【ゴロワーズを吸ったことがあるかい?】
ごきげんよう、野菜入道です。
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突然ですが、皆さんはゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい。
言わずと知れた日本を代表する歌手、ムッシュかまやつこと、故・かまやつひろし氏の名曲『ゴロワーズを吸ったことがあるかい』の歌詞の一文目ですね。
渋い。格好いい。大好きな曲です。
https://open.spotify.com/track/1UOeZZUegiI3Lf0OOa5Unv?si=bXSld_jNRfGVX2wSrxcoJw
ゴロワーズを吸ったことがあるかい / かまやつひろし
さて、私野菜入道は喫煙者なのですが、ゴロワーズというタバコを吸ったことがありません。
先日立ち寄ったタバコ屋のご主人が「これは良いタバコだよ。少し前に廃盤になっちゃったからウチにあるのは貴重な在庫だよ」と教えてくれました。
「そういうことなら吸うっきゃねぇ!!」と勢いよく購入。
今回レビューしてみようと思います。
【ゴロワーズを吸ったことがあるかい?】
というわけで、今回購入したのはこちら
数種類あるうちの、唯一の両切りタイプ。タバコ屋のご主人曰く、両切りが一番旨いそう。
野菜入道は雰囲気を大切にするため、今回はライターではなくマッチを用いての喫煙。
なんかさ、マッチって中々売ってないのね。コンビニ3軒ハシゴしちゃった。
開封
それでは開封してみましょう。
すげ〜!渋(しび)ぃ〜!
ゴロワーズは「黒タバコ」と呼ばれるタバコの一種で、その名の通り葉っぱが黒い。
フィルターがついていない分、短くずんぐりとした箱の外観と相まって、なんとも言えない“玄人感”が漂う。
火をつける前にタバコ本体の匂いを嗅いでみると、鰹節、或いはビーフジャーキーのような深い旨味を感じる。これは期待大。あ〜早く吸いてェ!辛抱たまらん!!吸おう!!!吸っちまえ!!!!オラ!!!!!
うンまい
うめ〜!なんだこれ!両切りなのに吸いやすい。吸いやすいのに濃厚。濃厚なのにしつこくない。しつこくないのに味わい深い。
さっき感じたジャーキー的旨味が、火をつけてみると燻製っぽさに起因していたことがわかる。副流煙からもなんだか濃厚な香りがする。
タールが10mgと、両切りタバコにしては軽めなのが吸いやすさの理由だろうか。
どれ、もう一本…
う〜ん。歌の通り「吸えば吸うほどサンジェルマン通りの近くを歩いている」気分になる〜。
ヨーロッパの古い街並みをのんびり散歩しているような、ブルジョワジーとはまた違った渋味のあるフランス気(げ)を味わえる。顎の髭に少し白髪が混じった気さえする。
実際は東京の住宅街にどっかりと座しているわけだが。フランスよく知らないし。
兎にも角にもいいタバコであった。
ちなみに両切りタバコと言えば大ロングセラーのピースが有名だが、こちらはよりタールが重く、甘味が強い印象。これもまた旨いんだな。
すげ〜良かったゴロワーズ
さて、いかがだった〜?
昭和の歌とタバコが好きな野菜入道的には大変満足であった。
既に日本での新規販売が終了しているのと、元々置いている店自体が少なかったのもあって中々お目にかかれないとは思うが、出会った際は是非試してみていただきたい。逸品だよ。
それではまた。
〜オマケ〜
脂っこいものを食べた後のタバコは5割増しで旨い。油そばを食べた後にゴロワーズを吸ってみたら馬鹿みたいに旨くて構成作家みたいな顔になっちゃった。
弊入道は煙管も少し嗜むので、翌朝試してみた。
煙が冷える分、より味が醸された気がして、これはこれで旨い。