スカーレット31~33話

第6週「自分で決めた道」前半

大阪に来て3年…喜美子の生活が

徐々に明るいものになっていってると言うのに…！

この週は…知ってるだけに…辛いですッ…！

おい常治！こら常治！

先週の終わりに、まつさんが倒れたと常治からの電話で

信楽にすっ飛んで帰った喜美子。

大阪の荒木荘の皆さんも、大久保さんも含め

心配げに送り出してくれたというのに…

なに？お母ちゃんピンピンしとるやん？

倒れたんは嘘なんか！

百合子も直子も大きくなったなぁ…✨いや、んなことには

騙されんぞ！何しとん常治！！

面白お兄さん爆誕！

喜美子が実家に帰る途中、キャアキャア騒ぐ女学生たちと

こんのぉ〜〜！と言いながら鼻をこする信作に遭遇します。

女学生が去ってから、自分のポーズを練り直す信作…

それをまるでゲテモノを見るかのように

じっと見てた喜美子が印象的でした…ｗ

この表情で、エアロバイクの速度も上がりましたッｗ

信作はおばあちゃんが亡くなってから、それまでの自分も葬り去ったらしいけど

それはそれで、何かドラマが有ったような気がします。ここでは語られなかったけど、

この先の信作にも、かなり影響あったみたいだし…

父と娘の温度差が痛い…

喜美子は母、まつのことをすごく心配してるのに

常治と来たら、喜美子が帰ってきて

喜びを抑えきれんような顔してるんですよね。ちょっとニヤニヤしてるの。

（初見では気が付かなかった…！）

それもそのはず、常治は丸熊陶業で従業員募集の話を聞きつけて

今度こそ喜美子を雇ってもらえる！信楽に呼び戻せる！…って

喜びいっぱいだったんだもんなぁ…

だけど、喜美子からしたら、見慣れんオート三輪はあるし

病院の薬代も、お酒もツケ、仕送りしてるのに肉じゃがには肉がない…

（足をくじいたからって、そこまでツケになるんやろか…💦

　オート三輪も騙されて粗悪品とかじゃないよね…！？）

いやぁもう…この父と娘の温度差…観てて苦しかったです…！

喜美子は泣きながら大阪行かされたのには違いないけど

3年の間に、周りの人に良くしてもらって

自分のやりたい道も見つけてたのに

常治にとっては「大阪行きとうない、みんなと信楽で暮らしたい」って

泣きながら言う喜美子で止まってるんだもんなぁ…

草間さんの前では子供のような笑顔になってたのに

常治に「あの頃とは違う」と言い放った喜美子は

もうね…3年積み重ねた顔でした…こんな違いを見せつけられるなんて…！

親の立場で行くと、子供の成長にまるでついていけてない常治を見て

我が身も反省するところあるなぁ…なんて思ったり。

まつさんはラブマスター！

初見では、この頃のまつさんを

常治にいいように流される頼りない母だと思ってました。

だけど、喜美子の進学を結婚と勘違いして

自分と常治との出会いを思い出したまつさん…恋する乙女の

顔でした！常治さん好きで好きでたまんない顔してたんですよ…！

これでハッとしたのが、常治がなにかやらかして

喜美子や直子と言い合いになったりする場面で、

少し目を伏せてじっとしてるまつさん…これまでも何度か見てたけど

（喜美子の大阪行きを聞いたときとか）

これ…何があっても常治に付いていくって決めてる

まつさんの覚悟の表情だったんかなぁ…って。

娘たちのことも勿論可愛いし大事だけど、

自分が人生預けてるのは、常治って決めてると言うか…

終盤のあのまつさんを思い出して、ゾクゾクっとしました。

自分で勝手に妄想してああだこうだ書いてるので

伝わらない部分も多いかもですが…！

とにかく、まつさんの印象は「昼行灯」から

がらりと変わって、情念の炎を目の奥に持ってる女性…となりました！

こういう人は敵に回しちゃいけない…いけないよ…！

明日が待ち遠しい！！

笑っちゃうくらいのツケ、妹たちの苦悩、

そんなん聞かされて喜美子はどうするのか…知ってるけど！

エアロバイク漕ぎながら、常治…常治よぉ…って

再見の時も思ったけど！けど！！

「自分で決めた道」と言う副題が

何度見ても心に突き刺さりますッ…！！！

明日はきっと爆発しそうです…

ここまで読んでくださり、ありがとうございましたッ✨