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丸呑みせしハナガサクラゲ

※個人の感想です。
昔、ある小説で知ったクラゲについて。
淡水クラゲ。
淡水は海と違って人と馴染みやすいからか色々と悪影響を受けてしまっている気がします。

ハナガサクラゲは学名をOlindias formosaといい、本州中部から九州にかけての沿岸に分布しています。傘の直径は10~15cmで、花笠のような綺麗な模様が特徴の美麗種です。
続いて、巨大な種類や毒の強い種類をご紹介します。
ハナガサクラゲ(花笠水母)はヒドロ虫綱淡水クラゲ目のクラゲの一種。 本州中部から九州沿岸のやや深い海に春から初夏にかけてみられる。また、日本の反対側のブラジルやアルゼンチンにも分布している。 直径10~15cmの傘の内側に橙色の十文字型の生殖腺が見られ、外側には触手による黒ずんだ縞模様、傘の表面からは短い棒状の触手が飾りの様に生え、その触手先端付近は黄緑や桃色の蛍光色を呈す。種小名のformosaはラテン語で「美しい」という意味であり、その泳ぎの美しさは名前の如く花笠踊りに喩えられる。
人に激痛を感じさせる程の刺胞毒により小魚を捕らえて丸のみしてしまうが、人での死亡例はない。但し、刺胞毒による被害は大きいので触るべきではない。底生性のため海上からその姿をみる事はできないが、底引き網にかかったものが水族館へ持ち込まれることがある。しかし飼育下では餌の魚を自分で食べないため給餌時には水槽から揚げて一匹ずつ引っ繰り返し、口へ餌を押し込んで与えなければならない。昼間は岩場でジッとしていることが多く、触手に小石を持って身体を沈ませる行動をとることもある。紀伊半島では春先に沿岸海面上で採取された事例があり飼育観察の中では触手で小石などに軟着する事が観察され,この動作は水流に流されないためだと思われる。

Wikipedia

今では驚きませんが淡水のクラゲを知った時の喜びやいかに。

調べてみると他のクラゲと違い、カツオノエボシのように魚を刺胞毒で弱らせて丸呑みにするらしい。
その毒は人間だと激痛に感じるとのこと。

毒のないクラゲはいないのでこれだけ力があるクラゲが淡水にいるのは貴重。

自分の話になりますが川も自分は好きで、泳げる時は川でも泳ぎたいと考えています。
いかんせん近くの川は汚れ過ぎているから。
いい川は知ってるのでそこでクラゲを見るよりは水族館で観たい。

山と海と川は様々な意味で迷う場所ですね。

話が逸れかけたので戻しますが、淡水クラゲはある小説で衝撃の展開の布石として登場。
ネタバレになるのでやめておきますが。

ハナガサクラゲ。
水族館でこのクラゲを見て観たい。
魚を捕食するクラゲは実はクラゲではないらしいカツオノエボシは置いておくとして珍しい。
まだ調べ甲斐がありそうです。

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