、逃げ場がなくなったことを、そして付き従う者がとっくにいなくなっていることにようやく気がついた。
「歩離の巣父、その手で殺した命は数多。鉛の石で手を縛り、厳しく取り締まる必要がある」
戦首はついに力尽きて剣客の前に倒れ、生まれて初めて疲労による瀕死を体験をした。「あれは比類なき剣だった」彼は思わず口にした。「あれは比類なき刺激だった!」
月狂い・狐族との関係
「長命種」という広い生物分類の中で、歩離人はずば抜けた治癒能力を持っている。
この治癒能力に伴うのが、彼らの変身能力(歩離人は「月狂い」と呼ぶ)だ。この能力は、狐族の系統にはほとんど見られない(仙舟「曜青」の狐族を除く)。変身時には大量の骨と筋肉の増殖、例えば口吻部と下顎骨の突出、趾行構造の出現を伴う。これらの傷害性の変身プロセスは、最終的に高速の自然治癒によって完全修復される。
歩離人の返信能力「月狂い」。
仙舟「曜青」の狐族にも見られるようだ。
曜青の天撃将軍・飛霄(ヒショウ)は、病として「月狂い」を患っていると紹介された。
変身は傷害性であり、歩離人はずば抜けた治癒能力によって元に戻るが、豊穣の忌み物ではなく、不完全な「長生」である狐族にとっては不可逆的な肉体の変異なのかもしれない。
天外衛星通信 | 飛霄(ヒショウ)
— 崩壊:スターレイル (@houkaistarrail) July 16, 2024
CV:#小松未可子
「『天撃将軍』は本に書かれてる名前で、普段は『大捷将軍』って呼ばれてるの。前者は堅すぎ、後者は大袈裟すぎで、どっちもあたしには相応しくないわ。
やっぱり一番しっくりくるのは自分で付けた——憂いなし、悔いなし、敵なしの『三無将軍』ね!」… pic.twitter.com/Q04JamD2Rj
また、雲上の五騎士の一人である白珠も、盟友たちと出会う前に曜青の使者として派遣されていることから、おそらくは曜青の出身。飲月君と応星が彼女の復活を試みて失敗し、厄龍という災害が生じたのは、月狂いが関係しているかもしれない。
それでも、やっぱり朱明に行く日は来てしまった。オウェンリとかの星の近くで、曜青「鶴羽衛」が敵の主力を抑え、豊穣の民と膠着状態にある。援軍と軍資を要請するため、軍務庁はあたしと他の12人を使節団として「朱明」に送った。
なぜ曜青の狐族だけに月狂いが見られるのだろうか。
ゲーム内のテキストでは、曜青の狐族は歩離人の混血であるためという説がある。
噂によると、青丘衛の弧族の戦士の多くは、歩離人が統治する世界から救出されたのだという。そうした「陥落地」で生まれた狐族は歩離人との混血であるため、しばしば突然変異で先祖返りする個体が現れる。そのような狐族は戦奴にされ、狼主たちに前線の先鋒として駆り出され、仙舟の攻撃を食い止めるための捨て駒にされるのだ。
遺物「風雲を薙ぎ払う勇烈」のストーリーは、帝弓の光矢と共に戦死した曜青の女将軍と、ある少女の物語が描かれている。もしかしたら、歩離人から解放され、狼主への復讐を誓って青丘軍に加入し、将軍の弟子となったであろうこの少女こそ、後の飛霄なのかもしれない。
月明かりの下で、将軍はその顔をはっきりと見た。
「そんなに雲騎軍に入りたいのか?」
「狼主のために命懸けで働くのは嫌」
少女の歩離語は途切れ途切れで聞き取りにくかったが、その表情は陥落地で同胞を救出した際に幾度となく見たものだった。
「青丘軍に加入した者には、狼主たちに復讐する機会を与えよう!」将軍は新兵募集の折、幼い狐族の少女にそう言ったことを覚えている。同時に、後に続く言葉を口に出せなかったことに罪悪感を抱いていた。「あなたも私と同じように、戦いのために生まれ、戦いのために死ぬのだ」。
来た。無数の戦士たちの死と引き換えに、奇跡が起こったのだ。彼女は神の罰によって死の土地と化した星の残骸を見たことも、その光の痕跡を追いかけて戦ったこともある。その光は極めて早く、少しの雑念も許さないと思っていたが、彼女は間違っていた。その瞬間は少なくとも、自分の愛する弟子を思い浮かべるには十分な時間であった。
「では願いを捧げよう。彼女が平坦な道を歩めますように――」
大地が激しく渦巻き、光の海の咆哮と共に襲い掛かってくる。この時の彼女は雑念を抱くことなく、光の中で塵埃と化した。
歩離人と狐族は、共に「青丘の星」という惑星をルーツに持つ。
元々農耕種族の狐族と狩猟種族の犬人(後の歩離人)とで緊張関係にありつつも均衡が保たれていたが、犬人が豊穣の恩恵を得たことで台頭。犬人は星を制覇して宇宙へ進出。狐族は犬人の奴隷階級に落ち、凄惨な扱いを受けたようだ。
後に狐族は仙舟の助けを得て解放され、同盟に参加することで身分を回復したのだろう。
乗っていた器獣が戦火で死んだ時、あるいは歩離人が罰を与えたいと感じた時、手綱は外され他の生物に付けられる。
その対象となるのは通常狐族である――狐族とは血統選択育成計画によって排除された奴隷階級のことだ。彼らは弱く、狡猾で、労働と算術にしか向いていない。稀に戦闘の得意な個体が現れると、狼主は彼らを優先的に手綱で縛り、戦奴として先陣を切らせるのだ。
たしかに曜青は「青丘洞天」「青丘港」といった名称から、青丘をルーツに持つ狐族を中心とした舟だと推測される。
青丘洞天にある青丘港では、曜青の独特な星槎製造工程を見ることができます。
また、遺物「風雲を薙ぎ払う勇烈」のストーリーからすると、曜青の「青丘軍」は主として歩離人と戦い、囚われた同胞を解放し、そうして解放された狐族もまた新たな戦士となると読める。
だからといって他の仙舟の狐族が「青丘」と無関係だということにはならない。むしろ、仙舟のどの狐族も「青丘」をルーツに持つと思われる節がある。例えば、羅浮の狐族の追悼文にも「青丘」というキーワードが出てくる。
亡き暁、虹二公、双子兄弟、羅浮都房洞天の狐族也、一家を挙げて皆雲騎。暁、虹二十七歳、父母 歩離討伐に出征、共に殉節。故に暁、虹従軍し、飛行士となる。
(中略)
今日、二公を列星に帰し、輝きを共にし、英霊を青丘に還さん。ここに薄奠を致す、公 享用すること願わん。
狐族が仙舟同盟に加入した後、故郷再建を望む狐族の「青丘派」が帰航派と合流し、今でも無視できないほどの政治勢力となった。このちぐはぐな合流を見ればわかるだろう、帰航派(と青丘派)にとって、信仰はただのスローガンでしかない。彼らは家に帰りたいだけ。
そうであれば、青丘にルーツがあって、星を制覇した歩離人の血を持つ狐族が曜青にしかいないというのは、少々不自然だ。
むしろ朱明の狐族が歩離人に似ているという記述もある。
ディエリ:以前から歩離人の中にお前らのスパイがいると聞いてたが…どうやったんだ?寝返り工作?それとも、歩離人に似た朱明の狐族に潜伏させた?っ…痛っ、これはなんだ!?
仙舟風物誌に記録された「癌細胞団」は、「月狂い」が肝臓に由来する治癒能力による制御を失った結果とも考えられる。しかし狐族に「癌細胞団」の症例は一切ないという。曜青の狐族のカルテは存在しないのだろうか。
20年ほど前、博識学会が歩離人と戦争をしていた時、私たちは関連実験を行った。覚えているだろうか…いや、あの時まだ君は幼かったから、覚えていないだろう。当時、歩離人の肝臓を切除したところ、その歩離人は数時間後に巨大で攻撃的な「癌細胞団」に変化した。歩離人と狐族の分子生物学上の親縁関係を考えると、その原理は多分に共通していると思われる。
だが不可解な点もある。医士が狐族患者の肝臓を丸ごと切除したカルテは大量にあるのだが、狐族が「癌細胞団」になった記録は1つもないのだ。事実、ほとんどの狐族はこのような手術を受けた後、新しい肝臓が作られ、回復して退院する(ただ記録によると、肝臓を失った場合、他の臓器を失った時と比べて回復速度が著しく低下するらしい)。
私が考えるに、この現象には2つの解釈がある:
1. 狐族の全能幹細胞は肝臓によって生成されるものではなく、特定の要因によって肝臓に集まっているだけである。(そのため肝臓を丸ごと失うと回復速度が低下する)
2. 狐族と歩離人には生物学上の差異が存在する。そして、その微小だが大きな差異が、両者を「仙舟の住民」と「豊穣の忌み物」として区別している。
どうも先天的な遺伝だけが原因だとは考え難い。
そうだとすれば後天的な環境も考慮する必要がある。いったい何が曜青を特殊な環境としているかと考えると、全く情報はないが、寿禍の跡「胎動する月」が意味深だ。
曜青龍尊、応龍の伝を掌す。
風雷を支配し、胎動する月を見守る責任を担う。
カンパニーとの関係
歩離人はスターピースカンパニーと一定程度の交流があると思われる。
カンパニーの貿易使節団としての身分を利用して、歩離人の定住ポイントに潜入してフィールド調査を行いました。
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新たな敵として特設サイトで紹介された「咆哮の棺」。開発元の博識学会とカンパニーとの間に密接な関係があることは言うまでもない。ただし、こちらは「博識学会が歩離人と戦争をしていた」際の成果物かもしれない。
直近の羅浮には、カンパニーの市場開拓部の関係者が訪れていることがスターピースラジオからわかっている。
このたび、スターピースカンパニーと仙舟同盟の羅浮が、双方に有益な貿易協定を新たに結びました。
この協定は、双方の市場の開放や農業、工業、医療、文化など様々な分野での協力関係を後押しするものです。それにより、双方に繁栄をもたらす、自由で開かれたビジネス市場の強固な基礎が出来上がる見込みです。
協定締結の際には、スターピースカンパニーの市場開拓部のスポークスパーソンと、羅浮天舶司の舵取である御空氏が友好的に意見交換を行いました。同時に、星間安全の情勢が自由市場に与える影響などの問題についても、意見を一致させたようです。
市場開拓部のトップは、元ナナシビトであり、手段を選ばず、様々なキャラクターとの因縁が示唆されるオスワルド・シュナイダーだ。
『市場開拓部』、責任者:オスワルド・シュナイダー、役員会理事候補。キャリアは浅く、『存護』の狂信者、拡張主義者。同盟に対する潜在的な危険性:高
ver2.4以降のストーリーで市場開拓部がどのように関わってくるのか。
楽しみだ。