オメガルビー・アルファサファイアの想い出と現在までの追記
※個人の過去です。
この記事ネガティブかつ10年も経って出すにはしょっぱいからどうしようか悩みましたが2014年は良いことも悪いことも忘れられないことばかりで清算したく記録します。
オメガルビー・アルファサファイアが好きな方やポケモンファンは戻る矢印、ブラウザバックなどスルー推奨です。
4世代(ダイアモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー)でハマってからバトルフロンティア目当てでルビー・サファイア・エメラルドをクリアし、GBAが当時はもう売却していたのでDSでプレイして厳選も何も出来ず終わったからこそ第5(ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2)、第6世代(X・Y)でモチベが上がって
「グラードン達も最低3V確定か。」
と既に楽しみはあまり対戦をしないプレイヤーであったはずの自分にとっては明後日の方向で楽しみにしておりました。
ぶっちゃけ4世代のヒューマンドラマも味付けが濃い方に感じていたからか第5世代をプレイしNの扱いから
「ポケモンに金八先生の兼末健次郎みたいなのが現れた!」
これは革命的だなと思ってシステム面で思うところはあったもののどっぷりブラック・ホワイトにハマりました。
そして金八先生もレンタルできる範囲は視聴。
第5から第8までは全部観ました。
あれなのかな?
商売的には5作目にダークサイドだけれど実は誰しもが一歩踏み込んだらそのキャラみたいに堕ちていたかもしれない辛い境遇の敵対キャラを出すってプラットフォームがあったのだろうか。
それはさておき第5世代のシナリオやNPCの過激なシナリオから不安はなかったわけではないものの、第6世代は3DSのポケモンということでフラットに楽しめたうえに厳選難易度が下がった状態で伝説ポケモンをゲット出来ると躍起になってました。
当時の感想としてはクリアまではオメガルビーの敵幹部とアルファサファイアの敵幹部の味付けに差を感じつつも両方好きになっていました。
突き抜けたカガリと大人しめな筋肉質のウシオが良い意味でも悪い意味でもリーダー思いでルビー・サファイア・エメラルドの柄の悪さも味があったなあと思うくらいにはアレンジされており
「アルファサファイアの方がいいなあ」
で感想は終わってました。
そこで現れた野生児チックなキャラであり今なお語り継がれるヒガナの登場!!
こちらも日本だと野生児キャラって冷遇されてしまうのです。
漫画だと第二の主人公だったり、狂言回しだったり。
ジャングルの王者しか主人公はあまり知りませんが私はターザンやアマゾネス大好きなので事前情報で
「あ!これヒガナな損する役割だ!」
とは長年の勘が冴えておりました。
今思えばクリア後かつ2010年代で表現規制が厳しく、インターネットの存在もあってシンプルではとっくになくなった時代でもあり、ある意味当時は新しかった野生児チックキャラのヒガナは黒幕かつも う一人の主人公でエピソードデルタのメインを飾るに相応しかったかもしれません。
それは別として私個人としてはこのシーンがどうしても「違う!」しか言えなくてここに再現します。
ヒガナ:シガナぁ、お前もみたいのか。
シガナ(ゴニョニョ):ゴニョ。
ヒガナ:届いてるよね。
シガナァァァァァ!
うろ覚えになってしまっていますがシンプルにお伝えしますとヒガナがゴニョニョに亡くなった大切な人の名前をつけてあまり愛着がなさそうかつ亡くなった人間のシガナに対してポーズも相まって叫ぶシーンがあったのですが
「ゴニョニョは道具なの?」
とそれまでのヒガナの行動と一方的なキャラの濃い 話にあんまり感情移入が当時は出来ませんでした。
性格が悪く、手段を選ばず、協調性がないのは使命を背負っていて正義のぶつかり合いだったと今のご 時世を考えると当時プレイしていた子供達の意見を 聞きたくなるぐらいには段々受け入れかけていますが何とかならなかったのかなぁ。
生々しいの一言。
選ばれし者とは劇中で言われていますが現実は案外 ヒガナみたいな行動が自然かなあ?と他のことで自分も経験してエピソードデルタの話は良くも悪くも ポケモンシナリオということで落ち着きました。
これが東京03の豊本さんかつ周りに飯塚さんや角田さんのコントなら「いつもと違うけど自分は好き」になっていました。
ヒガナは豊本さんが演じるキャラみたいなことをそのままやってしまった上に主人公(プレイヤー)が全部 尻拭いした結果論で終わった上、解決させた後に旅に出ると役満もいいところでした。
後味が笑えないがオチはあるのが全てヒガナの物語でしかなかっただけ。
とはいえ制作陣も、この当時プレイヤーを皮肉っていたのかもしれません。
こちらも対戦のことばかり考えていて4世代みたいに初めてポケモンを楽しめる感覚ではなく、「もう時代に取り残された痛い世代なのかな。」と猛反省。
ヒガナのこととやかく言えない。
ヒガナばかりではなく全体的にリメイクでやるような話ではない現代日本の闇の部分が人間キャラに多く散見されて後に7世代ではっちゃけられている。
ただ!
私もポケモン公式サイトでヒガナの話を再現したアニメがあり、その前から
「新しいものを受け入れたいからヒガナをなんとか好意的にみてオメガルビー・アルファサファイアを楽しめたら人生生きやすいかもしれない。」
厳選難易度と言ってしまって純粋に楽しめなかった 自分にも非はあるし、せめて当時の子供たちや対象としていた方々に受け入れられていることを祈りながら私もちゃんと変わろうと決意しました。
ですがこの作品がショックでポケモンから離れることに。
システム面や人間とそれ以外の相棒ものなのに三世代から続く伝説のポケモンやら選ばれたヒューマンドラマに疲れてしまっていたのが本音。
現在ではランクマッチと呼ばれている対戦もやったこともないけれども厳選はしていたのにモチベは消え、ヒューマンドラマなら他のコンテンツで楽しむのにとB級が観れないのかもしれないと思うほどに悩んだので距離をとることに。
その後2020年のココとザルード、サトシ達のドラマにDVD買うほど熱意が復活し、ポケモンを2022年にスカーレットバイオレットきっかけに復帰。
ダウンロードコンテンツの値段はともかく時間をさくほどモチベがないなか碧と藍の円盤面白そうで消えてなければクリアはしてあるので続き楽しもうかな。
それと食わず嫌いは良くないので厳選用に近年買ったサブのオメガルビーとアルファサファイアやをクリアしてヒガナと対峙しよう。
そうかもしれません。
あれ?楽しめるかな今後?
不安ばかり募る。
しかしヒガナショックへ寛容になってから趣味が増え、好きなコンテンツも多くなり、好きなコンテンツとも上手な距離をとることを学ぶきっかけになったので
「ヒガナ」は苦手なキャラとして研究対象にし人生の研鑽のためのきっかけを下さった存在に変換致します。
ただ!ただ!
ヒガナの例の生々しい場面が出た時にプレイヤーにしか分からないのをいい事に好き勝手描写されていたかもしれないシーンに対してはにしおかすみこさんが登場する時の曲が脳内に流れて
「うわあぁぁぁぁぁ!ポケモンでこんな…。」
頭抱えたなあ。
個人的に苦すぎる嫌な思い出なのは好きな人には申し訳ない。