
葬儀にまつわるエトセトラ
前回、父のことで毒吐きしてましたが
今回は芋づる式に思い出したことをつらつらと。
身内の葬儀は父が初めて…と言いましたが
いやいや、あったわひとつ!思い出したわ!!
それは母方の曽祖母の葬儀。
確か90歳越えの大往生だったと思う。
まだ小学校入りたてだったかな?
歳の近いいとこやきょうだいらぁと
真っ黒な服着た人たちの後ろで
足もぞもぞさせながら座ってた。
で、多分お経だと思うんだけど
なんかメロディみたいなんがついてて
歌みたいだなぁ〜と思って
真似て口ずさんだのも思い出した。
(これは今回の朝ドラ効果かな。お経に音階がついてるように聞こえたし。)
やんちゃないとこやきょうだいたちが
骨壷?にちょっかいして叱られてたのも
なんとなく覚えてる。
飛び飛びの記憶だから、どれが通夜でどれが葬式か
私には曖昧なんだけども。
大好きな祖母の葬式には
連絡不足()で出席できず、
また、父方の祖父母の葬式には呼んでも貰えずで
(私に離婚歴があったため、既に今の夫と結婚してたのに
なぜか前の結婚の時の姓で出席しろと言われやめた。
しかもそれ言い出したの母なんだよなぁ。)
身内の葬式って、父が初めてって言ってもいいレベルかなと。
だから通夜と葬式について全く説明できないし
お焼香のやり方も正直正しいのはわからない。
よく、お仏壇がある家に訪問したら
手を合わせるのがマナー!みたいなのも聞いたことあるけど
そんなことすら、私はよく知らない。
いい年なのにお恥ずかしい限りである。
朝ドラにはお葬式のシーンも色々出てくる。
その度に、ピンと来てなかった私ではあるけど
今回の永吉さんの通夜の様子を見て
たくさんの顔馴染みの人が弔問しに来てて
父の理想型はこれだったんだな、と
なんとなく思った。
父は社交的な人だったし、
家によく人が来てた時には、
話の中心にはなってたけど
あれはなんだったのかな?と今では思う。
小さい私がみてる分には
みんな笑顔で楽しそうだったけど
大人になって思い返すと
あれは…笑顔という気遣いだったのかな。
父の死は、もう当時の知り合いの方々には
届いてるはずだけど
誰かが訪ねてきてくれた、という話はまだ聞いてはいない。
私が知らないだけかもしれんけど。
そうそう、ちょっぴりそっち系のカンがはたらく次女が
葬儀の時に、「おじいちゃん、おるね。柱のとこに」って
ボソッと言ったので、振り返る前に
背後で細い煙みたいな影が
ふわっと消えたイメージだけ見えた気がした。
振り返ると何もなかったけど。
私の般若みたいな形相が見えたかな笑