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エラブウミヘビを選ぶ

※かつて沖縄に旅行へ行った時、少しゾッとした話がありました。
後半からそのお話になります。

沖縄で水底が見える船へ乗ってずっと眺めておりました。

幸いサメが来ることもなく、不幸にもウミガメが見える事もなく、ただ青く透明で波がほぼない最高の空間がありました。

生きた珊瑚にボートを漕ぐお兄さんがとても詳しく優しく丁寧にこの地に何があるか?等の歴史や「時々サメ来ますよ。」

と淡々かつサラッと自然の脅威を語る瞬間に怖くなりましたが

「海と観光客のやりとり好きなんだなあ。」

そんな感想を抱き、このようなお兄さんになりたいとコーヒーと当時連絡していた友人関係で色々トラブルが発生する事を知らない私にとっては良い意味で忘れられないひと時でした。

それから物凄く綺麗で広い沖縄本土に戻る素晴らしい船に乗って初めて生で見たトビウオを眺めて童心に帰ってきた時でした。

あの生物が船底の窓に見えたのです。

インドネシア、中華人民共和国、台湾、日本、フィリピン[1]
東シナ海から南シナ海東部、スラウェシ島・モルッカ諸島近海にかけて[2]。日本では南西諸島に分布する[3]。池間島・石垣島・西表島・久高島・仲之神島・宮古島などで繁殖例があり、繁殖地の北限は硫黄島(鹿児島県三島村)[3]。黒潮に乗って、九州以北まで漂流することもある[2][3]。
インド洋、東南アジア、オーストラリア北部から、フィリピン、台湾を経て日本の南西諸島沿岸域[5][要検証 – ノート]。最も寒い時期の海水表面温度が約19℃以上の海域が分布域とされる。
本種は本来、南西諸島を分布の北限としていたが、近年では、九州や四国、本州の南岸でも生息が確認されている。これは地球の温暖化が影響していると見られている。まれに、海流に乗り本来の生息海域よりも高緯度の海域で捕獲されることもあり、1920年代に日本海で捕獲された記録も残っている。

Wikipedia

船の中にある水底を見せてくれる窓に黒く長い生き物が!?

え?本物?
ウミヘビ?

当時はアナゴやウナギ、ウツボにアナログで拝読した図鑑の知識で止まっていたので「よくある蛇っぽい見た目にヘビって名付けるジャパニーズおドジネーミング生物じゃない。」
とオキノタユウの昔の名前から先人の科学者に嫌味をいう機会を狙う幼く無知な私でしたが

ウミヘビらしきものを見て「本当に海で蛇が泳いでいる?」

と驚愕。

やはり体験は生でないと実感が得られませんね。
キックボクシング生観戦の時に改めてこの経験をするのですがそれは別の話で。

しかもウミヘビってコブラ科なのか。
前も調べた気がしますが沖縄の軽い異国感には頭が下がります。

ウミヘビも種類が豊富で毒性から生態まで陸の蛇に夢中だった私へ新たな自然の厳しさを教えてくれる存在だと感じました。
アオダイショウは平和で可愛い蛇だったんですね。
けれど気性の荒いシマヘビやヤマカガシに惚れる事があるように、刺激を求めざるを得ない私の好みか人の本能か定かではないですが罪作りだ。

結局、あの生物が本当にウミヘビかは分からずじまいです。

旅行余談:

タコライスを沖縄で食べて

「めちゃくちゃ美味しいけどタコがない。」

と当時はタコライスの味による中毒性と無知ゆえの負の落ちなさによってプラマイゼロでした。

あとで調べたら「タコス」という意味でやっと「タコはないのね。そしてタコス美味しいじゃない。」そう感じてタコライスを食べようと思いましたがガパオライスのガーリック風味に浮気し、最終的に目玉焼きとシャウエッセンのウィンナー丼が美味しいだなんて現金かつシンプルになった献立にした事もあったっけ。

ソーキそばがずば抜けて美味しかったので他の場所でも食べに行ったのですが作り手が違うのか沖縄限定だったのか美味しかったけれど違う印象を受けた事があります。

それでも沖縄料理はまた食べたいですね。

※ウミヘビはイラブ酒で見る羽目になりました。
それが一番怖いかな。
沖縄は陸も素敵でしたね。
またその事も記事に致します。

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