「おちょやん」ここが好き 小さな大女優の巻
朝ドラは15分を週5回、それが半年続くと言う
他の連ドラとは明らかに違う時間構成です。
昼ドラでさえ30分あったと言うのに
この15分でどう話を作って進めていくか。
そして積み重ねていくか。
「たかが15分、されど15分」
朝ドラをあらわすのに、これほど当てはまる標語?は
他にあるでしょうか奥さんッ!(いやない 反語)
そんな前置きをしつつ、今回語りたいのは…
小さな大女優、毎田暖乃ちゃん演じる
幼い頃の千代ちゃん!です!!
いやね、やっぱ朝ドラの定番として
一人の人物の小さい頃から成長をして
大人になるまでを追うスタイルってのがあって
そうなると、子役時代ってのが少なからず
存在するんですが…ここで主人公が
応援したい子かそうでないかが、割と分かれてくるように思います。
で、千代の子供時代…最初は驚きました!
巻き舌で南河内弁を操り、父親にもどぎつめの言葉を吐き、
同級生のお弁当を得意の口上でちゃっかり貰う。
何というか、めちゃくちゃガツガツした子に見えたんですよ。
だけど、近所のおばさんに「お母さん亡くしてかわいそう」とか言われると
「うちはかわいそうな子やない!」と言ってお腹を空かせた弟ヨシヲを
引っ張って帰ったりする意地っぱりなところ。
そしてそして、月にビー玉を透かせてのシーン…てかこれ初回だったの???
(おちょやんは11月30日始まり)
このね、涙のあとを見つけた時にはガチで
「ヒェ…なんだこの子すごくない?」って
声出てたと思います!いやもうビックリしましたもん!!
これはそう言う演出だったのかもしれないけど、それだとしても
その涙の流れた腕を月明かりでチラッと見せてくるとこもすごいし
この、わかるかわからないか、何度か見ないと気づかないところに
何かがあるかもしれない…と思わせるには充分でした。
こうして初回ですっかりわたくしは千代ちゃんの虜となったのです。
千代ちゃんに関しては、これだけでなく
まだまだ書きたいことは沢山ありますが
ひとまず初回でいきなり熱を持ったわたくしを再確認。
自分でもビックリしております…w