スカーレット19~21話

話数だとちょっとわかりにくいので(わたくしが)

備忘録としても残してますんで、この話数は

第4週「一人前になるまでは」の前半(3話分)です。


情熱と、夢と、お金。


喜美子の大阪生活も1ヶ月が過ぎ

厳しい大久保さんのしごき(?)にも耐えていた喜美子に

なんと、ちや子さんの新聞社からの引き抜き話が舞い込みます!

いやぁ…この3話(前半)もすごく考えさせられました。

ここでは、主にちや子さん、雄太郎さん、圭介さんの

仕事と夢を絡めた姿が描かれます。

ちや子さんは記者という仕事が好きで、男性の多い中

とことん取材に出向く姿、

圭介さんは、6歳下の妹を原因不明の病で亡くし

医者を目指す志を持って、勉強してる姿、

雄太郎さんは、安定した市役所勤めを捨てて

映画俳優の夢を追いかける姿…

3人の共通点は、その仕事に熱い気持ちを持ってるってこと…

(好きだったり、誰かを助けたいだったり、昔から興味があっただったり)

あ…!これ、終盤にも生きてくるやつじゃないですかね…?

いえね、喜美子を引き抜こうと、ちや子さんの新聞社の

出した条件が給料が今の5倍

かつ家賃も払ってもらえるって…喜美子にとっては

正直パラダイスじゃね?

…と思いましたよ、あたしゃ!

だって、喜美子はずっとお金で苦労してるんですもの…!

労働時間も荒木荘より格段に短いし、これいいじゃん!って

思いますよね…!?

後回しに物申す!(完全に私見)


雄太郎さんに「(新聞社での仕事)どうだった?」って聞かれても

まずちや子さんの話…これはすぐ後のエピにも効いていて

雄太郎さんが映画俳優になる!ってわかった後に

ちや子さんが喜美子に「どうだった?」って聞いても

まず自分じゃなくて、雄太郎さんの話をする。

自分のことは後回し。

(これはもう、長女脳というか…家計を背負わされた長女あるあるかな)

でも、ちや子さんに「自分の人生だから自分で決めていい」と言う

新しい選択肢を示されたことで

喜美子は一つ、扉を見つけたんだな…と嬉しくなりました。

そう…道は、親に与えられるとか、そういう自分が逆らえない人から

言われた道だけじゃないんですッ…!!

喜美子の選択

荒木荘のみんなのことも、お金も、厳しい大久保さんのことも、

好きだと公言できる喜美子は、逆に嫌いなことを考えます。

…って、この思考の運びもすごくないですか?

仕事って好きだけで選べるわけじゃないから

お金が沢山もらえるとか、労力がかからない…ってほうを

選びそうなものなのに…!

きっと、荒木荘の皆さんの仕事へのベースが

「好き」が多かったのもあるのかな。


喜美子の嫌いは「途中で放り出すこと」で、だからこそ

荒木荘に残り、大久保さんに認められるまで…と自分で決めたけど、

これ、そのまま自分に当てはめるのは危険だなって思ったんですよ。

ただ、これだけは言いたい!


喜美子は、大久保さんの凄さもちゃんとわかってて

(例えば…豆を見ただけで後何分煮るか指示したり

ストッキングの繕いの粗いやつをちゃんと見極めてたり…)

「さすが大久保さん」と言うセリフもちょこちょこ入ってたんですよね。

そういう師匠だからこそ、認められたいと思って残ったんであって、

そうじゃない上司とかに、義理立てはアカンで…?

いっくら好きなことでも、場合によっては

逃げて、別な環境からスタートしてもええんやで…?


なんかまとまりきらなくて、すんまっしぇん💦

でも、自分のこれまで通り過ぎた道とか

この先のこととか、考える指針にこのドラマはなってくれてる気がしました。

明日はお父ちゃんが給料前借り?!から始まります…!

内容全て知ってるけど、その過去の自分と対話しながら

エアロバイク漕いでいきたいと思います✨


ここまで読んでいただき、ありがとうございましたッ!




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