男色ディーノ選手が「会場へ来い!」と伝えていた試合に魂が鷲掴みにされたあの日
まだAbemaTVでDDTが夕方配信されていた日。
いつどこ挑戦権を使った試合だったかは覚えていないのですが、男色ディーノ選手の基礎が完璧に仕上がったからこその技の数々とそれまでのストーリーが試合を盛り上げていていて端末に釘付けだった。
那須川天心選手も何回かDDTにご出演されていたのでその縁でプロレスにハマっていた。
他のきっかけでは、あるホラードキュメリーがプロレスを彷彿とさせていると聞いて、AbemaTVでプロレスを親しむようになってその真髄の欠片を知る。
当時は求職中で色々と遠回りな活動もしていて疲れていた時だったのでB級のノリと笑いのツボが浅い自分には極上のコンテンツであり極上の団体です。
格闘技で慣れているからか、団体の事を言うと
「おいおいコイツ信者かよお。」
と言われそうと気にしていました。
自分の好きなコンテンツを自分の中で楽しむ。
長いこと出来なかったその楽しみをある試合で男色ディーノ選手が教えてくださった。
元々東京03の豊本さんがある番組でプロレスを語っていらした時に男色ディーノ選手がゲストで現れるサプライズで初めて知ってたのですがそれすら八年前。
ある意味、那須川天心選手が引き寄せた縁でもある。
だからRISEのAbemaTV進出時は本当に嬉しかった。
長年の努力がどのような形であれ、報われるというのはこういう事だと今も昔も記憶している。
話を戻しますが試合後に男色ディーノ選手がAbemaTVで視聴していた人達へ向けた
「会場へ来い!」
が実に胸に響いた。
意識はしていませんでしたがその後の求職活動に火がついたのももしかしたらDDTがあったからかもしれない。
内なる魂を鳴らしてくださったのは彼彼女らだ。
いや、この記事で言うのなら男色ディーノ選手その人なのだ!
あれからプロレス観戦を目的に就職を決意した。
なかなか実らなくても、あまり稼げなくてもそれでも目標が出来た。
それから無事に願いは叶いましたがコロナ禍で観戦を控えざるを得なかった。
もしかしなくても小説であれ、記事であれ、絵であれ、それが視野を広げて自分の人生を歩むことを決めたのも男色ディーノ選手のあの試合があったから。
いやいや、きっかけをくださったのは那須川天心選手でしょ?
とお思いの読者の方。
その通りです。
しかも男色ディーノ選手がタイトルを獲得をした時に那須川天心選手との対談もありましたし見ました。
その時の那須川天心選手の感想が
「かっこ悪いがカッコイイんだ!と俺は思いましたね。」
と仰っていたこと。
私は何処から曲解していたのだろう。
もっと早くこの記事を書きたかった。
だが今書けたのだ!
知り合いにDDTが好きと言ったら引かれましたがそこがいい!
マニアックだけど力がある。
好きなプロレスラーの方々があれから退団や引き抜き、フリー、コロナ禍等も相まって以前程のモチベーションはなかなか無いのですが闘っているのは自分だけでは無いと強く感じました。
メジャーの悪口ではありません。
私は。
知名度は少ないけど地力のあるモノを
進んで探すの。
もしかしたら今がターニングポイントなのかも知れません。
その度にDDTレスラーに助けて貰っていた。
今年は覆面Dがそうです。
だからこそ私は私なりに学び、生きていく。
会場へ向かう為に!
そして熱意だけでは成り立たない現実の中で生きていることを忘れない。
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