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心霊玉手匣の思い出
※ネタバレが含まれております。
また、一視聴者の感想ですので詳しくは本編ご視聴を。
心霊玉手匣から十周年となるので思い出を話させていただきます。
製作者、ファンなどの情報と食い違いがありましたら失礼致します。
ご不快でしたらブラウザバック。
心霊玉手匣にハマったのは発売から2年後の2016年。
ほんとうにあった!呪いのビデオで岩澤宏樹監督が担当していた頃が思い出深く笑いもあり、考えさせられることもあった取材風景が忘れられずにレンタル店をさまよっていた時に
心霊玉手匣を見つけてレンタルし、視聴しておりました。
今でこそ両角奈緒を気に入っていますが謎を解明する度に秘密が多く、バイトもバイトだったので「黒幕?」「怪異を操ってる?」とミステリアスでめちゃくちゃ怖かった思い出。
八百比丘尼、またはやおびくにについて知ることが出来たり上園さんや唐澤さんのキャラと取材での優秀な活躍や投稿者のためを良くも悪くも思っている姿勢と残酷な結末が応援したくなる雰囲気でそのまま当時は4巻までだったので見続けておりました。
4巻の終わりは終わりで余韻が残っていてその後の心霊玉手匣が様々な取材を受けているのを想像して楽しんでいたことも。
二〇一四年の販促や制約の多い映画関連のコンテンツの中で心霊玉手匣ほど(当時としては)新しくキャラ寄りに複雑な怪奇とヒューマンドラマ、そして超能力者達と理不尽に怪異に巻き込まれた投稿者と制作陣の悲鳴が忘れられない。
constellationや限定スピンオフを販売、放映当時に楽しんでしばらく個人的なブームは過ぎたのですがそれでも岩澤宏樹監督が関わる作品は何度も見たくなる魅力があり、「心霊グラインドハウス~ねむりめ~」「心霊グラインドハウス~ねむりめ2~」も楽しむことが出来ました。
SNS全盛少し前かつ二〇一〇年代の作品では怪奇現象と移り変わる人間関係の狭間に生きる人々、すぐとなりにひそむ進化し続ける妖怪など気になる点も数多くあり、ただ終盤はどうしても先送りにならざるを得ない不完全燃焼の中で投稿者達の困り事を解決できない度にチーム玉手匣は苦悩とやるせなさを度々口に出すという人間らしさは珍しいのでホラー初心者にオススメ致します。
霊能者両角奈緒は今でこそ人気キャラではあるものの賛否が別れるキャラかもしれませんが彼女の背景も後に明かされ、そして成長物語として話も進みます。
一度見ただけでは分からない謎も多いので気になった方はぜひお手を取り頂けたら幸いです。