2024年9.6手記:「Memories of Account.6」
黒の日とでもいうのか。
まだすずしくなるような気配はなく、いつものように過ごしている。
かくしごとをするように身をひそめても、案外出かける時には大丈夫と思えるようにもなっていく。
ねらった幸運はいつも遠い。
チャンスがなくてもつかめるようにと願いながら決していまとこれからを決めつけることはしない。
そうなるまでずいぶんと時間がかかったのかもしれないし、まだまだこれからだと誰かの視線を感じるたびに経験としてからだにきざまれる。
いつだってへこたれる。
へこたれながら立ち上がり、そうでない方々のことを思い祈りながら人と自分の弱さとたたかいを忘れない。