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母に会ってきました。

理由としては、父の葬儀代を一部返してもらうため、です。

「年金が入ったら返すから」とは言ってたけど
有耶無耶にされるかなぁ〜と思ってたので
早々に連絡あった時には、ちょっと驚きました。
あ。返す気あったんだ?と思って。
(半分にも満たない額でしたが)

母は何度も何度も
「〇〇ちゃん(私の夫のことです)には迷惑かけたから!」と
繰り返していましたが、私には迷惑かけたってことは思ってないようで。
それどころか、全額返したら「もういいでしょ」ってことらしく
私がポロッとした発言(もちろん覚えてます)
「あなたのことは親と思ってないから」を
しっかり覚えてて、お金を返したら関わらない宣言だったようです。

や、願ったり叶ったりだけど(むしろそうであれ!)
もし仮にあなたが死んだら、真っ先に連絡くるのは誰?とは思いましたよね。
きょうだいがいても、一番近くに住んでるの私だし。
私じゃなくて、きょうだいに連絡いくようにしてくれるのね?と
聞いたけど、はっきりした回答はなし。

葬式代については「ここの家をどうにかすれば(更地にして土地を売る)
ちゃんとお金が入るから、きょうだい(私の)に話をつけとく。問題ない」
…だそうですが、待って?更地にするのは
あなたが死んでからの話よね?死ぬ前に更地にして葬儀代にするの?
あなたどこに住むつもり?と半笑いでつっこんでおきました。

葬式繋がりってわけじゃないけど
かつて大好きな祖母(母の母です)が亡くなった時
週5とか週6レベルで私を呼びつけてたくせに
容体急変とか一切知らせず、私が祖母が亡くなったのを知ったのは
葬儀も告別式も終わった後だったことがあり
今回はそこ、しつこく聞いてみました。

そしたらね、
「母が亡くなって慌ててて、後のことは全部
お父さんに任せてたから!私は知らない(つまり悪くない)」
でした。

電話1本もできずに、遠方の葬儀に出向く?
毎日のように電話してたのに?しかも家出たの普通に朝とか昼なのに?
当日来ない娘のことを何も考えられなかった?
そこにいた叔父さんたちは、薄情な姪のことどう思ったかな?
なんてことを聞いてみたら

「叔父さんたちは何も思ってない大丈夫!
何せ葬式には300人くらい町の人たちがくるから
あなたがいようがいまいが、気にしなかった」

えーと。
孫って立場の私と、町の慣習でみんなが
葬式に来てくれる、って話の中の一人と
価値同じなんですか?
何百人の中のひとり、ってことだったんすか?

からっからの乾いた笑いを出しつつ
自分の葬式代はちゃんと貯めるなりどうにかしろ、ってことと
もういいでしょ、って自分を被害者の立場に置くのは
いいかげんやめとけってことを言いつつ、
お金の封筒を握りしめて去りました。

朝ドラでヒロインが

「親ってそういうもん 。自分のことより自分の子供のことが 何より大切」

なんてセリフを言うてましたけども
私の母については、とことんそうじゃなかったなぁ〜と言うのが
しみじみわかっちゃった感じです。

父親に関しては、確かに葬式に出向くとか
今から通夜とか告別式とか
事細かに連絡はありました。

ただし、それは全て E メ ー ル で、だったんです。
この当時、電話の方が主である時代であり
携帯のメールを使いこなす人は、そんなに割合多くありませんでした。
何通もメールを送ってきた父も、私から返信がない時点で
どうして電話をくれなかったのか?
生きてるうちに聞きたかったなぁ〜(そこかい😅)

あと、これはどうしようもないシステムの不具合で
私が使ってたスマホ(この時はスマホ保持率もかなり低かった)に
メール自体届かなかったんですよね。
で、何もかも終わってからダダダっとまとめてメールが届いたわけで…

ちなみに遠方のきょうだいは祖母の葬儀にちゃんと参列できたそうです。
なんかもう…意図的に外されたのかな?とも思ったりしてます。
何せ私は拾われた子らしいんで。
(母がずっとそう言ってました)

あー。母と娘のあったかい朝ドラ見ると
ほんと気持ちが削がれるなぁ…と思いつつ
次女が私に言ってくれた言葉で
この場を締めたいと思います。

「お母さん、親には恵まれなかったかもしれないけど
私とお姉ちゃん、めっちゃいい子じゃん!
SSR(スーパースペシャルレア?)じゃん!最高じゃん!!」

娘たちが、それぞれ元気でいてくれるのが
私の喜びであり、活力です。ほんといつもありがとね✨




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